「別れる」や「嫌い」など離婚につながりそうな言葉
null「若いときの交際と違って、結婚してからはどんなにひどい喧嘩をしても、軽々しく『別れよう』とは言わなくなりました」(51歳/総務・人事・事務)
「夫婦喧嘩をしても、簡単に『別れる』などの言葉は言わないようにしています」(43歳/会社経営・役員)
「最終的に『嫌い』という言葉さえ口にしなければ、夫婦仲は壊れないだろうと思っています」(34歳/その他)
「どんなに腹が立っても、『離婚だ!』などの言葉は安易に口にしないようにしています」(48歳/その他)
「離婚の二文字だけは口に出さないようにしています。性格的に、言ったら離婚が現実になると思うので」(32歳/営業・販売)
やはり結婚したからには、どんな場合でも安易に「離婚」を口に出すのはNGと感じている夫が多いようです。たしかに、離婚という言葉を出しても喧嘩が収まる可能性はゼロだし、状況は逆に悪化するばかり。人によっては、そのまま本当に離婚の方向に話が進んでしまう場合もあるので、夫婦喧嘩中は離婚につながりそうな言葉は禁句といえそうです。
「ブス」や「老けた」など妻の容姿や年齢に関する言葉
null「喧嘩の内容とは関係のない容姿をけなす言葉は、ただの悪口でなんの解決にもならないということを以前学んだので、今は絶対に言わないようにしています」(51歳/その他)
「喧嘩中だとしても、妻の身体的特徴を言葉にするのは卑怯だと思うので、絶対に『ブス』や『デブ』などは言いません」(32歳/その他)
「つい言ってしまいそうになる『老けた』などの言葉。容姿のことはお互い様だし、これを言ったらさらに不機嫌になるのは目に見えています」(57歳/総務・人事・事務)
「年齢に関すること。年上女房なので、本人が気にしている年齢絡みのことは、喧嘩中は特に言わないように気をつけています」(42歳/その他)
夫婦喧嘩中はなんだか無性に腹が立ってきて、喧嘩の内容とは関係のない暴言を吐いてしまう場合もあると思いますが、妻の容姿や年齢に関する言葉は言わないように気をつけているという夫が目立ちました。容姿や年齢に関する言葉は単なる悪口で、妻を傷つけるだけ。絶対言わないように気をつけたいものですね。
妻をバカにしたり、プライドを傷つけるような言葉
null「妻とはいえ価値観や知識の種類は違うので、『そんなこともわからないの?』という言葉は喧嘩中でも絶対に言いません」(43歳/デザイン関係)
「相手を見下したような、『お前に話してもどうせ理解できないから』的な発言には気をつけるようにしています」(57歳/その他)
「例えば、『ほんとバカなやつだな』などの言葉は、口に出したら終わりだと思うので、間違っても妻には言わないようにしています」(43歳/コンピュータ関連以外の技術職)
「ひどい喧嘩をしても、『バカ』や『死ね』といった相手の人格を否定するような言葉や、自分が言われて嫌な言葉は控えるようにしています」(55歳/金融関係)
「役に立たないというニュアンスの言葉は、その人のすべてを全否定する言葉だと思うので、これを言ったら離婚になると思っています」(44歳/公務員)
バカにされたり、プライドを傷つけられて気分のいい人はいないので、喧嘩の際にその類の言葉を妻に絶対に言わないようにしているという夫もかなりいらっしゃいました。「ほんとバカだな」的なフレーズは、普段から軽い気持ちで使っている人もけっこう多いと思いますが、言われたほうは意外とカチンとくるものなので、夫も妻もお互いに気をつけましょう。
専業主婦を軽んずるような言葉
null「家庭内での役割分担は結婚前の二人の合意事項で、今さら妻の稼ぎがないことを責めるのはおかしいと思うので、『だれのおかげで飯が食えているんだ』的な言葉は絶対言いません」(41歳/総務・人事・事務)
「専業主婦で家のことをすべてやってくれている妻に対して、『だれのおかげで生活できているんだ』という言葉は絶対にNGだと思っています」(49歳/研究・開発)
「妻は専業主婦で家事をしっかり頑張ってくれているので、『働いていないくせに』は絶対に言ってはいけない言葉だと思っています」(58歳/営業・販売)
「家事がしっかりできていないときでも、『家事をしないなら仕事をしろ』というような言葉は絶対言わないようにしています」(44歳/総務・人事・事務)
