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「申し訳ないけど、正直困ったお土産」。人形、お守り、謎の調味料… 男女455人に聞きました

友人、同僚、親戚が旅行などの際に買ってきてくれる「お土産」。もらってうれしい、ありがたい、と好意に感謝するお土産がほとんどですが、内心困ってしまうお土産も……。そこで『kufura』では、20〜60代の男女455人に、もらって困ったお土産についてアンケートを行いました。これからのお土産選びの参考にしてみてください!

好みもあるから意外と難しい「食品」

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おまんじゅう。苦手なので食べきれないから」(67歳男性/総務・人事・事務)

甘い物が苦手なのに、いつもお土産が甘い洋菓子で困っています」(67歳男性/その他)

お酒は飲まないのに日本酒をもらった」(61歳男性/その他)

その土地の名物や人気の食べ物は、もらうことが多いお土産。美味しいのは間違いないでしょうが、好き嫌いがある場合はどうしようもありませんね。

魚を丸ごともらったが料理できない」(68歳男性/その他)

車海老を生きたまま貰い困惑した」(58歳男性/その他)

ジビエの肉のかたまり」(45歳男性/金融関係)

「沖縄土産でサーターアンダギーのもとをもらったが、好きじゃないし作るのも面倒くさいので困った。結局作らずに終わった」(33歳女性/主婦)

調理が必要な食品というのも相手を選ぶお土産です……。

一人暮らしなのに、賞味期限の短いお菓子の詰め合わせ」(67歳男性/その他)

「友達にもらったお菓子の量が多くて、困った」(34歳女性/学生・フリーター)

お土産の中身より量が問題になることもしばしばのようです。食べ物をお土産に選ぶ際には、賞味期限、個包装か否か、などをじっくりチェックするのがよいかもしれません。

どこに置いたらいいのか困る「置物・人形」

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趣味の合わない飾り物。置き場に困る」(47歳女性/その他)

先輩や親類などからもらった置物系。場所をとるし埃がたまりやすいので」(60歳女性/その他)

友達に動物園のお土産で大きなぬいぐるみをもらった! 置くところに困った」(26歳女性/その他)

「人形の置物。魂が宿るようで、捨てるに捨てられないし困る」(34歳女性/総務・人事・事務)

「親に貰ったこけし。人形には興味が無くて、でもせっかく買ってきてくれたものだし人形なので捨てづらかった」(58歳女性/その他)

旅行先の有名な建物や伝統工芸品の置物なども定番のお土産なのですが、もらった方はそれに思い入れがない場合も多く、置き場所に困るのも事実。部屋の雰囲気に合わなかったり自分の趣味ではなかったりするとどうしていいか分かりません。

また、顔が付いた人形やぬいぐるみは捨てにくいという気持ちも分かります! そんなこんなの事情を含めて、できれば置物は避けてほしいという人が多くいました。

使い道が難しい…キーホルダーなどの「ご当地アイテム」

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「海外のキーホルダー。趣味に合わないと使いにくい」(59歳女性/主婦)

ご当地キーホルダーをもらっても、思い入れもないから困る……」(50歳男性/その他)

観光地では必ず、地名や名所が入ったキーホルダーやストラップが売っています。自分で旅行をしたときの記念で買うならまだしも、お土産にもらっても困る……という意見が。

ペナント。友人にもらったが、趣味に合わないので困った」(68歳男性/研究・開発)

ペナント。使い道がないので」(46歳男性/その他)

昭和のお土産の大定番、「ペナント」。若い人は知らないかも……? 集めてる人、いましたよね。

申し訳ないけど困惑しちゃうものも…「海外のお土産」

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「海外の得体の知れない健康食品。こういうものに限って高価だったり貴重だったりすることが多くて捨てるに捨てられない」(52歳男性/営業・販売)

「海外のチョコレート。日本製のほうがおいしいと思うことが多い」(47歳男性/その他)

「甥から海外のお土産で貰ったボールペン。日本製のボールペンの方が優秀で使い勝手がよいと思うので正直困った」(60歳男性/会社経営・役員)

「友達にもらったイタリアの調味料。使い方がわからない」(68歳男性/金融関係)

海外のものは、味や品質が普段慣れ親しんでいるものと違うことも多く、戸惑いを生みがち。また、英語ならまだしもその他の言語だと、パッケージに書いてあることが分からず更なる困惑が……。

捨てるにも捨てられないあれこれ

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親戚の新婚旅行のお土産でもらった2人の名前入りのティーカップです。使う度に名前が見えて何となく嫌だし、かといって捨てるのも忍びないので食器棚にずっと置いてあります」(42歳男性/その他)

顔写真入りの皿」(65歳男性/会社経営・役員)

「数珠。神社のものらしいが、粗末にするとバチがあたりそうでこわい」(59歳女性/主婦)

「知り合いが旅先ごとのお守りを買ってきてくれるが、お守りを信じてないので、ずっと引き出しにしまってある」(39歳男性/その他)

「仕事始めの日に部下が初詣に行って、私の分のおみくじを渡された。凶だった」(68歳男性/その他)

結婚した2人の名前入り、顔写真入りの記念品などは、使う度にそれらを目にすることに抵抗が……。また、数珠やお守りなど“神様がらみ”のものは、処分するにも困ってしまいますね。

 

相手の気持ちには感謝しつつも、ちょっと困ることもある旅行のお土産。渡す側も、旅行中の盛り上がりにまかせて購入して、自分でもあとあと「なぜこれを選んだんだろう……?」となることも。

人に渡すお土産を買う際は、よくよく考えて、相手が喜ぶもの、相手が困らないものを選ぶように心がけることが大切なようです。

川崎さちえ
川崎さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイドとして、NHK「あさイチ」、フジテレビ「ノンストップ」などの情報番組に多数出演。『節約の達人 川崎さちえの ポイ活+クーポン+メルカリ スマホでおトク術』(インプレス)などの著書や、記事の執筆も手がける。

2003年、夫が子育てをするために、突然会社を辞める。翌月からの給料が0円になり、家にいながら、しかも空いた時間でできるオークションを開始する。ネットオークション歴20年以上、フリマアプリ歴10年以上の経験で培った独自の効率的な利用方法を発信し、オークションやフリマアプリの魅力を伝えている。

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