豆乳きのこカルボナーラの作り方
null【材料】(2人分)
パスタ(スパゲッティーニ 1.7mm)・・・200g
ベーコン・・・100g
玉ねぎ・・・1/4個
えのき・・・1パック
しめじ・・・1パック
卵黄・・・4個
おろしにんにく・・・1片分
粉チーズ・・・大さじ2(山盛り)
豆乳・・・200cc
エキストラバージンオリーブオイル・・・大さじ2
めんつゆ(3倍濃縮)・・・大さじ1
塩・・・少量
粗挽き黒こしょう・・・適量
※豆乳は調整豆乳を使用しています。無調整タイプでもOKです。
※めんつゆは3倍濃縮を使用しています。濃縮率が異なる場合は、味を見ながら量を調整してください。
※今回は、風味がよく、おいしく仕上がるエキストラバージンオリーブオイルを使用していますが、ない場合はオリーブオイルでもOKです。
【作り方】
(1)ベーコンは短冊切りに、玉ねぎは皮をむき、繊維に沿って薄切りにする。 えのきは石突きを取り3等分に、しめじは石突きを取り半分に切る。
玉ねぎは2mm幅くらいの薄切りにすると、パスタの太さに近いので、フォークで食べる時にパスタと絡みやすくなります。
(2)パスタは表示通りにゆでる。
今回はパスタとソースを絡める時、豆乳が固まるのを防ぐため、長い時間加熱しません。そのため、パスタは通常の表示通りにゆでてOKです。
(3)ボウルに卵黄、おろしにんにく、半量の粉チーズを入れて混ぜる。塩、こしょうを加え、豆乳はダマにならないように少しずつ混ぜる。
カルボナーラのソースは卵黄をたっぷり使っているので、火を入れるとすぐに固まってしまいます。そのため、後から味付けするのは大変。なので、卵黄を混ぜる段階で、塩、こしょう、にんにくなどを加えて、ソースにしっかり味を付けておくのがポイント!
濃度の違う液体を一度に混ぜるとダマになりやすいので、豆乳は2回くらいに分けて少しずつ加えましょう。
(4)フライパンを強火で熱し、オリーブオイルを入れる。中火にして、ベーコンを炒める。脂身が透明になったら、玉ねぎを炒める。玉ねぎがしんなりしたら、しめじ、えのきを炒める。
ベーコン、玉ねぎ、しめじ、えのきの順で炒めます。ベーコンの脂身が透明になってきたら、次の食材を加えましょう。
(5)全体に火が通ったら、めんつゆを加える。ゆで汁50ccを加え、一度火を止める。
ゆで汁を加える時は、めんつゆの濃度と、具材の煮詰まり具合をみながら量を調整してください。火を入れすぎると豆乳が固まりやすくなるので、ソースができたら、パスタがゆであがるまで火を止めておきましょう。
(6)フライパンにパスタを加え、卵黄のソースを回しかける。火をつけて、中火でよく混ぜる。皿に盛り付けて、粉チーズ、こしょうを振って完成。
卵黄のソースを加えた後、沸騰すると豆乳が固まってしまうので注意! 手早く混ぜ合わせ、ソースが全体に絡んだらOKです。粉チーズ、こしょうをたっぷり振っていただきましょう。
早速試食すると、通常のカルボナーラよりもあっさりした味わい。豆乳がよく効いたソースにベーコンやきのこの旨味がしっかり溶け込んで、これは後引くおいしさです。あっさりしているけど物足りなさはなく、食べ応えも満点。なのに、カロリー控えめとあって、女性には嬉しい限りですね!
食物繊維たっぷりのきのこもたくさん摂れるので、家族みんなの昼食や夕食にもおすすめ。いつものカルボナーラに飽きたら、ぜひ試してみてくださいね!
【取材協力】
小野宗隆・・・洋食屋『Bistro Coco 路地裏』のオーナーシェフ。イタリア料理、フランス料理を中心に料理長としてのキャリアを積み上げ、店舗立ち上げやメニュー開発などを多数経験。ソムリエの資格も持つ。
取材・文/岸綾香