「だれのおかげで生活できていると思っている」などのフレーズを、専業主婦の妻に対して夫が言う場合もあるようですが、妻的にこれは納得いかないと思います。外で仕事をしていなくても、妻は家事育児をきちんと担って夫をサポートしています。喧嘩してどんなに腹が立っていたとしても、夫は日ごろの妻への感謝の気持ちを忘れずにいたいものですね。
昔のことを持ち出したり比較しないようにする
null「昔の喧嘩の原因を今回の喧嘩の原因と関連付けて、妻を全否定することのないよう気を付けています」(51歳/コンサルタント)
「喧嘩中に、昔の喧嘩の原因を蒸し返したりしないように注意しています」(55歳/金融関係)
「喧嘩中は、あくまでも今現在のことについて話をするようにし、以前の過ちや間違いについて言及しないようにしています」(34歳/営業・販売)
「妻を不愉快にさせてしまうので、『昔は優しかったのに』など昔と比べるような言葉は口にしないようにしています」(38歳/コンピュータ関連技術職)
「昔のことを今さら言ってもしょうがないし、言われたほうも気分が悪いと思うので、『昔は〇〇だったのに』的な言葉は言わないようにしています」(39歳/コンピュータ関連以外の技術職)
今の喧嘩の内容と関連していたとしても、昔のことを再度持ち出して妻を責めたりするのはやめておきたいもの。喧嘩中は、あくまでも今現在のことについてのみ話すのが得策でしょう。また、「昔は〇〇だったのに」など、昔と比較されるのはあまり気分のいいものではないですし、今さら言ってもしょうがないことなので、避けたほうが良さそうです。
喧嘩中の妻に対するこんな態度や行動にも要注意
null「喧嘩しても、極力こちらは感情的にならないようにしています」(44歳/その他)
「喧嘩してイラッとしても、舌打ちしたり、妻を睨んだりしないようにしています」(52歳/コンピュータ関連以外の技術職)
「どんなに腹が立っても、暴力は絶対にダメです」(44歳/営業・販売)
「喧嘩しても妻を怖がらせるようなことはしないし、言いません」(59歳/その他)
「大声を出すことで自分の怒りの感情がさらに増幅されてしまうので、とりあえず喧嘩をしたり、腹が立っていても大声は出さないように心がけています」(56歳/公務員)
「喧嘩してどんなにイライラしても、妻のことを無視だけはしないようにしています」(42歳/コンピュータ関連以外の技術職)
言葉だけでなく、喧嘩中は態度や行動にも気をつけるべき点がいろいろとあるようです。感情的にならないようにする、大声を出さないようにするなどを気をつけるだけでも、冷静さを保てるので喧嘩が収まるのも少し早くなりそうですよね。あと、どんなことがあっても暴力は絶対にダメ。また、無視するという行為は、なんの解決にもつながらないのでやめておきましょう。
夫婦喧嘩中に気をつけていることはほかにもいろいろ!
null「今までの生活を後悔しているような、『結婚しなければよかった』などの言葉は口にしないようにしています」(55歳/研究・開発)
「喧嘩しても、『出ていけ』とは絶対言わないようにしています。二人で築いた家庭なのに、こちらが上から目線で出ていけというのは矛盾すると思うので」(59歳/その他)
「話し合いを放棄するのはダメだと思うので、どんなに怒っても妻に対して『勝手にしろ』とは言わないようにしています」(28歳/コンピュータ関連以外の技術職)
「性差別的な『これだから女は~』みたいな発言はよくないと思うので、言わないように気をつけています」(37歳/総務・人事・事務)
「妻の両親や兄弟をけなすような言葉は失礼に当たると思うので、何があっても言わないようにしています」(48歳/その他)
「共働きでさらに妻は帰ってから家事もしているので、喧嘩中に『仕事で疲れている』というようなフレーズは言わないようにしています」(36歳/その他)
ほかにも、妻に言わないようにしている言葉やしないようにしていることは、いろいろある様子。特に多かったのが、結婚を後悔しているような言葉を言わないというもの。これは妻に対してだけでなく、自分に対しても失礼だと思うので、簡単に口にすべきではありませんね。
いかがでしたか? 既婚男性の皆さんは、夫婦喧嘩の際も意外といろいろなことに気をつけているようです。怒りの感情に任せて妻にひどい言葉を投げつけたりしているようでは、状況は悪化するばかり。お互いが必要以上に嫌な気持ちになることなく、問題を解決して仲直りするために、喧嘩の際も最低限のマナーは守りたいものですね。今回は【夫編】をお届けしましたが【妻編】の方もお楽しみに!