送信のタイムリミットは「21時」台?抵抗を感じる時間帯を調査
nullまずは、メッセージを受け取る時間について。
【ママ友から届くLINEなどのメッセージについて、夜、何時以降に届くと「嫌だな」と感じますか?】
17時以降・・・2.5%(2人)
18時以降・・・3.8%(3人)
19時以降・・・2.5%(2人)
20時以降・・・5.0%(4人)
21時以降・・・8.8%(7人)
22時以降・・・22.5%(18人)
23時以降・・・15.0%(12人)
24時以降・・・8.8%(7人)
25時以降・・・2.5%(2人)
26時以降・・・1.3%(1人)
深夜含め、何時に届いても気にならない・・・27.5%(22人)
メッセージが届いて嫌だと感じる時間を調査したところ、「20時以降」から票が増え出し、「22時以降」が最も多いという結果に。仕事や家事がひと段落つき、早めに就寝している人や、プライベートな時間を過ごしている人も多い時間帯ゆえでしょうか。
この結果を見ると、急を要さない連絡であれば21時台までに送っておくのが無難といえそうです。とはいえ、4人に1人は「何時に届いても気にならない」と答えており、性格をよく知っている親密な相手であれば、気にせず送って問題ないという場合もありそう。
次に、自分がメッセージを送る側に立った時の時間について聞きました。
【ママ友に自分がLINEなどのメッセージを送る際、夜、何時までに送るようにしていますか?】
17時まで・・・3.8%(3人)
18時まで・・・1.3%(1人)
19時まで・・・10.0%(8人)
20時まで・・・21.3%(17人)
21時まで・・・30.0%(24人)
22時まで・・・15.0%(12人)
23時まで・・・17.5%(14人)
24時まで・・・1.3%(1人)
25時まで・・・0.0%(0人)
26時まで・・・0.0%(0人)
深夜含め、何時でも気にせず送る・・・0.0%(0人)
自分がメッセージを送る側になった時には、「21時まで」を区切りにしている人が最多となりました。受け取る側としてはOKと答える人がいた「25時」「26時」「深夜」ですが、送る側に立った際の回答はそれぞれ0票となり、送る側のブレーキタイムになっている様子。
送信相手との仲や、連絡の緊急・重要度に合わせて適宜判断していくことが円滑な人付き合いのカギと言えそうです。
送る側/受け取る側、それぞれの「タイムリミット」の理由は?
null【送る側】送信する時間、どう決めている?
「プライベートな時間が欲しいだろうと思うので、邪魔しないように用件は19時までに伝える」(32歳/その他)
「小さい子どもがいると、寝かしつけの時間にLINEが入ると困るだろうから、20時以降は避けている」(40歳/その他)
「家族団欒のひとときを邪魔したくないので、20時までに送る」(42歳/主婦)
「早寝の人もいるので、21時まで」(47歳/その他)
「相手側の育児事情があると思うので、21時までには送る」(25歳/主婦)
人によって時間にバラつきはありますが、どのコメントも“相手への配慮の気持ち“は共通しています。受け取り手の背景を想像し考慮することは、LINE以外のコミュニケーションでも大事なポイントですよね。
特に今回のアンケートでは、「ママ友」へのLINEに限定して聞いているので、自分の家族や、子どものいない友人に送る場合よりも、早めに送信のタイムリミットを設定している人も多いのかもしれません。
【受け取る側】この時間は避けてほしい!と感じる理由
「夕飯時。特に17時以降は、帰宅後の家事が立て込み忙しいので受け取りたくない」(39歳/主婦)
「20時以降は避けて欲しいが、“一緒に遊んで帰ってきた後に子どもに発熱症状が……”など緊急時の報告は、出来るだけ早くもらえたら嬉しい」(40歳/会社員)
「子どもを寝かしつけた後の自分時間を邪魔されたくないので、21時より前に送ってほしい。また、夕方のうちなら余裕を持って返信ができる」(36歳/主婦)
「22時以降の通知はオフに設定しているが、気がついたメッセージに返信しないことに罪悪感を感じてしまうことが多いので、緊急の用件以外は翌日に連絡してもらいたい」(40歳/主婦)
「早いうちに子どもと一緒に寝落ちしていることもあるし、23時を過ぎると自分も寝ているので送ってほしくない」(36歳/主婦)
受け取る時間に関して、送ってきた相手に直接は言いづらい本音がポロポロと。自分が受け取って嫌だと感じる時間にメッセージを入れる必要がある場合には「返信は明日でOKです」など一言添えると良いかもしれませんね。
ママ友とのLINE、中にはこんな失敗エピソードも!
null「やり取りする時間帯」のモヤモヤに加え、ちょっと引きずってしまうような失敗エピソードも集まりました。あるあるのうっかりミスから、今後の人間関係に影響しかねないエピソードまで、何ともリアルな体験談が多数!
「子どもに関する相談事LINEの文面を、子ども本人に読まれて怒られた」(56歳/総務・人事・事務)
「言葉の選び方を間違えた。ママ友からのランチのお誘いメールに“暇な時間が出来てイイね!”と送ってしまい、嫌味や悪い意味合いはなかったのですが相手は不機嫌に。“休みはゆっくり出来るからイイね!”など他の言い方があったと反省」(46歳/技術職)
「登校班のグループLINEを見ていた時に、ちょうど我が子からもLINEが。我が子に送るべき内容をグループLINEの方に誤って送ってしまった」(51歳/主婦)
「愚痴を誤送信。その人の悪口でなくて、本当にほっとしました」(54歳/主婦)
「送ったつもりが送れていなくて、翌日の会話が噛み合わずギクシャク」(37歳/研究・開発)
「翌朝返そうと思いそのまま就寝。返信をそのまま見事に忘れていた」(43歳/主婦)
皆さんもきっと一度は経験のある送り先ミスから、背筋がゾッとするような事故未遂まで……! 指先のタップ1つで送り先を簡単に選択できる分、面と向かっての会話なら起こりそうにないハプニングが起こってしまうのが怖いところ。メッセージの内容にかかわらず、送り先の確認はお忘れなく。これはLINE以外のやり取りでも留意したいポイントですね。
今回のアンケートで、LINEを受け取る時に許容できる時間帯の傾向が明らかになりました。もちろん時間帯への考えには個人差アリ、そして緊急性や相手との間柄にも依るもの。たとえ親しい仲でも、顔が直接見えない分、思わぬすれ違いや勘違いが起こってしまうこともなきにしもあらずです。
「受け取った相手がどう感じるか」を想像できる余裕を持っていけたら良いですね。
三上 六花(みかみ ろっか)。ライター。
美容ジャーナリストのアシスタントを経て独立。持ち前の旺盛な好奇心をアンテナに美容ワールドを探索中。
映画と漫画をこよなく愛し、帰宅後は隙あらば即エンタメタイムの多趣味人。週に15番組ほど聴く、生粋のラジオリスナー。