『ワークマン』の「メディヒール(R)」とは?
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「メディヒール(R)(MEDIHEAL)」は、『ワークマン』が展開するリカバリーウエアブランド。25年秋冬商戦の最重点製品と位置付けられている商品の1つです。

リカバリー機能の仕組みはシンプル。体から放出される遠赤外線を、糸や繊維に練り込んだ高純度セラミックスが再び輻射することで、血行促進や疲労回復をサポートします。『ワークマン』はその効果を「まるで温泉に入ったような環境をつくる」と表現しています。
シリーズではこれまでルームウエアが中心でしたが、今季はついに「眠りの環境を整える寝具」として敷きパッドやウォームブランケットが登場。筆者自身、昨年リカバリーウエアを着用して良い実感があったため、今回の新商品にも期待が高まりました。
3週間使ってみて感じた変化
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「メディヒール(R)」シリーズは、血行促進により疲労や筋肉のコリを改善することを目的にした商品です。しかしこのマットは同シリーズのウエアと異なり「一般医療機器」に分類されたものではありません。ただ、メディヒール(R)に使用されている特殊な機能糸は使用されています。
しかし、率直に言えば『ワークマン』の「一般医療機器」に分類されるウエアであっても、翌朝スッキリ目覚めたり、体が驚くほど軽く感じられたりといった劇的な変化はありません。その上、「一般医療機器」に分類されていない商品となると、その効果は、あまり期待できないのでは?と思ってしまいます。
そんな懸念をもちながら、リカバリーウエアにプラスして、今回敷きパッドを併用したのですが、ちょっとした変化がありました。
それは「夜中に目が覚める回数が減った」ということ。これまでは一度目を覚ますと、そのまま朝までが長く感じられたり、眠りが浅くなったりすることがよくありました。しかし、プラスしてパッドを使うようになってからは、夜中に目を覚ますことが少なくなり、眠りが途切れにくくなったのです。
一見するとささやかな変化に思えるかもしれません。ですが、当事者にとって「目が覚めたらもう朝だった」というのは本当に嬉しいこと。毎日のことなので積み重なると大きいなと感じます。
敷きパッドとしての実用性も優秀
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敷きパッドとしての実用性も申し分ありません。
四隅に付いているゴムバンドがしっかりしていて、寝ている間にズレる心配がないのが嬉しいポイントです。厚みもほどよく、洗濯後の扱いやすさも楽でした。
さらに、リバーシブル仕様で、冬はふんわり温かなフランネル面、春夏はピーチ起毛面と、季節を問わず使えるのも大きな魅力です。
筆者は冷感タイプの敷きパッドも『ワークマン』で購入し愛用していますが、耐久性が高く長く使えているため、この「メディヒール(R)」パッドにも安心感があります。やはり「コスパの良さ」は『ワークマン』ならではだと感じます。
「温泉と同じ」じんわり効果
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『ワークマン』が例える「効果は温泉と同じ」という表現は、まさに言い得て妙だと感じます。劇的に体が変わるわけではなく、じわじわと体が整っていくような感覚です。そのため、効果を感じる人、感じにくい人に分かれるかもしれません。
しかし、シングルサイズで1,780円(税込)という価格は、一般的な敷きパッドとしても非常にリーズナブル。毎日の眠りを少しずつサポートしてくれる存在として、価格以上の価値を感じる心強い商品です。
最大の難点は、今年もぶりかえす「品薄」状態
nullただ、魅力的に思える『ワークマン』のリカバリーウエアにも難点が。
『ワークマン』の新製品発表会発売では、販売数を昨年の10倍に増やし「品物がない」という不満の声を解消するというアナウンスがありました。
‥…が、品薄は解消されていません。
販売数を10倍に増やしたのなら、購入もスムーズにできるのではと思い、発売開始日の翌日、商品の取り置きをせずに店舗へ。ところが、行ってみるとシングルサイズの敷きパッドはすでにラスト1枚。あわててカゴに入れました。
その後もメディヒール売り場には次々とお客さんが集まり、棚に商品がないのを見た人が、店員さんに「再入荷はいつですか?」と尋ねる声がちらほら。しかし、返ってくるのは「予定はわかりません」という答え。店舗での状況は、昨年の品薄状態と何ら変わっていないという印象を受けました。
「メディヒール(R)ウォーム敷きパッド」の替えをもう1枚欲しいところですが、今年も入手の難しさは相変わらずのようです。高値で転売されている商品を眺めつつ、再入荷日を待っている状況です。
それゆえに、もし運良く店舗で見つけたら、迷わず即買いすることを強くおすすめします。

窓からスカイツリーが見える東京のハズレ在住のライター。使い方をアレンジできるモノ、楽できるモノが好き。整理収納アドバイザーの資格ホルダー。2022年からNFT沼にどハマり中。Web3の世界を彷徨っています。