いま多くの人が「パタゴニア」に共感する理由
nullそもそも『パタゴニア』が支持される理由の一つに、地球環境のことを考えたものづくりやアクションがあります。筆者もその一人。だって同じ消費なら、買うことが地球環境にとって前向きな方が気持ちいい!
また、一つの製品をより長く使えるように。高い機能性に加えて、修理などのアフターケアを用意しているところも魅力です。一着買うと、ゆうに数年はお付き合いできてしまうんですよね。もし「まだ着られるけど新しいアイテムがほしいな」となっても、自社で買い取り&セカンドハンド製品の取り扱いも行っているから、前向きに買い替えもできる!
しかも、さまざまなシーンで活躍するから、気がつけば「今日も着ていた(使っていた)」ということも少なくありません。

「ウィメンズ・ベアリー・バギーズ・ショーツ 2½インチ」9,900円(税込)。今季も魅力的なカラーや柄がそろっています。
「一つで多彩なシーンに着られるアイテムは多いです。例えば1982年からつくり続けている“バギーズ・ショーツ”。乾きやすく軽量で、海やプールなどの水辺から、ハイキング、旅、ヨガやランニングなどのスポーツ、そして寝巻きと、これ一つでアクティブに過ごせますよ」とは、広報・ロジャースさん。
その言葉どおり、ビジネスシーンを除き、夏場の筆者は“バギーズ・ショーツ”一択。2着を5年ほど履いていますが、まだまだ現役です。
『パタゴニア』の製品は丈夫で、使えば使うほど愛着が湧き、だんだん相棒のようになっていくのところもいいんですよね。
山に、街に、フェスに。軽やかな14Lのデイパック
null
さて、そんな『パタゴニア』でも人気があるのがバックパック。中でも、背負い心地のよさと機能性で定評のある「テラヴィア・パック」シリーズに仲間入りした「テラヴィア・パック 14L」に注目!
まず驚いたのは軽さ。約471gと、500mlのペットボトル飲料よりも軽いのです。その理由は、70D(デニール)と薄手ながら、頑丈なリサイクル・ナイロン100%素材を使用しているからなのだとか。決して大袈裟ではなく、あれ? 私、背負っているよね?と確認するレベル。

後ろ姿。バンジーコードがよいアクセント。
また、14Lと小ぶりながらチェストベルトがついています。これにより、腰部分で荷重を分散。背負っていて体がラクで、動いてもバッグがブレません。
ぴたりとした背負い心地の一方で、ショルダーベルトと背中が触れるバックパネルはメッシュ素材なのもポイント。汗をかきがちな夏場のムレも回避できそうです。
さらにフロントには、取り外せるバンジーコード付きです。程よく伸縮性があるので、脱いだアウターを挟んだり、荷物が少ないときはバック全体をぎゅっと圧縮することも可能。


全体のつくりはシンプルですが、物の整理に便利なポケット類も充実しています。内ポケット、トップポケット、フェイスポケットに加えて、水筒や折り畳み傘を入れられそうな伸縮性のあるサイドポケットも2つありました。

バッグ下部の外ポケットに入っていて、使うときはシュッと引き出して被せるだけ。
さらにさらに! このバッグの何が熱いって、14Lと気軽に使えるサイズなのにレインカバー付きなことです。
バックパッカーが使うような大容量バックパックには付属している場合もあるレインカバー。とはいえ、たいていは別売り。でも「テラヴィア」シリーズは、全サイズにレインカバーが付属しているのです。

引き出してかぶせるだけ!
そのうえ取り外せるので、雨で濡れたレインカバーだけ乾かすこともできる〜!(拍手)
雨の日って、傘をさしていてもいつのまにかバックパックが濡れています。中の荷物が濡れてしまうことも不安ですし、電車やバスに乗る方は周囲に気をつかいますよね。
そんな小さなストレスもなく、軽やかに背負える「テラヴィア・パック 14L」。ハイキングはもちろん、通勤や通学、子どもと一緒のお出かけ、ヨガやジムの行き帰り、フェス、荷物を背負ってランニングしたいときなんかにも重宝するんじゃないでしょうか。つまり、いろんなシチュエーションで使えそう!
カラーは、ベーシックな「Black」と写真の「Wetland Blue」、そして「Solstice Purple」の3色。筆者はどの色にするか悩み中です。
お出かけや贈り物に「ヒップバッグ」と「日本酒」もいかが?
null

ウエストバッグ人気が高まる昨今、定番人気のアイテムにも改めて注目。
それは 『パタゴニア』のバッグの中でもコンパクトな「テラヴィア・ミニ・ヒップ・パック 1L」です。ストラップが20cm~91cmまで調節でき、ウエストでキュッとしめたり、斜めがけしたり。男女問わず、好みのスタイルで身につけられます。
このバッグがスゴいのは、使用しないときはキーホルダー付きのフロントポケットに本体を収納できるところ。旅先のサブバッグにもよいのでは?
もちろん、リサイクル素材を100%使用。フェアトレード・サーティファイドの工場で縫製しているところにも好感が持てます。


また、毎日の“食べる”という営みから地球のことを考える『パタゴニア プロビジョンズ』にも新たなラインナップが登場します。
一つめは、オリジナル自然酒の「繁土(ハンド) 2024」と「やまもり 2024」のミニサイズです。
蔵に棲みつく微生物を活かし、全量生酛、農薬や化学肥料不使用の米で仕込む『寺田本家』の「繁土(ハンド)」と『仁井田本家』の「やまもり」。キレとコクのある濃醇「繁土(ハンド)」と締まりのあるジューシーな「やまもり」は、両方とも、これまで720mlサイズで紹介されていました。
それを150mlサイズの小瓶に詰めたことで、キャンプに持って行ったり、ちょっとした贈り物にしたり、またお試し用にと、一層気軽に買えるようになりました。

シンプルにクラッカーにのせて。
もう一つが、栄養豊富で地球を修復するムール貝のスパイシーなオイル漬けです。
使われているのは、ガリシアの海で生育されたムール貝。ムール貝は浮遊する植物プランクトンを食べ、 他のエサは不要。また、自身の体内でろ過された水を排出することで、他の多くの海 洋生物のために水質を改善するのだとか。
プリプリとした身はコクがあり、パンチのある味付けに負けていません。しかも深味のある自然酒と、じつに合う……! お酒を嗜む方へ、自然酒と一緒にプレゼントしても喜ばれそうです。
パタゴニアを愛する一人として、うれしい春夏シーズンの始まり。パタゴニア ウェブサイトは2月6日(木)から、パタゴニア直営店は2月20日(木)から展開するとのこと。どうぞその目で、その手で、見て触れて魅力を感じてください!
【取材協力】patagonia

朝ランが日課の編集者・ライター、女児の母。目標は「走れるおばあちゃん」。料理・暮らし・アウトドアなどの企画を編集・執筆しています。インスタグラム→@yuknote