「はい、チーズ」
null「昔からの掛け声で使い慣れているので、今も『はい、チーズ』です」(19歳/その他)
「一般的な『はい、チーズ』です。定番なのでわかりやすいし、だれからも違和感を持たれることがなくていいと思います」(26歳/企画・マーケティング)
「古いとわかっていても、つい『はい、チーズ』と言ってしまいます」(39歳/主婦)
「何か変わった掛け声をと思っていても、ついクセで毎回『はい、チーズ』と言ってしまいます」(45歳/総務・人事・事務)
「定番の『はい、チーズ』です。それ以外はなんとなく気恥ずかしい感じがして、ちょっと言いづらいです」(49歳/主婦)
「私たち世代の定番『はい、チーズ』です。この掛け声なら、だれもがアルカイックスマイルになれます」(67歳/その他)
「いつも声かけは、『はい、チーズ』ですね」(72歳/主婦)
いちばん多かった掛け声は、「はい、チーズ」でした。なんとなく古い感じがすると思っている人も中にはいるようですが、昔からの習慣、使い慣れている、だれにでもわかりやすいなどの理由により、多くの人たちが今も使っている様子。年代による使用差も特にないようで、10代から70代の幅広い年齢層の人たちが、この掛け声で写真を撮っているようです。
「はい、ポーズ」
null「古いかもしれませんが、今も『はい、ポーズ』のままですね」(43歳/営業・販売)
「なんとなくクセで『はい、ポーズ』と言っています」(49歳/その他)
「普通に『はい、ポーズ』ですね」(65歳/主婦)
「違和感のない『はい、ポーズ』です」(83歳/総務・人事・事務)
昔から使われている「はい、ポーズ」の掛け声で写真を撮るという人もいましたが、人数的にはそれほど多くはなく、若い世代よりは年配の世代で使っている人が目立ちました。「はい、チーズ」よりは言いやすいという人もいるものの、「ポーズ」という言葉に恥ずかしさや古さを感じている人も多く、昔に比べて今はあまり使われていないようです。
「いちたすいちは?(1+1は?)」
null「小学生のときに先生に『いちたすいちは?』で写真を撮られてから、ずっと使っています。『に~』と答えると自然と笑顔になるのがいいです」(19歳/学生・フリーター)
「自然と口角が上がるように、『いちたすいちは?』『に~』の掛け声です」(34歳/その他)
「なんとなく、いつも『いちたすいちは?』『に~』ですね」(44歳/営業・販売)
「やっぱり、『いちたすいちは?』『に~』がいちばん自然な笑顔が作れる感じがするので、よく使っています」(53歳/主婦)
「皆が『に~』とニッコリできるように、『いちたすいちは?』です」(72歳/主婦)
「いちたすいちは?」の掛け声を使っているという人も、意外とたくさんいました。「に~」と答えるときに口角が上がって自然な笑顔になれるので、ステキな写真を撮ることができる様子。若い人だけでなく、50代、60代、70代などの年齢層でもこの掛け声を使っている人が目立ちました。
「撮るよ~」「撮りま~す」
null「シンプルに『撮るよ~』としか言わないです」(24歳/主婦)
「恥ずかしくて『はい、チーズ』が言えないので、『撮りま~す、せーの』と言っています」(22歳/その他)
「いちばん無難だと思うので、『はい、撮りま~す』ですね」(39歳/主婦)
「定番の『はい、チーズ』はなんか古臭い感じがするので、普通に『撮るよ~』と言って撮ります」(49歳/その他)
「変わった掛け声はせずに、『撮るよ~』で撮ります」(58歳/その他)
「普通に『撮りま~す』でシャッターを押します」(61歳/主婦)
「撮るよ~」「撮りま~す」というような、シンプルな掛け声で写真を撮る人も。すごく無難な掛け声なので、だれでも言いやすく、定番の「はい、チーズ」が古臭い、恥ずかしいと感じている人たちにも人気のようです。
「いくよ~」「いきま~す」
null「普通に『いくよ~。せーの』ですね」(34歳/その他)
「いつも『はい、いくよ~』でカシャっと撮る感じです」(37歳/総務・人事・事務)
「ほかの掛け声は恥ずかしいので、『いきま~す、はい』だけです」(37歳/その他)
