「ウール=チクチク」という記憶から抜け出せなかった
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正直に言うと、筆者はウールが苦手です。
子どもの頃、セーターの首元がかゆくて仕方なかった記憶が今でも鮮明に残っています。
そのせいで、ここ何十年も、“ウール”と書かれている服には手を出さずにいました。
そんな筆者ですが、実は昨年密かに試してみていました。
まずは小物からと思い『ワークマン』の「メリノウール靴下」を購入。
その結果、やっぱり「チクチクするじゃないのっ!」と。
「ウール=チクチク」という嫌な記憶の呪縛からは解放されませんでした。
そのことを、今年の新商品発表会の会場で『ワークマン』の担当者にぶつけてみたら、こんな答えが返ってきました。
「靴下は耐久性ももたせなければならないので、混紡もしています。でもこのクルーネックTは、スーパーエクストラファインメリノウール100%。糸が細くて、まったく別物なんです」
なるほど、と思いつつも半信半疑。
でもブランドモノなら高価になってしまう素材の商品が1,900円(税込)。しかも“女性用のクルーネックTが新登場”と聞き、再チャレンジすることにしました。
袖を通した瞬間、「あれ、チクチクしない?」
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初めて着るとき、正直ちょっと身構えました。
「来るぞ、チクチクが……」と。
でも、着てみてびっくり。
あれ? 思ったよりも全然チクチクしない。
むしろ、肌にフィットするような感触です。
メリノウールは、体から出る水蒸気を吸収して熱に変える“吸湿発熱素材”。
さらに、衣服内のムレを軽減して保温してくれるので、あたたかいのに暑くない。
そして数日後、気温がぐっと下がった夜にもう一度着てみたら――
今度はチクチク感がまったく気にならない。
その代わりに、「この薄さでこのぬくもり!?」と驚きました。
薄いのにあたたかい、ムレない、におわない
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薄手のTシャツなのに、十分な暖かさ。
ほどよいフィット感があって動きを妨げないから、家事や通勤時も快適です。
さらにうれしいのが、においが気にならないこと。
アンモニアや酢酸など、においの原因を最大99%カットしてくれるとのこと。
天然素材ならではの抗菌力で、長時間着ても清潔感が続くのは本当にありがたいです。
あまりの快適さに、夫の分も追加購入
nullあまりにも快適で、翌週には夫の分も購入しました。
「薄いのに暖かいって、ゴルフするときにいいな」と。
今冬は、夫婦揃って「ヒートテック」から卒業してしまいそうです。

『ワークマン』の「メリノウール100 クルーネックT」は、これまでウールを避けてきた人にも試してほしい一枚です。
1,900円という価格で、スーパーエクストラファインメリノウール100%。
“薄いのにあたたかい”“ムレない”“におわない”――
この冬、筆者の定番インナーはこれに決まりそうです。
窓からスカイツリーが見える東京のハズレ在住のライター。使い方をアレンジできるモノ、楽できるモノが好き。整理収納アドバイザーの資格ホルダー。2022年からNFT沼にどハマり中。Web3の世界を彷徨っています。













