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<レシピ付き>幻の「馬路村のポン酢」赤キャップバージョン【81歳の料理家・祐成陽子さんの、ずっと美味しいモノ】#21

料理家として66年。御年81歳でありながら、今だ“おいしいもの”や“料理”への探究心は衰え知らずの祐成陽子さん。祐成さんに、私たち普通のママたちが身近に買えるおいしいものを選んでいただく【料理家・祐成陽子さんの、ずっと美味しいモノ】の連載。今月はあの“馬路村のポン酢”の赤キャップをご紹介します。

馬路村のポン酢!赤と緑のキャップがあるんです

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皆さん、おいしいポン酢と聞いてどこのものを思い出しますか? さまざまなメーカーが出していますが、この質問をするとかなりの高確率で「馬路村のポン酢!」という答えが返ってきます。

馬路村(うまじむら)のポン酢のふるさとである高知県は、ゆずが特産品。それだけにさまざまなメーカー・ブランドがありますが、その中でもずば抜けた人気を誇るのが馬路村農協のポン酢(商品の名称は『ぽん酢しょうゆ ゆずの村』)。

でも、”馬路村のポン酢“と聞いて、大半の人が”緑のキャップ“のポン酢を思い浮かべると思います。私も5年ほど前まではそうでした。

ところが5年前、経営しているフードコーディネーターのスクールからほど近い、四谷三丁目の『丸正』で赤キャップのものを発見。

緑キャップの約2倍のゆずが使われているという赤キャップ。緑キャップはふたを開けた瞬間、ゆずはもちろんおしょうゆやかつおの香りも感じられるのですが、赤キャップはゆずの香りのパンチがすごいのです。以来、すっかり赤キャップ派になっていまいました。

まだ緑キャップほど取り扱っているスーパーが少ないのですが、見つけたときは2~3本買いだめしています。それでもないときは「馬路村農協」のサイトから娘に取り寄せてもらっています。

ポン酢レシピ:朝食に。「目玉焼きとソーセージのポン酢ごはん」

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鍋に湯豆腐、目玉焼き、オムレツ、フライ、天ぷら、牛丼、チャーハン、餃子、シュウマイ、肉じゃが、納豆……ポン酢のいいところはどんなものにも合うところですよね。

また油分が使われていないので、私はダイエット中などはサラダを食べる際、ドレッシング代わりに使っています。

今、お読みになって「肉じゃがにポン酢?」と思った方もいらっしゃると思います。肉じゃがにポン酢を入れるとさっぱりとして、これまた白いごはんによく合うおかずになるんです。

肉じゃがのように味の濃いおかずって、食べているうちに飽きてくることありますよね。そんなとき、“赤キャップポン酢”を入れてみてください。若い方たちの間で流行っている“味変”になって、また違うおいしさを楽しめますよ。

そしてごはんにポン酢をかけてもおいしいんですよ。“酢飯”の“ポン酢バージョン”とでも言えばいいでしょうか。

私は朝ごはんやさっと済ませたいお昼ごはんのときによく作る「目玉焼きとソーセージのポン酢ごはん」

ごはんを器によそい、“赤キャップポン酢”をふりかけます。その上に目玉焼き、焼いたソーセージ、刻んだねぎ、青じそ、みょうがなどの薬味をのせていただきます。これが簡単ながらも絶妙においしいんですよ。
酸味好き・薬味好きの方はぜひ試してみてくださいね。

ポン酢レシピ:箸休めに。「かにかまとクリームチーズのポン酢和え」

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こちらも“混ぜるだけ”の料理なので、あっという間に作れます。箸休めとしてや、ちょっと1品足りないときにお役立てくださいね。

器に食べやすく切ったクリームチーズとかにかま、スプーンですくったアボカド、あれば紫玉ねぎやパクチーも入れ、ポン酢で和えるだけ。クリームチーズとアボカドのこっくり感が“赤キャップポン酢”とよく合うひと品です。

いかがでしたか、“馬路村のポン酢”赤キャップバージョン。なかなか手に入らないからこそ、見つけたときは私のように“買いだめ”してくださいね(笑)。

 

※商品は祐成陽子さんが購入したものです。


【取材協力】

祐成陽子

祐成陽子クッキングアートセミナー校長。

食べること、作ることへの“好き”が高じて、1965年、主婦の経験を生かし、料理教室をスタート。1987年には、日本初のフードコーディネーター養成学校を設立。輩出した生徒数は4000人超え。卒業生には、タレントで国際薬膳師でもある麻木久仁子さん、人気フードコーディネーターSHIORIさん、料理家のほりえさちこさんなどがいる。

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