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北海道の冬季限定スイーツ「SNOWS」2025シーズン販売開始!入手法を詳しく紹介

2021年にデビューした、北海道発・冬季限定スイーツブランド『SNOWS(スノー)』。常設店はなく、オンラインショップと各地でのポップアップストアなどで期間限定で販売され、オンラインではわずか3分で完売、ポップアップストアでは1日最大1000人以上が購入するなど、またたく間に完売してしまうという“幻のお菓子”でもあります。

今シーズンは本州で初出店となるポップアップストアが11月26日(水)から大丸東京店にオープンします。期間は12月9日(火)までの14日間。大丸東京店では『SNOWS』を代表する「スノーサンド」をはじめ、新商品の「とんとんぱらぱら」など様々な商品ラインナップが揃います。今シーズンこそゲットしたい冬限定のお菓子『SNOWS』ブランドを紹介します。

「SNOWS」のこだわりとは?

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日高牧場の冬の様子。

SNOWS』を製造販売している「COC」北海道コンフェクトグループ内の会社です。42年前に誕生した札幌市の洋菓子店「きのとや」をルーツに持ち、日本の酪農家全体のわずか5%という希少な放牧酪農を基盤に、グループは8社8ブランドからなる事業を展開しています。

SNOWS』のお菓子は、北海道日高町の32ヘクタール(東京ドーム約7.5個分)の直営放牧酪農場で搾った牛乳を使用。この牧場では、約80頭の牛がストレスの少ない環境で育てられています。

左が市販の牛乳、右が放牧牛乳で、色や味の濃さがまったく違います。

「放牧酪農では季節により牛乳の品質が大きく変動します。夏はあっさりとした味になりますが、冬は脂肪分をたっぷり蓄え、濃厚で風味豊かなお菓子作りに最高の素材になります。冬に搾乳する牛乳を使用することで、生チョコレートがさらにおいしく優しい味になります。『SNOWS』が冬季限定商品なのは、冬に採れる放牧⽜乳をふんだんに使⽤しているためです」(株式会社COC 代表取締役 北海道コンフェクトグループ代表取締役 長沼真太郎さん)

雪や山を想起させるパッケージデザインには、「山の版画家」と呼ばれる大谷一良さん(2014年逝去)の作品を採用しています。

『SNOWS』ブランド構想時に北海道の冬を象徴するイメージを探す中で、大谷さんの作品「春を待つ日」を見つけて、同作品が道東の斜里町に「北のアルプ美術館」があることを知り長沼代表とデザイナーが訪問。美術館に相談をしたところ、大谷さんの家族から承諾を得て、パッケージに採用されました。

大谷一良さんの作品を使用した冬の北海道らしいパッケージ。

1112日からはオンラインショップと、北のアルプ美術館で、大人気商品「スノーサンド」の「北のアルプ美術館」限定パッケージ(「スノーサンド」白と黒各4個、計8個入 3,024円・税込)も発売されています。

大谷さんの作品「雪の斜里岳」を採用したアルプ美術館コラボパッケージ。

2025シーズンの「SNOWS」ラインナップ

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「スノーサンド」

「スノーサンド」は累計販売2,000万枚突破した、濃厚な放牧牛乳を使用した、新食感の生チョコレートサンドクッキー。直火でひとつひとつはさみ焼きしているラングドシャのカリカリ感と、生チョコレートのなめらかさの両方を実現した、『SNOWS』を代表するお菓子。

生チョコレート、生ホワイトチョコレートの2種類。
5個入(白/黒)各1,080円(税込・以下同)、8個入(白と黒各4個入り)1,998円。オンライン限定で缶パッケージもあります。

新商品「とんとんぱらぱら」

「スノーサンド」のラングドシャクッキーを活かして開発された新商品「とんとんぱらぱら」。繊細に重ねたパイの香ばしさ、ザクザクとしたチョコレートクッキーの食感が楽しめます。キャラメルのほのかな甘みが加わり、パイの香ばしさとチョコレートのコクが口の中に広がります。

商品名は、枯れ木をトントン叩くとパラパラと落ちる樹皮のような冬の森をイメージして命名。見た目も樹皮のようで、食べ応えのあるお菓子です。

1箱4個入 1,566円。
縦に割っても、横に真っ二つに割ってもお好きな食べ方で。思った以上にボリューミー!

