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知らなきゃ損?LINEの「ひとりグループ機能」が便利すぎる!みんなの使い方を聞いてみた【本日のお気に入り】

LINEの「ひとりグループ機能」って知ってますか? 複数人で会話する時に使うあの「グループトーク」を、実は「メンバーが自分1人だけ」でも作れちゃう!というものです。好きなタイトルで、何個でもグループを作れるので、メモに&日記にと大活躍!

正確には、LINEのオフィシャルな機能というより、「グループトークはこんな使い方もできちゃうよ」的な裏ワザ……といったところでしょうか。筆者の友人&同僚たちの、個性的な活用方法もご紹介! きっとあなたも、試したくなるはずです。

「ひとりグループ」の作り方

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まずは「ひとりグループ」の作成方法から。と言っても、やり方は至って簡単で、普通のグループを作るときとほとんど変わりません。

まずは、トーク一覧の画面の右上にある「フキダシ」のマークをタップ。グループを作る際に表示される「友だちを選択」の画面で誰も選ばずに「次へ」を選択して、グループ名を入力すれば、自分だけのグループの出来上がり!

1:トーク一覧の画面から、「フキダシ」のマークをタップし、グループを選択。
2:友だちを誰も追加せず、「次へ」をタップ。
3:グループ名を決めて、「作成」をタップすれば完成です!

ここが好き!「ひとりグループ機能」5つの推しポイント

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このLINEの「ひとりグループ」、心からオススメしたい理由が5つあります。筆者の実際の使用方法と合わせてご紹介します!

1:手元のスマホで気軽に書ける

気づいたときに、ササッとメモ! 1人のグループなので、誰からも既読はつきません。

筆者は紙にメモしたり日記を書くのも大好きなのですが、紙には大きな弱点があります。それは「取り出すのに時間がかかる」こと。

電車の中や、家事の合間など、ふと思ったことを「あとでメモしよう」と思っても、すぐに忘れてしまって「何を書こうとしてたんだっけ??」とモヤモヤすることがしょっちゅうあります。

その点、スマホはいつも手元にありますよね。しかもLINEアプリなら毎日使うので、探す手間もゼロ。だから習慣化しやすいんです!

2:画像も入れられる

買い物メモもスマホで撮影して、1人グループへ追加できます。

もちろん、LINEなので画像も入れられます。といっても、自分のスマホの中にある画像を追加しているだけなので、写真フォルダの元データを消してしまわない限り、「ダウンロード期限切れ」を心配する必要もありません!

買い物メモを紙に書いて持って行ったり、冷蔵庫のホワイトボードに買いたメモを写真に撮ったり……。この方法なら、バッグやスマホの写真フォルダから、苦労してメモを探し出さなくて済むんです。

使い終わったら「削除」も可能! 画像やコメントを長押しして、ゴミ箱マークをタップすれば、表示されなくなりますよ。

3:用途別にいくつも作れる

ちなみに、画像の「やることリスト」のように、よく使うものを一番上に固定することも可能。固定したい項目を右にスワイプして、「ピン留め」のマークをタップするだけ!

やることリスト、家計管理、日記、アイディア帳……メモしたいことって、色々ありますよね。

でも大丈夫! 「ひとりグループ」なら、何個でも作り放題。筆者は20個ほどのグループを作っていて、そのうち旅行の計画や家計管理などは奥さんと共有しています。(共有しているなら「ひとりグループ」じゃないじゃん!というツッコミが聞こえてきそうですが……笑)

ポイントは、他のLINEに埋もれてしまうのを防ぐため、グループのタイトルに共通の目印をつけておくこと。筆者の場合、必ずタイトルに「★」をつけているので、「★」と入力するだけで全ての「ひとりグループ」が一覧で表示されます。

4:簡単にキーワードで検索できる

読んだ本や見た映画、誰とどこに出かけたか、などをメモしておくのもオススメ! 筆者は最近、懐かしのドラ映画にハマっているので、「ドラえもん」と検索するとこのように一覧が出てきます。

LINEに書くメモならではの、便利な機能が「検索」! 「ひとりグループ」に書いたメモも全て検索できるので、キーワードで探せば、過去の記録がまとめて表示されます。

メモした日付がわかるのも嬉しいポイント。記憶を辿る際にも、心強い情報源です。この時期の自分は、こんなことを考えていたんだな~なんて振り返るきっかけにも。

5:テキスト化して送れる

設定画面の下の方にある「トーク履歴を送信」を選択。テキストファイルなので、容量が軽いのも嬉しいポイント。

LINEには、トーク履歴をテキスト化して送る機能があるってご存じでしたか?

