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【ばぁばの「そうめんでおもてなし膳」】94歳の現役料理研究家・鈴木登紀子さん「おけいこの時間」

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東京都武蔵野市の自宅で月に1度、約10日間にわたって「鈴木登紀子料理教室」を開催している“ばぁば”こと鈴木登紀子さん(94才)。その月ごとに、旬の食材を使ったお料理を学びます。

ばぁばが「私の聖地」と呼ぶお台所を舞台に繰り広げられる“お稽古劇場”。今回は、夏の定番であるそうめんに、えびとほたて貝のかき揚げ、旬のなすの油炒りを添えて「おもてなし膳」に仕立てます。

「おそうめんにかき揚げや油炒りを添えるのは、栄養を補うためなのよ」

文月(7月)の「鈴木登紀子料理教室」の献立は、夏野菜をたっぷり使ったお料理とともに、七夕をイメージした献立が供されます。糸のように美しいそうめんは天の川。年に一度の逢瀬に心逸る織姫に思いを寄せています。そして、牛フィレのステーキをたくましく凜々しい彦星に見立てます。

「キンと冷えたおそうめんは暑い夏にホッとしますけれど、これだけではなんだかもの足りない。栄養も足りないのです。

そこで、精進揚げやかき揚げ、油炒りなどをを添えてお出しするの。たくさんでなくていいのよ。大きく口を開けなくていいように、小さめのものをね。お野菜ならお薬味をたっぷり用意して、ぜひ、溶きがらしで召し上がってみてくださいな。ツンとコクのある辛味がよく合いますから。まぐろのお刺身も溶きがらでいただくととってもおいしいのよ」(ばぁば)

文月の献立より

そうめん

えびと帆立の小さなかき揚げ

なすの油炒り

薬味(おろししょうが、みょうが、溶きがらし)

めんつゆ

「えびと帆立の小さなかき揚げ」「めんつゆ」の作り方

「えびと帆立の小さなかき揚げ」

小さなかき揚げにするには、小さめのパイレックスなどの容器を作りたい個数分用意し、それぞれの容器に具材を入れて衣を絡めるのがポイント。これなら衣がダマにならず、大きさも揃ったかき揚げが作れます。

今回は、以前ご紹介した「えびと三つ葉のかき揚げ」に帆立貝を加えています。作り方については、『「えびと三つ葉のかき揚げ」のこしていきたい母の味【93歳・登紀子ばぁばの愛情たっぷりごはん】』#3の動画を参照してください。

 

「そうめん」「めんつゆ」

そうめんとめんつゆの作り方については、『のこしていきたい母の味「めんつゆとおそうめん」【登紀子ばぁばの愛情たっぷりごはん】#2』こちらの動画を参考にしてください。

そうめんは、ゆで上がってからが勝負! 流水の下で“お洗濯するように”ジャブジャブとぬめりが取れるまで洗います。また、ご紹介しているめんつゆは、材料を全部鍋に入れて火にかけるというもの。簡単にできて、冷蔵庫で4~5日は日持ちします。

「なすの油炒り」の作り方

材料(2人分)

なす 2本

サラダ油 大さじ2

 

作り方

(1) なすはさっと洗ってよく水気を拭き取っておく。

(2) へたを落として縦半分に切り、さらに薄切りにする。

(3) 小さめのフライパンを熱してサラダ油を引き、なすを加える。油がよく絡み、しんなりするまで炒める。

(4) 器に盛り、めんつゆにつけながらいただく。

PROFILE

鈴木登紀子(すずきときこ)

日本料理研究家。192311月に青森県八戸市に生まれる。46才で料理研究家としてデビュー。東京・武蔵野市の自宅で料理教室を主宰するかたわら、テレビ、雑誌等で広く活躍。『きょうの料理』(NHKEテレ)への出演は、50年近くになる。『ばぁば92年目の隠し味』(小学館)はじめ著書多数。

【ばぁばのレシピはこちらからも】

ばぁば 92年目の隠し味 幸せを呼ぶ人生レシピ (鈴木 登紀子)小学館

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