「スノーチップス」

「スノーチップス」は2024年発売以来大人気のチップス型のチョコレート菓子。生地に練り込んだチョコレート、チップスに噴霧したチョコレート、最後に粒状のチョコレートをまとわせたトリプルチョコレート構造。

チョコレートをたっぷり練り込んだ生地は極限まで薄くし、独自の揚げ焼き製法で作り上げるサクッとした食感が特徴。口に入れると一気にチョコレートが溶ける上品な口あたりです。発売当初よりも食べ応えを求め、今年は厚みを増した仕様になりました。

チップスと言ってもポテチではありません。
1箱4袋入 1,485円(税込)。

「スノーボール」(黒/赤/ごろり)

冬の放牧牛乳を生クリームに使用し、生チョコレートで包んだふたつの“生”を楽しめる生トリュフチョコが「スノーボール」。工場で作りたてを即時冷凍し、北海道のフレッシュ素材の味を閉じ込めています。

北海道産いちごを使用した「スノーボール 赤」は、2シーズン前のバレンタイン限定で登場。昨年は休止していましたが、リクエストが多数寄せられたことから大丸東京店のポップアップで販売します。

「スノーボール ごろり」は、昨年のバレンタイン時期に登場し話題に。スノーボールにビターチョコレートとアーモンドをコーティングし、スノーボールより一回り大きい贅沢仕様で、外はパリッ、中はフワッ、トロッのトリプル食感が特徴。

「スノーボール 黒」1,728円、「スノーボール 赤」1,998円、共に9個入。「スノーボール ごろり」5個入 2,052円。すべて税込。写真はいちごを加えた「赤」。

「森ノ木 黒」

「森ノ木 黒」は、大谷一良さんの作品「森の見る夢」の木々をモチーフにした3つの形のチョコレート。薄く焼いたクレープ生地を砕いたフィアンティーヌと、ローストアーモンドを細かく刻み、香ばしいパイを混ぜ込んだ、サクサク食感も楽しめるクリスピーチョコレートです。ミルクチョコレートとスイートチョコレートの絶妙なブレンドが楽しめます。

「森ノ木」8本入 1,242円(税込)

「SNOWS」購入方法

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『SNOWS』 販売期間は2025111日~20264月末で。扱うショップは下記の通りです。「すぐに売り切れてしまう!」という印象がありますが、オンラインでは今年は1日当たり各商品2,0003,000箱程度用意しているそうで、販売初日を避ければ、比較的買いやすい状況になっています。

手間と時間をかけた商品が多いため、数に限りはありますが、年々製造数も増え特に新千歳空港では比較的買いやすい状況になっているとか。

 

東京大丸有楽町側(南側)のルイ・ヴィトンのある1階フロアにイベントスペースがあります。

【大丸東京店 SNOWS POP UP STORE

期間:20251126日(水)~2025129日(火)

場所:大丸東京店1階イベントスペース

営業時間:10:0020:00

※期間中の販売方法、その他限定数は大丸東京店のホームページをご覧ください。

大丸東京店 https://www.daimaru.co.jp/tokyo/

【オンラインサイト】
オンラインショップは公式LINE@snows_jp)の友だち登録により購入可能。毎朝10時から販売開始。

【新千歳空港】
新千歳空港内の「ANA FESTA 千歳ロビー店」「JAL PLAZA 新千歳空港出発ロビー店」「スカイショップ小笠原」「スノウショップ出発売店」4店舗で販売。

素材にこだわった、ちょっと贅沢な冬のお菓子「SNOWS」。自分へのご褒美としても、ギフトとしても喜ばれるお菓子なので、比較的入手しやすい今年こそ、ぜひ試してみてはいかがでしょう。

SNOWS公式サイト

 

取材・文/阿部純子

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