とにかくあれこれ考えずに「ゆっくり過ごして!」
null産休に入るまでがむしゃらに働いてきたワーママたちは、初めて育休という長い休みに入ると、どうしたらいいかとちょっと戸惑ってしまうこともあるのでしょう。産んでもちゃんと仕事に復帰できるだろうか、これまで積み上げてきたものはちゃんと守っていられるか、保育園は決まるかなど、悩み始めたら本当にキリがないですよね。
そんな戸惑いには、とにかく「ゆったり構えて、ゆっくり過ごして欲しい」というメッセージが沢山見られました。
「あせらずにゆっくり考えましょう」(59歳/総務・人事・事務)
「専業主婦気分を楽しんで」(42歳/公務員)
「ゆっくり楽しんでね」(33歳/その他)
「穏やかに毎日過ごすといい」(57歳/主婦)
「準備や育児とか大変だと思うけど、休めるうちに休もう!」(28歳/営業・販売)
「考えすぎないで自分の好きなことしていいよ」(48歳/営業・販売)
仕事を離れて育休に入ると、これまでの環境がガラリと変わり、これまでの”仕事を中心に生活をしていた自分”との対比をしてしまうことがあるのかもしれません。
でも、母になって、子どもと向き会う時間もとても大切なことの一つ。ゆっくり過ごすことで心にゆとりが生れますし、今しかない時間を過ごすことで、後から振り返ってみても後悔のない時間になるのかもしれません。焦らずにゆっくり過ごして欲しいというメッセージが多く見られました。
今しか向き合えない!「子どもとの貴重な時間」
null「今のうちに子どもにたくさん触れてかわいがってあげてね」(36歳/公務員)
「子どもとたくさんかかわってあげてね」(35歳/主婦)
「もっと子育て楽しんで」(38歳/公務員)
「あっという間に大きくなってしまったから、今を大切に子育てしてね」(53歳/主婦)
「小さい時期はあっという間に終わるから育児を楽しんで!」(48歳/その他)
「仕事に復帰したくてたまらないと思うけれど、今しかないその時を1日1日大切に過ごしてね」(53歳/その他)
「仕事のことが気になるかもしれないけど、今は子ども優先でね」(57歳/総務・人事・事務)
「会社で仕事をしないことは不安かもしれないけれど、今は育児が仕事だよ。育児に専念して大丈夫だよ」(41歳/主婦)
ずっと仕事をしてきたワーママの中には、とにかく仕事から離れることが気になったり、不安を覚えたりする人もいます。でも、「その気持ちは大切にしながらも、子どもとの時間を楽しんで欲しい」というメッセージが印象的でした。
人生のほんの一時、子どもと真正面から向き合う貴重な時間は、子どもの健やかな成長の糧となるのはもちろんのこと、親にとっても、今後の仕事や人生において必ずや役に立つこともあるはず。仕事をしていない時間も、いつか仕事に活かせる時がくるように全力で取り組みたいですね!
「育児と仕事の両立」にアドバイス!
null働くママたちにとって、「仕事と育児の両立」で最初にぶつかるのは「保育園問題」かもしれません。対策を尽くしてみたものの、こればかりは時期が来て、蓋を開けて見ないとわからないという現実もありますよね。希望の園に入れるか入れないかやきもきし、園によっては通勤ルートや生活時間を変えたりと、何かと気をもむ方が多いのは当然ですね。今回のアンケートでも、
「保育園に入れなくても、そのぶん一緒にいられる時間が増えるのは嬉しいことだよ」(36歳/公務員)
「保育園には入れるから今を楽しんで!」(37歳/営業・販売)
という、保育園の入園に関するコメントも上がっていました。
また、育休を経て復帰した先輩ママたちからは、
「3年取って良かったと思う」(44歳/主婦)
「本当の寝不足はこれから、仕事始まるまではとにかく楽しんで! 仕事始まったら大変だよ」(42歳/その他)
「仕事復帰したら大変だから、仕事内容を忘れないように」(30歳/主婦)
「長い目でみたらつらいのはほんのいっとき」(47歳/主婦)
などと、仕事と育児の両立が優しいものではないという意見も聞かれました。また、
「1年間も休むと仕事行くのがつらいよ」(49歳/主婦)
「無理しないで旦那や親を頼ってね」(41歳/主婦)
「夫のしつけも忘れずに」(38歳/その他)
「何とでもなります」(50歳/主婦)
という意見も。自分一人で抱え込まずに、周りにたくさん頼ってみようというメッセージもありました。
「初めての育児、初めての育休」は、仕事において数々のハードルを乗り越えてきた女性にとっても、これまでとは違う種類の、高い壁のように感じてしまうのかもしれません。しかし、それらをクリアしてきた先輩ママたちからは、「心配しすぎないで」という意見が多く、ちょっとホッとするような気持ちになった方も少なくないのではないでしょうか。
これから育休に入る皆さんも、すでに入っているという方も、ぜひ今回の記事も参考に、充実した育休ライフを楽しんでくださいね!