もう一度食べたい……懐かしのお菓子やアイス
null「カール。西日本限定はさみしい」(45歳男性/その他)
「カールが関東で買えなくなって一つの時代の終わりを感じた」(57歳男性/その他)
「チェルシーが生産終了したのは本当に残念」(47歳男性/コンピューター関連技術職)
「チェルシー。ヨーグルト味が他で味わえず寂しいです」(40歳女性/その他)
「グリコのメンズポッキー。好きだった」(56歳男性/その他)
「ドロリッチ。よく好きで飲んでいたので残念だった」(36歳男性/コンピューター関連以外の技術職)
「ビエネッタ。ケーキみたいなアイスクリームは子どもの頃の贅沢品だったから」(53歳女性/主婦)
「アイスクリームのビエネッタ。子どもの時にご褒美として食べていて、大人になってからも久しぶりに食べたらおいしかったので、また食べたかった」(46歳女性/その他)
「ポルテというお菓子。冬季限定で毎年楽しみにしてたし本当に美味しかったです」(40歳女性/主婦)
「森永チョコフレーク。子どものころはよく食べていたので、終了したときには寂しさを感じた」(50歳男性/その他)
「桃の天然水。学生の時によく飲んでいたので」(35歳女性/主婦)
子どもの頃から親しんできたお菓子やアイスは、味そのものだけでなく、家族や友達との思い出とも結びついているもの。そのため、なくなってしまうと寂しい気持ちになる人も多いようです。
今回のアンケートで最も多く名前が挙がったのは、スナック菓子の定番「カール」。特に「関東で買えなくなったのが残念」という声が目立ち、世代を超えて根強い人気がうかがえました。ほかにも、ケーキのようなアイス「ビエネッタ」や、若い世代に人気だった「ドロリッチ」など、懐かしい商品が多数挙がり、思い出とともに愛されてきたことが分かります。

毎日使っていたサービスやアプリが消えると、少し困る
null「3Gケータイ。ガラケーの方が安く携帯を持てた」(44歳女性/主婦)
「パソコンのDDR4メモリが生産終了となって値段が高騰していること」(41歳男性/その他)
「Flash。せっかく覚えたのに無駄になった」(50歳男性/デザイン関係)
「魔法のiらんど。中学生くらいのときによく利用していたので、思い出のサービスが終了すると聞いて少し悲しくなった」(30歳女性/その他)
普段からよく利用していたアプリやサービスの終了時には、ちょっと困ったり寂しい気持ちになります。便利さが失われるだけでなく、「あの時こんなことをしていたな」といった思い出や時間まで遠く感じてしまうことも。昔のサービスに費やした時間や思い出があるからこそ、終了のニュースは懐かしさと惜しむ気持ちが入り混じる瞬間になるようです。

乗り物や交通の終了はちょっとした寂しさ
null「JR東海の二階建て新幹線。個室が快適だったんだよね」(68歳男性/その他)
「YAMAHAのマジェスティ。一時代を築いたバイクなので残念」(41歳男性/その他)
「スカイラインGT-Rの生産」(48歳男性/公務員)
快適だった交通手段やバイク、車など、乗り物がなくなるのを惜しむ声もありました。「通勤や旅行でよく使っていた」「デザインが好きだった」など、交通手段といっても思い出や愛着が詰まっているもの。生産終了や運行終了のニュースを聞くと、「あの時代が終わったんだな」とちょっと切ない気持ちになる人も多いようです。

映像やレンタルの終了は思い出も消えてしまうようで寂しい
null「VHSビデオのレンタル」(66歳男性/その他)
「数年前まで生活圏内にTSUTAYAが二つあったがどちらも閉店してしまったのが残念。DVDやコミックを気軽に借りることができて貴重な存在だった」(67歳男性/その他)
「地元のTSUTAYAでのレンタルDVD・CDの終了」(55歳男性/その他)
かつて当たり前だったVHSやDVDのレンタルも、今ではあまり見かけなくなりました。お気に入りの映画を借りにお店へ通ったり、パッケージを手に取って選ぶ時間も楽しかったですよね。今はサブスクで手軽に観られる時代になりましたが、棚の前でどれにしようか迷う時間を思い出したり、便利さの裏でちょっとした寂しさを感じている人もいました。

いつものお店や遊園地がなくなると、生活も少し寂しくなる
null「1,000円未満の焼肉食べ放題」(69歳男性/その他)
「街から銭湯が消えている」(68歳男性/デザイン関係)
「近くの中華料理店がなくなった」(61歳男性/営業・販売)
「近所の天ぷら屋」(46歳男性/その他)
「東京にあった『としまえん』が閉鎖されてしまったのはとても寂しい。女の子と初デートをした思い出の遊園地だったからです」(69歳男性/総務・人事・事務)
いつも行っていた飲食店や銭湯、遊園地などがなくなると、便利さだけでなく、日常の中にあった温かみや楽しさが失われたように感じることもあります。特に、足しげく通っていたお店や、家族、友人との思い出が詰まった場所ほど、閉店や終了のお知らせに寂しさを覚える人が多いようです。「初デートで行った遊園地」や「通っていた銭湯」のように、自分の生活や思い出と深く結びついた場所は、なくなることで時代の一区切りを感じさせる存在になっているのかもしれません。

今回のアンケートからは、サービスや商品、場所の終了には、「思い出」や「日常の習慣」「愛着」といった気持ちが結びついていることが分かりました。
どんなに小さなものでも、毎日の暮らしの一部だったものがなくなると、やっぱりちょっと寂しいものです。でも、時が経てばまた新しいお気に入りや楽しみを見つけることもできるはず。終わりと同時に、次の出会いを楽しみにする気持ちも大切にしたいですね。
エディター/ライター。大学在学時からライターとして活動、気付けばもうすぐフリーライター歴20年。webサイトや書籍の編集・ライティングなどを担当。料理と暮らしまわりの手仕事が趣味。根っからのインドア派だが、3児の母となりアウトドアの楽しさにも目覚めたところ。













