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「行かなきゃよかった…」がっかりした日本の観光地はどこ?あの人気観光地も上位に!

夏の旅行シーズンがやってきました! 旅行の楽しさは場所だけで決まるものではないですが、有名な観光地へ行き、「期待したほどではなかった…」なんて思うこともあるかも知れません。

今回『kufura』では20代〜60代の男女455人にアンケートを実施。「あなたがこれまでに訪れて「行かなきゃよかった」とがっかりした観光地を教えてください」と質問をしました。1番回答が多かったのは一体どこでしょうか……?

5位から順にご紹介していきます!

残念だった観光地、5位は「京都府」!・・・16票

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「京都」は「行ってよかった観光地」でも5位にランクインしていますが、残念だった場所としても5位という結果に……!

「人が多くて動きにくい」(30歳/女性/その他)

「とにかくバス混んで乗れない、お土産買えない」(58歳/女性/その他)

「仏閣寺院などの物価は高いし人混みで疲れるだけ」(68歳/男性/デザイン関係)

「観光客が多すぎて、風情が何もない」(46歳/女性/その他)

特定の場所に回答が集中することなく、さまざまな観光名所の名前や京都全体を指す回答が多かったです。

世界の観光地として有名な京都は、人気ゆえに観光客がたくさん! 本アンケートで「京都」をあげた方々は、揃って「人が多い」というのがその理由だとコメントしています。人気観光地ゆえのジレンマですね……!

オーバーツーリズムは問題になっています。※写真はイメージです。

4位は日本の首都「東京都」!・・・19票

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日本の首都、「東京」が残念な4位に! やはり人が多いのが原因でしょうか……? 主に以下の場所に多く票が入っていました。

高尾山

「人が多過ぎるから」(45歳/女性/総務・人事)

「人が多く、山を登るのに不便」(35歳/男性/総務・人事)

「人が多すぎ、登山の恰好しなくても行けるのもなんだか」(66歳/男性/その他)

東京都心部から約1時間ほどの場所にある「高尾山」。アクセスが良いことに加え、2007年にミシュランガイドにて、3つ星の観光地として認定されたことから、その人気はさらに高まっています。

豊かな自然と触れ合うことを求めて登山に行っても都心のように人で混雑していたら、「何のために来たのか……」と思ってしまうのは仕方がありませんね。

気軽に登れる高尾山、とはいえ山ですから装備はきちんと。サンダルなんかで登っちゃダメ。

東京タワー

「こぢんまりしていた」(32歳/女性/主婦)

「あまり景色が良くなかった」(45歳/男性/コンピューター関連以外の技術職)

1958年に開業した高さ333メートルの「東京タワー」。東京のシンボルでもありますが、今は東京スカイツリーなどもあるため、実物を見て驚かない方も多いのかも知れませんね……。

この他にも「原宿」や「秋葉原」、「新宿駅」などの名前があがっていました。票を入れた理由に関しては、「ごちゃごちゃしている」「高い」などの理由が多かったです。

3位は高知県!「はりまや橋」に多くの票が!・・・25票

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残念な25票のうち19票は「はりまや橋」という結果に! 「はりまや橋」とは、江戸時代に「播磨屋(はりまや)」と「櫃屋(ひつや)」が、互いの商店を行き来するために堀に架けられた橋です。

はりまや橋

「橋が物凄く短くてびっくりした」(61歳/男性/営業・販売)

「小さい欄干があるだけで橋ですらなかった」(55歳/男性/コンピューター関連以外の技術職)

「大きな橋を想像していたのですが、5歩くらいで渡り終わるような、小さな小さな橋だったのでびっくりしました」(54歳/女性/その他)

「はりまや橋」は「よさこい節」の一節にも出てくるため多くの人に知られている橋です。そのため高知市の観光名所として有名ですが、現在は実物はコンクリート製であることと、復元されたものは長さ10m程と短いことなどから、北海道の札幌時計台、長崎県のオランダ坂と並び「日本三大がっかり名所」として知られています……。

しかし! 2024年から行われていた復元版の「播磨屋橋」の改修工事が2025年3月に完了し、老朽化していた欄干や床板が美しく生まれ変わりました!名誉挽回につながるかも?

ある意味有名なはりまや橋。

2位は「行ってよかった観光地」1位の「北海道」!・・・58票

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観光地として大人気の「北海道」は、「残念だった観光地」としても2位という結果に! 行く人が多ければ、「残念」という感想を持つ人も増えるのは仕方がないことです。主に「札幌時計台」に票が集中してしまいました。

札幌時計台

「ダサすぎて逆にカメラマンが上手いと思った」(55歳/女性/その他)

「小さくてガッカリした」(30歳/女性/主婦)

「ビルの谷間だった」(61歳/男性/コンピューター関連以外の技術職)

「写真で見るよりめちゃくちゃ小さい」(57歳/男性/営業・販売)

「言われないと気づかないほど小さい」(62歳/女性/主婦)

58票のうち7割弱である38票は「札幌時計台」という結果に。「札幌時計台」は、札幌のシンボルとして親しまれているものです。1878年に北海道大学の前身である札幌農学校の校舎として建設され、日本最古の時計台であり国の重要文化財にも指定されている歴史のある建物。

しかしながら、3位にランクインした「はりまや橋」と共に「日本三大がっかり名所」としても知られています。

写真で見た時のイメージが良いために、実物を見た時にがっかりしてしまうのですね……。写真映えし過ぎるのも困りものです。周りに高い建物が立っているため、それらと比較してとても小さく見えることも、がっかりの理由のひとつと言えます。

「北海道」に関しては、他は票が固まることなくばらけていました。

ビルの建つ街の中心地にぽつんと存在する時計台。建築好きにはたまりませんが……。

1位は「特にない」!!・・・175票

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行って残念だった観光地、ぶっちぎりの1位は「特にない」でした!

「どこも良いイメージ」(64歳/男性/その他)

「どこも楽しく回れたのでない」(45歳/女性/その他)

「どんな場所にも、気付かない歴史があるので、それに気づくか気づかないかはどこまでその場所を調べてるかによるので、安直にがっかりと感じることはない」(52歳/男性/デザイン関係)

「ガッカリしたことはない。事前に調べていくから」(68歳/男性/その他)

「特になし。どこでもそれなりに楽しい」(51歳/女性/営業・販売)

「どこへ行っても何かしら楽しい」という方が多かったです。楽しむか、楽しまないかは自分次第というところもありますよね。みなさん、旅行を楽しんでいらっしゃるようで何よりです。

今年の夏も、思い出に残る旅行になりますように!

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