4位:「夫婦水入らずの旅行をしておけばよかった」(10.1%)
null子どもが産まれる前はあちこち身軽に旅行をしていたという方も、子どもが産まれるとこれまで通りというわけにはなかなかいかないもの。具体的には、
「2人の時間がなかなか作れなくなるから」(23歳/総務・人事)
「若くして産んだので、もっといろいろな所へ出かけたりしたかった」(29歳/その他)
という声があがりました。子連れ旅行も楽しいけれど、今度はいつ夫婦2人の旅行ができるかな? 子どもが大学に入ったら? 成人したら?などと、できないことへの憧れが強くなってしまうのかもしれませんね。
同率4位:「計画を持って妊活をすればよかった」(10.1%)
null仕事もちょうど面白くなりはじめたタイミングでの妊娠など、予期せぬ妊娠で驚いた方もいることでしょう。
また、子どもが産まれたことはとても嬉しい一方、保活戦線に巻き込まれ、「保育園に入るには、4月5月生まれが有利」などと言われてびっくりしたり。
最近では、妊娠中から保活をすることが珍しくなくなりました。保活は毎年厳しさを増しています。
親の都合、社会の都合ばかりに合わせて産まれてくるわけにもいきませんが、「計画して妊娠すればよかった……」と思いたくなる瞬間があるのも現実かもしれません。
3位:「資格を取っておけばよかった」(23.9%)
null子どもが産まれると、これまでと同じペースで仕事がしにくくなることが多くなります。
産休明けで復帰をしても時短になったり、残業は受けられなかったりと制限が出てしまうという方も少なくないでしょう。「資格を取っておけばよかった」と回答した人からは、
「再就職に便利だと思う」(47歳/総務・人事)
「仕事に有利」(48歳/コンピューター関連)
という声があがりました。仕事や就職で困った時に「もし、何かの資格を持っていたらちょっとは武器になるかもしれない」と思うことでしょう。
出産後は、育児に家事に仕事に忙しくなり、勉強をする時間はなかなか作りにくいもの。もし出産前だったら……と思ってしまう気持ちはよくわかります。
2位:「特に後悔はない」(29.4%)
null出産後は自分の時間が取りにくいことから、ああしておけばよかった、こうしておけばよかったと思いがちですが、2位の答えはとても潔く、気持ちのいい結果だと感じませんか?
後悔していない理由としては、
「しあわせだから」(43歳/その他)
「今の自分に満足しているから」(48歳/総務・人事)
「楽しんでやっている」(33歳/総務・人事)
「母になったからには、どんなことも受け入れる」そんな肝のすわった回答が、とても清々しい気持ちになりました!
そして1位は……?
1位:「お金を貯めておけばよかった」(43.1%)
null2位に大差をつけてダントツ1位となったのは、とても現実的な「お金の問題」でした。
子どもを育てるには本当にお金がかかるものですよね。「教育資金」は人生の3大資金の1つともいわれ、出費がかさんでいきます。
文部科学省の平成26年度「子供の学習費調査」によると、幼稚園の3歳から高等学校第3学年までの15年間について、各学年の「学習費総額」を単純合計すると、
すべて公立に通った場合では約523万円
すべて私立に通った場合では約1,770万円
という結果になっています。
どんな学校に通うかで差はあるものの、いずれにしても莫大な教育費。
出産前の身軽な時期に少しでもお金を貯めておけたら……と思ってしまうのも無理がありません。具体的には、
「国からの補助が出るとしても、全額は賄えないため」(41歳/主婦)
「育休中はお金が貯まらない」(36歳/その他)
「心がけて貯金しておけば今になって困らなかった」(43歳/総務・人事)
などの意見があり、やはり産まれてからの身動きの取りにくさや、かさむ出費に「貯めておけば……」と思っている意見が多く出ました。
教育費に関しては、これから長い期間かかってくるものなので、今日からでも少しずつ貯める方向に動いて、不安解消につなげていきたいところです。
「出産前にしておけばよかった…」アンケートの結果を見てきましたが、いかがでしょうか?
みなさんはこの結果をどう思いましたか? これからの日々は後悔がないように、前向きにいきたいですね!
【参考】