母が作ってくれた味にそっくり!昔ながらの硬めプリン。
nullプリンは子どもの頃、「こんなおいしいものが世の中にはあっていいものかしら?」というくらい大好きでした(笑)。母が私たちきょうだいのためによく作ってくれた思い出のおやつでもあります。
「紀ノ国屋」さんの「カスタードプリン」258円(税込)は、もう40年以上お客さまに愛され続けているロングセラー商品。
牛乳と卵、お砂糖だけで作られた極シンプルなプリンで、昔懐かしい家庭の味がするプリンです。この“昔懐かしい”というのがとても重要。
今、流行りのプリンと違って過剰なことをせずにあくまでも“王道”でいてくれるので、”母が作ってくれたプリンの味“を思い出すんです。硬めのプリンなので卵と牛乳の旨味もしっかりと感じられ、そこへ最後に来るキャラメルの苦味。このメリハリがとてもおいしく感じます。
卵を食べられなかった日も、このプリンを食べると何だか栄養が取れた気がして安心します。
何しろうちは人の出入りが激しい家ですからね(コロナでずいぶん落ち着きましたが)。お客さまに出すおやつとしても、家族のおやつとしてもいつも冷蔵庫に常備していますよ。
ずっと飽きずに食べられる「ツイストドーナツ」
null子どもの頃、給食で出てきた“ねじりドーナツ”。当時の子どもたちに大人気のメニューで、私も大好きでした。
だから今のおじいさん、おばあさん、“ねじりドーナツ”大好きだと思いますよ(笑)。でも、今はそれほど人気のあるメニューじゃないのかもしれませんね。
パン屋さんに行っても昔ながらのところには置いてありますが、最先端を行くようなおしゃれなパン屋さんに“ねじりドーナツ”はないですものね。
「紀ノ国屋」さんの「ツイストドーナツ」140円(税込)は、子どもの頃に食べた“ねじりドーナツ”を思い出し、買ってみたところ、粉がいいのでしょうか?
口あたりがとても好みで、かつまわりの砂糖がジャリッ!とするところが好きなんです。たまに似たようなものを見つけても生地がパイ生地のようだったりして好みじゃない。
ドーナツという名前で売っていてパイ生地みたいだとがっかりします。その点、噛んでもすぐに元に戻る弾力がある「ツイストドーナツ」は、食べていて飽きないんです。
でもこれをおやつに食べてしまうと夕飯に響くので、ランチに牛乳と一緒にいただいています。
※商品は祐成陽子さんが購入したものです。
【取材協力】
祐成陽子
祐成陽子クッキングアートセミナー校長。
食べること、作ることへの“好き”が高じて、1965年、主婦の経験を生かし、料理教室をスタート。1987年には、日本初のフードコーディネーター養成学校を設立。輩出した生徒数は4,000人超え。卒業生には、タレントで国際薬膳師でもある麻木久仁子さん、人気フードコーディネーターSHIORIさん、料理家のほりえさちこさんなどがいる。