「定番の『はい、チーズ』や『はい、ポーズ』は恥ずかしいし、古臭い感じがして嫌なので、普通に『いくよ~、せーの』です」(42歳/主婦)
「掛け声はオーソドックスに、『はい、いきま~す』です」(54歳/総務・人事・事務)
「普通に『いくよ~』ですね」(66歳/主婦)
「いくよ~」「いきま~す」も、普通に言いやすいので使っている人がけっこう多いようです。ただ、「撮ります」などと同様に、シャッターを押すタイミングが撮られる側はわかりづらいので、「いくよ~」のあとに「せーの」や「はい」などの言葉を付け足したほうがいいかもしれませんね。
「3、2、1(さん、にー、いち)」
null「シャッターを押すタイミングがわかりやすいほうがいいと思うので、『3、2、1』で撮ります」(28歳/コンピュータ関連技術職)
「昔から、『3、2、1』と言っています」(32歳/その他)
「人に写真を頼まれたときでも丁寧だし、タイミングがわかりやすいかなと思うので、『3、2、1』で撮ります」(35歳/主婦)
「いちばんシャッターのタイミングがわかりやすいと思うので、『3、2、1』とカウントして撮っています」(40歳/主婦)
「タイミングが合うように、『3、2、1』のカウントダウンです」(48歳/その他)
シャッターを押すタイミングがわかりやすいように、「3、2、1」とカウントダウンして写真を撮る人も。これならうっかりだれかが横をむいたり、目をつぶったりするのを防ぐことができそうですよね。なお、「家族が昔から言っていたので、今も『1、2、3』です」(38歳/営業・販売)というような、逆バージョンでカウントする人もいました。
「チーズ」以外の食べ物の名前を使った掛け声も
null「保育園で定番だった『レモンティー』という掛け声をときどき使います」(32歳/その他)
「よく使うのは、『はい、キムチ~』か『はい、コアラのマーチ』です」(31歳/総務・人事・事務)
「自然な笑顔になるとテレビで紹介されていたので、『キムチ~』と言っています」(45歳/主婦)
「自然と笑顔になる『タラバガニ~』です」(47歳/営業・販売)
「最後の『キー』で口角が上がるように、掛け声は『はい、ウイスキー』です」(46歳/その他)
「よく使うのは、『はい、バター』。えっ、チーズじゃないのという笑いがこみあげて、皆が自然な笑顔になれます」(39歳/その他)
「仙台出身なので、名産品の『ずんだもち~』が定番です」(55歳/総務・人事・事務)
定番の「はい、チーズ」以外にも、食べ物の名前を使った掛け声がいろいろありました。そこそこ認知度のある「キムチ」や「ウイスキー」のほかに、「レモンティー」や「タラバガニ」などといったちょっと変わった掛け声も。仙台の「ずんだもち」のように、もしかしたら地域限定の掛け声が日本各地にいろいろとあるかもしれませんね。
「バスガイド~」や「ピース」などほかにもいろいろ!
null「子どもがまだ小さいので、『こっち見て~』と言いながら撮ります」(38歳/主婦)
「普通に『はい、笑って~』で撮っています」(35歳/総務・人事・事務)
「一般的な『はい、チーズ』はちょっと恥ずかしいので、『いっせーのーで』で撮ります」(40歳/金融関係)
「笑顔がかわいくできるので、『バスガイド~』で撮っています」(45歳/総務・人事・事務)
「掛け声というか、普通に『いちばんいい笑顔をくださ~い』というと、みんなが笑顔になってステキな写真が撮れます」(53歳/総務・人事・事務)
「韓流ドラマにハマっている友だちの間では、必ず『ハナ、トゥル、セッ(1、2、3)』の韓国語の掛け声で撮ります」(55歳/主婦)
「いまだに『ピース』ですね」(61歳/その他)
アンケートでは、ほかにもいろいろな掛け声が挙がっていました。「こっち見て~」「笑って~」などの自然な声かけのほか、「バスガイド~」などの変わり種もあるようです。
いかがでしたか? 写真撮影時の掛け声は、昔ながらの「はい、チーズ」が今も変わらず定番の様子。自然な笑顔の写真を撮るためにも、ご紹介した意見を参考に、いつもとはちょっと違う掛け声で家族や友だちを笑わせてみるのもいいかもしれませんね。