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身近に買える「おせんべい」の中からお気に入りを紹介します【81歳の料理家・祐成陽子さんの、ずっと美味しいモノ】#23

御年81歳でありながら、今だ“おいしいもの”や“料理”への探究心は衰え知らずの料理家・祐成陽子さん。祐成さんに私たち普通のママたちが身近に買えるおいしいものを選んでいただく【料理家・祐成陽子さんの、ずっと美味しいモノ】の連載。今月は祐成さんがお気に入りのおせんべいを紹介します。

おせんべいは“乾いたおにぎり”(笑)。朝食にもいただきます

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私、あまり甘いお菓子は好きじゃないんですね。もちろん食べますが、ケーキかおせんべいか?と聞かれたら、絶対におせんべいを選ぶタイプ。食事も筋金入りのごはん党です。

だからおせんべいは子どもの頃から大好き。虎ノ門の「播磨屋本店」の「朝日あげ」九段下「さかぐち」のおせんべいなど高級なおせんべいも大好きですが、今回はスーパーマーケットやコンビニで買える私のお気に入りをご紹介させていただきます。

ちなみに私は最近、おせんべいを朝食のときも食べています(笑)。

極論を言えばおせんべいは“乾いたおにぎり”(笑)。なのでおせんべいにフルーツと牛乳、ゆで卵を合わせた“朝食セット”を楽しんでいるのです。

簡単に用意できるし、しっかりとエネルギーにもなります。興味があったらやってみてくださいね。

「亀田製菓」の「技のこだ割り 醤油二度づけ濃厚」

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こちら割ってあるおせんべいに醤油を二度づけした濃厚せんべい。まだ新型コロナウイルスが蔓延する前、海外旅行に行けていた頃はこのおせんべいを必ずトランクに入れていました。

しっかりとした醤油味なので外国で醤油味が懐かしくなったとき、何度も助けてもらいました(笑)。緑茶とも相性が良く、“おせんべいらしいおせんべい”でおいしいんです。濃い味が好きな人におすすめです。

「亀田製菓」の「手塩屋 しお味」

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こちらも「亀田製菓」のもの。私にとっておせんべいと言ったらやはり“亀田”。“亀田のおせんべい”は味といい、硬さといいちょうどいい塩梅で好きなのです。

「手塩屋」はだしがが効いていてちょっとほかのおせんべいとは違う、旨味が濃く、深いおせんべい。まわりにもファンの多いおせんべいです。期間限定の味などもありますが、やはり私は元祖しお味がいちばん!

ちなみに最近、通常の「手塩屋」よりも小さく、ひと口サイズになった「小さな手塩屋」というのも売られ始めたようです。このサイズならさっと口に入れられていいですね。

「亀田製菓」の「パリッカ ハーブソルト味」

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そして新たにお気に入りに加わったのが玄米のおせんべい「パリッカ」。これも「亀田製菓」ですね(笑)。玄米って健康のため積極的に取り入れたいですが、自分で炊くとなると面倒で……。

でもそれがおせんべいでとれたら便利ですよね。こちらは玄米が使われたおせんべいで、玄米の香ばしさとハーブの香りがよく合うひと品。薄くてパリッとした食感も軽やかで、ビールのおつまみとしてもおすすめです。食べきりサイズの個包装になっているのもいいんです。

「東あられ本舗」の「鬼揚げ」

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両国にある老舗「東あられ本舗」の「鬼揚げ」はいつもスーパーマーケットの「成城石井」で買っています。

かなり昔からあるロングセラー商品。棒状のせんべい生地を国産の米油で揚げたもの。揚げてあるのでしっかりとコクがあり、がりがりとした歯ごたえも◎。細長いのも丸いおせんべいより食べやすくお気に入り。こちらは自分でも食べますが、ちょっとした手土産にも使います。

 

※商品は祐成陽子さんが購入したものです。


【取材協力】

祐成陽子

祐成陽子クッキングアートセミナー校長。

食べること、作ることへの“好き”が高じて、1965年、主婦の経験を生かし、料理教室をスタート。1987年には、日本初のフードコーディネーター養成学校を設立。輩出した生徒数は4,000人超え。卒業生には、タレントで国際薬膳師でもある麻木久仁子さん、人気フードコーディネーターSHIORIさん、料理家のほりえさちこさんなどがいる。

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