トーク画面の右上の、漢字の「三」のようなマークをタップすると、グループの詳細の画面が表示されます。そこから、一番下の「設定」を選び、さらに設定ページの下部にある「トーク履歴を送信」を選択。

メールやメッセージなどで、トーク履歴のテキストファイルを送信することができるんです!(※画像は送れません。)「ひとりグループ」に書いたメモを印刷したい時や、まとめて送りたいときにも、この方法ならスムーズです。

個性あふれる活用アイディア!友だち&同僚4人に聞きました

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「ひとりグループ」は出来ることが幅広いので、使い方もまさに十人十色! 友人や同僚の、個性的な使い方をご紹介します。

●Aさん(30代女性)/まとめて「Keepメモ」でシンプル管理

といいつつ、早速「ひとりグループ」からちょっと外れてしまいますが(笑)、1人目の友人・Aさんは「Keepメモ」派! 実は、「Keepメモ」はもともとLINEに備わっている機能の1つで、まさに「ひとりグループ」のような役割を果たしてくれる自分だけのトークなんです。

「ひとりグループ」のように複数作ることはできないため、様々なジャンルのメモを全部1箇所にまとめて管理したい人に向いています。

Aさんのお仕事は学校の先生。気になった教育関係の記事や、イベントのURLなども「Keepメモ」に残しているんだそう! LINEに貼っておけば、見返したい時にすぐに記事へ飛べるのもいいですね。

※なお、似た名前のサービス「LINE Keep」(残しておきたい動画や画像、リンク、トーク内容などを1GBまで保存できる機能)は2024年8月28日をもって終了予定。ですが、「Keepメモ」はそれ以降も変わらず使用が可能です。

●Tさん(30代男性)/メモや日記、「データの転送」にも活用!

新婚の男性・Tさんは、いろんなアイディアを駆使して、日々の暮らしをうまく整えていくタイプ。自分用の「ひとりグループ」と、夫婦で共有するためのグループを両方活用しています。

ちょっとしたメモやto doに加え、手軽な日記としても活用。見せてもらったところ、入院した期間の日々の記録からコインロッカーの暗証番号まで、さまざまな情報が詰まっていました。(画像のティッシュinジッパー付きバッグのアイディアも素敵! ソフトパックのティッシュよりも、さらにコンパクトに持ち運べますね。)

大事なLINEを送る時の試し打ちにも使えるほか、スマホからPCにデータを移す際にも、「ひとりグループ」を経由すると手軽に送れるんだそう。

さらに、googleカレンダーからLINEに「更新された家族の予定」が自動で送られてくるという設定まで! 「IFTTT」というサービスを使っているとのことなので、気になる方は調べてみてくださいね。

●Cさん(30代女性)/すぐにメモして、「日々の感動」をそのまま保存

Tさんの奥さん・Cさんも、「ひとりグループ」の愛用者。「思わずクスッと笑ってしまったこと」「感動したこと」などを、「誰にも見せない1人のX(旧Twitter)みたいな気持ちで」書き込んでいるんだそう。

ほぼ毎日、寝る前に紙の日記もつけているというCさん。ですが、日記を書く際、「何があったか」は覚えていても、その瞬間の「細かい気持ち」は時間が経つほどあいまいになっていくので、それを忘れないための「ひとりグループ」なんだとか。

「珍しいシチュエーションに遭遇した」「しいたけがあまりに安すぎる」といった、日常のちょっとした「おかしみ(面白さ)」がたくさん貯まっていくので、見返すのも楽しみの一部。今日はどんな面白いものが見つかるかな?と、前向きな気持ちで過ごせそうです。

また、ポジティブなことに限らず、負の感情を落ち着かせる「アンガーマネジメント」にも「ひとりグループ」が大活躍。家や職場でイライラした時にはまず文字にすることで、気持ちがスッキリするだけでなく、「本当に建設的な意見だけピックアップして相手に伝えられる」とのことでした。

●Nさん(50代女性)/体調を「細かく記録」して、振り返れるように

kufura編集部の同僚・Nさんは、「健康管理」のために「ひとりグループ」を使っているんだそう! 日頃の健康状態や、体調を崩した際の症状を逐一メモ

蕁麻疹などは写真でも残しているので、病院で先生に診てもらう際も「もう今は落ち着いたのですが、この日のこの時間帯が特にひどくて……」のように、詳しく説明することができます。

この使い方を聞いて、筆者も早速マネをして体調管理グループを始めました。ダイエットなどの記録にも応用できますね。

「ひとりグループ」に日々気づいたことを記録するようになってから、自分の気持ちや好みがよりクリアになって、暮らしがより豊かになったと感じています。

もし、しっくり来そうかも?と思っていただけたなら、ぜひ一度使ってみてくださいね。

編集部・関口
編集部・関口

音楽&絵本&甘いものが大好きな、一児の父。文具や猫もとても好き。子育てをするなかで、新しいコトやモノに出会えるのが最近の楽しみ。少女まんがや幼児雑誌の編集を経て、2022年秋から『kufura』に。3歳の息子は、シルバニアファミリーとプラレールを溺愛中。

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