自分で作っていたからこそ、この寒天のおいしさがわかるんです!
null今から30年前。転勤族だった夫について熱海に住んでいました。そのときは自分で天草をとって干し、自家製寒天を作っていたんですよ。
この『讃岐屋』の「みつまめ寒天」(スーパーマーケット「丸正」で税込598円で購入)は約1年前に見つけて以来、とても気に入って何度も購入しています。
自分で作っていたからこそわかるのですが、こちらの寒天は“一番だし”ならではの弾力と海藻の風味があります。これが二番だしで作っているともう少し弾力がなくなるのでわかるんですね。
そして大きめに切ってあるところもとても好み。寒天ならではのコシと風味が感じられますよ。何よりもとても品質のいい伊豆産の天草を使っているので、おいしさに間違いがないんです。
「こし餡」549円(税込)と「黒みつ」378円(税込)もいつも一緒に「丸正」で購入しています。同じ『讃岐屋』さんのものです。だけど中でも寒天がとくに人気で、行っても売り切れていることがあるので見つけたらラッキーです。
この『讃岐屋』さん、東京・下落合にお店があるようでぜひコロナが落ち着いたら食べに行ってみたいお店。
5月にもなると夏日のような日も出てきます。そうなると恋しくなる寒天。最近では毎日のように食後のデザートとして食べています。寒天には整腸作用もありますから、美と健康にいいんですよ。
ちなみに私は、あんみつやみつまめについてくる赤えんどう豆が苦手(笑)。ですので代わりに甘納豆を入れていただくんです。甘納豆は東京・四ツ谷にある『米世』の「大納言」。ここのお店の甘納豆は柔らかくて、あんこが足りないときにも入れたりしています。
セットになっているものもありますよ
null私は寒天にしても黒みつにしても自分が好きな配分にしたいので、それぞれをバラで買っていますが、自分で計量や盛りつけをしなくて済む、セット商品もありますよ。こちらは498円(税込)。このセットだと求肥餅がついてきます。
※商品は祐成陽子さんが購入したものです。
【取材協力】
祐成陽子
祐成陽子クッキングアートセミナー校長。
食べること、作ることへの“好き”が高じて、1965年、主婦の経験を生かし、料理教室をスタート。1987年には、日本初のフードコーディネーター養成学校を設立。輩出した生徒数は4,000人超え。卒業生には、タレントで国際薬膳師でもある麻木久仁子さん、人気フードコーディネーターSHIORIさん、料理家のほりえさちこさんなどがいる。