燻製いらず!の自家製ベーコン
null蕎麦を打ち始めたり燻製をしだしたり。漠然としたイメージだし、そこに性差はないかもしれないけれど、
ある一定の年齢になると、そういう事を始める男性が多い、気がする。
何かしら思う事があるのだろうか……?

わからないけれど、うちの旦那さんも突然、ベーコンを作り始めた。
そしてそのベーコンがとても美味しいので、家族から絶賛の嵐が吹き荒れている。

気をよくした旦那さん、その後もよく作っている。
というわけで今回は、ベーコン作りについて書いてみようと思う。燻製器やスモークチップを使わない、お手軽な方法。



材料は、豚バラ肉・塩麹・紅茶・砂糖だけ。
まずは豚バラ肉のブロックに、下味がつきやすいようフォークで穴をあけていく。
ビニール袋に入れて重さを量り、肉の10%くらいの塩麹を入れてよく揉みこむ。空気が入らないようピタッと口を縛り、冷蔵庫に入れて1晩くらい寝かせておく。
スモークチップの代わりに使うのは、紅茶と砂糖。適当な量で大丈夫、みたい。

焦げやすい塩麹を洗い流しペーパータオル等で水分をふき取った豚バラ肉を、
網の上にのせてオーブンへ投入。

120度に温めたオーブンで90分ほど。
低温でじっくり焼けば完成。

冷めたら食べやすい大きさにスライス。
食べきれない分は冷凍しても。


手作りならではのシンプルな旨味を味わうなら、まずはベーコンのソテー。
一緒に目玉焼きも焼いて。
カリッと焼けたベーコンは、もう、市販には戻れない美味しさ。何よりも手軽。さらにお手頃価格。

パンとヨーグルトを添えたら、休日のちょっと贅沢な朝ごはんに。
普段はパパッと目を通すだけの新聞も、休日はゆっくりじっくり読める。高校生になった娘は、未だに小学生新聞を読んでいる(週1の中高生新聞もとっている)。漫画やクイズがお目当てのようだが、時事問題もわかりやすく書いてあって、大人の私たちが読んでも面白い。
朝ごはんと新聞はセットの我が家。これからもその習慣は変わらないだろう。

さて朝のベーコンが相当に美味しかったので、夜もベーコンを使ったお料理を。
仲良さそうに旦那さんと娘が2人、キッチンに並んで立つ姿が微笑ましい。こういうのがしみじみ、幸せだなって思う。


ジャガイモを茹でて、と、これはもしかして、ジャーマンポテトかな。
ニンニクと炒めた玉ねぎとベーコンを合わせて、さらに炒めたら出来上がり。

ベーコンの旨味がジャガイモに染みこんだジャーマンポテト、とっても美味しかった。
ご馳走様!
除雪はトラクターで!
nullさて日本海側は、ここのところ寒波の影響で雪が降り続く日々。


普段はあまり積雪の無いこの地域も、久しぶりにたっぷり降り積もった。
人力での除雪には限界があるので、ここは農家ならではのトラクター除雪で。長い長いアプローチも、トラクターで除雪すればあっという間。
とはいえ、除雪した側から雪が降り積もるので、しばらくは除雪作業に追われそうです!

愛知県生まれ、千葉(スイカの名産地・富里)育ち。大学卒業後カナダへ。バンクーバー、カムループス、バンフと移り住み、10年間現地の旅行会社で働く。カナダの永住権を取得したにも係わらず、見ず知らずの富山県黒部市で農家に転身。米作りをしながら、旦那とココ(娘)と3人で日々の暮らしを楽しんでいます。黒部の専業米農家『濱田ファーム』はこちら。