まずは謝罪「謝る」
null「すぐに謝る」(39歳/企画・マーケティング)
「謝りたおす」(44歳/公務員)
「素直に自分の悪かったことを認めて、『ごめん』と謝る」(43歳/コンピューター関係)
「『昨日は言いすぎてごめんね』と先に言う」(36歳/公務員)
「悪いと思っていなくても本心ではなくてもとりあえず謝る」(48歳/その他)
「余計なことを言わず、まずこちらが謝る。女性は感情で動く生き物、理屈で丸め込むことは不可能」(41歳/営業・販売)
まずは、何はともあれ「謝る」という意見が多数出ました。ただ、よく見ていくと、自分が悪かったということを認めて謝罪するケースと、とりあえずその場を凌ぐためのものと、両方のケースがあるようです。また、直接謝る以外に、チャット機能を使うという方も。
「LINEで謝る」(35歳/その他)
時代を感じる謝り方とも言えそうですね。また、
「1度スパッと謝って、同じことで何度も謝らない。蒸し返さない」(43歳/総務・人事・事務)
とさっぱりとした謝り方もありました。「謝る」とひと言で言ってもいろんな感情が混ざっていることが読み取れます。みなさんの夫はどんな謝り方をしていますか?
納得いくまで「話し合う」
null「翌日にちゃんと話し合うこと」(39歳/総務・人事・事務)
「笑顔になれるまで話し合う。最後は美味しいものを食べて仲直りする」(31歳/その他)
「子どもたちが寝た後にしっかりとお互いに言いたいこと、思っていることを言い合う。そのあとでお酒を飲んで気分転換をする」(47歳/営業・販売)
「直接話しかけずに、猫をあいだに挟んで会話することで徐々に普段どおりに話せるようになる」(46歳/会社経営・役員)
夫婦とはいえ、元はと言えば「赤の他人」。腹を割って話さなくては意外にも本音がわからない面もあります。こういうところが夫婦の奥深さを感じさせますよね。中には、直接の話し合いを回避し、猫を挟むという裏技的な話し合いをするという方も。お互いが納得いくまで話をした方が良い関係を続けられると考える方が多いようです。
沈黙…「時間に解決してもらう」
null「自然。何もしない」(42歳/その他)
「互いに、そろそろと思うまで、放置する」(46歳/その他)
「自然に任せる」(46歳/コンピュータ関連以外の技術職)
「時間だけが解決してくれる」(48歳/営業・販売)
「何事もなかったかのように過ごす」(47歳/その他)
”夫婦喧嘩は犬も喰わぬ”というように、大抵のことはすぐに解決することなのかもしれません。そういう意味でも、時間に任せる、自然に元に戻るというのは共感できるのかも。また、一晩寝れば万事OKという声も。
「普通に寝る。寝てしまえば大抵のことは忘れてしまうから」(46歳/総務・人事・事務)
ご機嫌をとる「プレゼント・お土産」
null「会社帰りにお土産など買う」(46歳/総務・人事・事務)
「いつもは買わないような洋菓子を買って帰る」(49歳/コンピューター関連技術職)
「妻の好きなシュークリームを買ってきて、一人の時間を与える」(41歳/研究・開発)
「話をよく聞く、花を買って帰る、ケーキを買って帰る」(33歳/研究・開発)
「妻の好きなお菓子や食べ物を買ってくると一緒に食べることになるので、会話する機会ができるから」(47歳/コンピュータ関連以外の技術職)
「何気なくデザートを買って冷蔵庫に入れておく」(49歳/公務員)
このケースの場合「もしかして、まだ怒っているかな〜、悪かったな〜」と思いながら妻の好物を買う夫の姿がなんとなく想像できる気がしませんか?
筆者の夫は大きな喧嘩のあと、普段は寄らないような高級ケーキ店や花屋でプレゼントを買ってくることがあります。そんな時、私は心の中で若干”しめしめ……”と思いながら小さくガッツポーズします。お土産を買ってくるということは、自分も悪かったと思っていることの証でもあるので、プレゼントの品に添えた「ごめん」の一言があれば、もうほとんど解決してしまいそうな気がしますが……皆さんはどうでしょうか?
時間の共有が大事「一緒に行動する」
null「料理を一緒に作る」(39歳/研究・開発)
「一緒に御飯を食べに行く」(48歳/公務員)
「一緒にお風呂にはいる」(46歳/公務員)
「一緒にウォーキングをする。汗と一緒にモヤモヤが抜けていく」(47歳/営業・販売)
同じ時間を共有することによって、なんとなく相手の空気感が伝わってきたり、問題解決につながるケースも。また、2人の同じ趣味があれば、その時間に忘れられることもありそうです。いつもは1人で黙々と作っている料理も、一緒に作ることで新たな発見もできそう。円満解決できそうですね。
オリジナル感たっぷり!我が家の解決法
null「朝早起きして、妻の朝の分担家事を1つ巻き取り、かつコーヒーを入れておく」(36歳/会社経営・役員)
「ぬいぐるみを経由して会話して雰囲気を柔らかくする」(43歳/営業・販売)
「夫婦喧嘩を翌日に持ち越さないというルールを、あらかじめ決めている」(42歳/その他)
「ぐうの音も出ないレベルで部屋の掃除をする。『気分もスッキリしたから』と正直な気持ちを伝える」(43歳/営業・販売)
「ポンと頭を軽く叩く。昔からケンカをした時はそうやって仲直りしてきたし、2人とも仲直りする必要があるのは分かっているので」(46歳/営業・販売)
なるほど〜と思わせられるような解決方法が続々登場しました。喧嘩を持ち越さないというのは、いいルールだと思いますし、コーヒーを入れてもらえたら、許しちゃいたくなるかも⁉︎ こういうルールを夫婦間で作っておくと、何かあった時にも引きずらなくて済むかもしれませんね。
いかがでしたか? 夫が思う尾を引かない喧嘩のルールはじつに様々なようです。とは言っても、中には、
「喧嘩をしたことがないから分からない」(39歳/その他)
「無意味な喧嘩はしない」(42歳/コンピュータ関連技術職)
というように、喧嘩をしないという夫婦もあり、夫婦の数だけ答えがあるのだろうと思いました。みなさんのご家庭はいかがでしょうか? 次回は妻に聞いた喧嘩の解決方法をご紹介します。女性と男性の感じ方の違いも大いにありそうなテーマですので、あわせて読んでみてくださいね!