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「実家への帰省」時に持参すると便利なアイテムとは?寒さ対策からガジェット、エチケット用品まで

2024年も残すところあと少し。“師走”の文字通り何かと忙しいこの時期に、じんわりとよぎり出す帰省時のパッキング問題。「前の帰省時に何を持っていっていたんだっけ?」と記憶が朧げな人もいるのではないでしょうか? しかし帰った先での「あれが必要だったんだ!」の後悔は先に立たず。

今回『kufura』では、実家への帰省を予定している20代から60代の男女255人に、帰省時に持っていくと便利なものと、その理由を聞きました。あると便利なおなじみのアイテムから「これは!?」と気になる変わり種まで。お忘れ物はありませんか? ぜひ皆さんの帰省準備の参考にしてくださいね。

ある意味生命線!? 充電器やパソコンなどのガジェット製品

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「有線LAN用USBとパソコン。無線LANがない実家でもパソコン作業ができる」(48歳男性/その他)

「スマホの充電器。実家に私のスマホの型に合うものがないから必須です」(49歳女性/総務・人事・事務)

「モバイルバッテリー。両親に日中あちこちに連れ回されるので、持っておくと出先でスマホの充電が少なくなってきても安心」(36歳男性/学生・フリーター)

「コンセントから離れた位置でもスマホを充電できるように延長コード」(45歳女性/デザイン関係)

「小型Wi-Fi。リビングにWi-Fi機器が設置されているが、電波の入りが良くないので、中継機として持参」(29歳男性/学生・フリーター)

最も多く集まったのが、スマホの充電器やパソコン周りのガジェット機器でした。一つ屋根の下、親族が大集合したとしたら、充電器やコンセントは争奪戦状態に。そんな時に、自分の充電器があればひとまず安心と言えるのかもしれません。また、帰省シーズンとはいえ、仕事を抱えたまま実家に戻る人もいますよね。移動先でも快適に作業できる環境の確保も、忘れずに頭に入れておきたいポイントです。

冬場の冷え対策に!防寒対策グッズ

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「足元の冷え対策にスリッパ」(46歳女性/総務・人事・事務)

「カーディガンです。寒い時に部屋の温度を上げてもらうのも気が引けるので、体温調節の羽織は必須」(43歳女性/主婦)

「隙間風が吹き込む実家で寒さをしのげるように、使い捨てカイロは必需品です」(57歳男性/コンピューター関連技術職)

「空調が行き渡りにくい一軒家でかなり寒いので、首を温めるネックウォーマー」(43歳女性/主婦)

続いて多く寄せられたのが、寒さ対策グッズでした。帰省先の地域や天候によっては、普段の暮らしとは一味違う寒さに見舞われることも。羽織ることで体温を調節できるカーディガンが一枚あれば、団欒中に「空調温度を上げてもらう……」なんて気苦労を減らすことができそうです。中には「電気ストーブ。部屋が寒いので、荷物になりますが持ち込みます」(46歳男性/その他)という人もいました。

実家といえど所変わると寝付けない!? 使い慣れた寝具

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「いつも使っている枕。枕が変わると寝れないので」(48歳男性/その他)

「夜間の冷え性対策の電気毛布。ずっと肌身離さず持っています」(45歳女性/その他)

「安眠出来るようにアロマオイル」(57歳女性/主婦)

「お風呂上がりにくつろぎたいので、普段着ている着心地の良いお気に入りのルームウェアを必ず持っていく」(55歳女性/主婦)

持参グッズとしておなじみの、寝具系アイテムも続々と集まりました。例え実家といえど、普段とは異なる環境で「うまく寝付けない……」という人も中にはいるのでは? 枕などリラックスできる安眠グッズも、荷物のキャパシティに余裕があるなら持っていきたいものですよね。

憩いのひとときをさらに楽しく!お菓子やお酒の手土産

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「手土産の甘味。美味しいお菓子があると会話が弾む」(60歳女性/主婦)

「ポチ袋。甥っ子や姪っ子にお小遣いをあげるから」(56歳男性/その他)

「家族が好きな銘柄の酒を持っていくと喜ばれます」(60歳男性/デザイン関係)

帰省といえば、やっぱり手土産! 相手が喜ぶ顔を想像して、お土産を選ぶ一手間も楽しみの一つですよね。大人には甘味やお酒といった手土産が寄せられましたが、子ども向けにお年玉をあげる立場の人もいるのではないでしょうか? どれくらいの金額が妥当か親戚間で事前に相談しておくと、トラブルや小さなモヤモヤを防げるのかも?

化粧品に下着など替えがきかない!? 衛生・エチケット用品

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「着ていたものを持ち帰る用のビニール袋」(49歳女性/主婦)

「自分の肌に合うスキンケアアイテム一式を必ず持参」(29歳女性/主婦)

「歯ブラシです。以前は実家側が使い捨てのものを用意してくれていましたが、環境配慮のために持参するようにしました」(58歳男性/総務・人事・事務)

「使い捨ての紙パンツ。実家とは言え下着を洗ってもらうのは忍びない」(39歳女性/その他)

スキンケアアイテムといった快適に過ごすための衛生周りグッズへのコメントも多々寄せられました。年末や移動の疲れに帰省とイベントごとが続いて、「肌に不調が……」というのも帰省シーズンあるある。そんな場合に備えて、普段通りの使い慣れたスキンケアアイテムを持っていきたいものです。

また、意外な盲点と言えそうなのが、着た服の扱い。洗濯機を借りられるのか、洗濯物を干すスペースに余裕があるかなど、親しき仲にも礼儀あり。勝手知ったる実家でも、事前に確認しておく方がお互いに気持ちよく過ごせるはずです。

その他にはこんなグッズも!

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「実家の猫に飛びつかれるので、多少傷んでも気にならないラフな服を持っていきます」(69歳女性/主婦)

「BOXティッシュ。アレルギーがあり、鼻をかむたびに大量に消費してしまうので」(53歳男性/総務・人事・事務)

「雪かきを手伝うために除雪グッズ。肌着の替えも多めに持って行きます」(59歳男性/営業・販売)

「保冷バッグ。帰りに必ずと言っていいほど何か頂き物があるから」(60歳女性/主婦)

 

充電器や防寒グッズといったテッパンのアイテムの他には、ちょっとユニークな意見もありました。BOXティッシュや雪かきに備えた肌着を持ち込むといった、帰省先の相手方に負担をかけないようにする気遣いも忘れてはいけませんね。

今回は、実家への帰省時にあると便利なアイテムをお届けしました。年末年始のシーズンを控え、何かとバタバタする今。この記事を読んで「あ、あれも持っていくんだった!」なんて気づきがありますように!

それでは素敵な年末年始をお過ごしください!

三上 六花
三上 六花

三上 六花(みかみ ろっか)。ライター。

美容ジャーナリストのアシスタントを経て独立。持ち前の旺盛な好奇心をアンテナに美容ワールドを探索中。

映画と漫画をこよなく愛し、帰宅後は隙あらば即エンタメタイムの多趣味人。週に15番組ほど聴く、生粋のラジオリスナー。

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