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ツナ&納豆の和風パスタ…とろ〜り半熟卵を絡めて召し上がれ! 【プロが教える本格パスタレシピ】

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「ツナ缶」と「納豆」という手軽に使える2品をメインにしたパスタを、イタリアン料理店のシェフ小野宗隆さんに教えてもらいました。

プロの手にかかれば、いつもの食材もおいしく大変身! 半熟の目玉焼きを豪快にのせて、夫や子どもも満足すること間違いなしの食欲をそそる一品です。

ツナ&納豆の和風パスタの作り方

材料(2人分)

パスタ(スパゲッティーニ 1.7mm)・・・2人分

ツナ缶・・・2缶(約200g)

ひき割り納豆・・・1パック

玉ねぎ・・・1/4個

卵・・・2個

にんにく(みじん切り)・・・大さじ1

しょうが(みじん切り)・・・大さじ1

エキストラバージンオリーブオイル・・・大さじ2、小さじ1(卵用)

めんつゆ・・・50cc(2倍濃縮)

水・・・100cc

ごま油・・・大さじ1

塩・・・少量(味付け用)、適量(パスタをゆでる用)

粗挽き黒こしょう・・・少量

パセリ・・・適量

 

※納豆はひき割り納豆を使います。粒が細かいひき割り納豆の方がパスタとよく絡んで味が馴染みます。

※今回は、風味がよく、おいしく仕上がるエキストラバージンオリーブオイルを使用していますが、ない場合はオリーブオイルでもOKです。

※今回は2倍濃縮のめんつゆを使うので、水も用意しておきます。パスタのゆで汁だと薄い塩味がついているので、水で希釈します。濃縮タイプにあわせて、水の量は調整してください。

作り方

(1)しょうがは皮ごとみじん切りにする。にんにくもみじん切りに。玉ねぎは皮をむき、繊維に沿って薄切りにする。

しょうがは「皮ごと使うべき」と小野さん。皮に薬効があるので、むいて捨ててしまうのはもったいないそう。細かいみじん切りにするので、皮の歯触りも気になりません。

にんにくは、みじん切りにしたほうが味と香りがしっかり立ちます。今回は、香りの強い納豆を使うので、みじん切りにしてパンチを出しましょう。

玉ねぎは2mm幅くらいの薄切りにすると、今回使用するパスタの太さに近く、フォークで食べる時にパスタと絡みやすくなりますよ。

(2)フライパンを強火で熱し、オリーブオイルを入れ、にんにく、しょうがを加えて炒める。香りが立ったら、油をざっと切ったツナを入れ、玉ねぎを加えてしんなりするまで炒める。めんつゆを入れ、塩、こしょうで味を調える。

ツナの缶詰はオイルをざっと切ってから加えます。今まではツナやさば、鮭など魚の缶詰を使う時は油分や水分をしっかり切っていましたが、今回はあえてカリカリに炒めないのがポイントなので、缶詰のオイルはしっかり切らずにざっとでOKです。

「カリッと炒めて繊細な魚の旨味を引き出すよりも、今回は組み合わせる材料が納豆という個性の強い食材なので、ツナは油分を残してゴロッと馴染ませた方がバランスよくおいしくまとまります」

と小野さん。なるほど。魚の缶詰は合わせる食材によって、味の引き出し方が違うんですね!

(3)別のフライパンを強火で熱し、オリーブオイルを入れて卵を割る。中火にして約2分おき、黄身の周辺が固まり始めたら火を止めて、余熱で半熟に仕上げる。

そして、ここでプロの半熟卵の作り方を教えてもらいました。まず、フライパンを強火で熱し、オリーブオイルを入れ卵を割ります。ここでスプーンを使って卵の形を軽く整え、フライパンが充分に温まったら中火にして約2分おきます。

「黄身の周辺がじわじわと固まって色が変わってきたら、黄身まで火が入る手前で火を止めるのがポイント。この後は、このままフライパンの上に置いておくだけでOK。余熱で絶妙な半熟具合に仕上がりますよ」

この作り方を覚えておくと、フライパンの余熱でおいしい半熟卵ができあがるので、忙しい朝ごはんの時など、別の作業をしながら作れるので便利ですね。

(4)パスタは表示より1分短めにゆでる。ソースに水100ccを加え、パスタを入れる。ゆで汁も加えて、よく絡める。納豆を入れてよく混ぜ、ごま油を回し入れる。ゆで汁を加えながら水分を調整し、味見をして、必要なら塩、こしょうで味を調える。皿に盛り付け、目玉焼きをのせ、こしょうとパセリを振って完成。

パスタはソースに絡める時間を考慮して、表示より1分短めにゆでます。ゆで汁を加える時は、ソースの煮詰まり具合をみて量を調整してください。

パスタをソースに絡めたら、いよいよ納豆の投入です。納豆は早く入れると香りと粘りが飛んでしまうので、必ず最後のタイミングで入れましょう。豪快に目玉焼きをのせ、こしょうとパセリを振ったら完成です。

店内には納豆の香ばしい香りが漂い、スタッフ一同食欲をそそられます。果たして、どんな味なのでしょうか?

ひと口食べて驚いたのは、素材同士の旨味が仲良くまとまっていること。想像よりも納豆が主張しすぎず、ツナの旨味がまろやかに全体を包み込み、このさりげないハーモニーはさすがプロの技!

さらにアクセントになっている陰の仕事人が、実はしょうが。しょうがのさわやかな風味が、納豆の臭みを消して、パスタ全体をキリリと引き締めます。にんにくもしっかりパンチが効いていて、めんつゆと絡んだ時の旨味の相乗効果は抜群。

そしてお楽しみは半熟の目玉焼き。今にもこぼれそうなとろとろの黄身を崩しながら、パスタと絡めて食べると……もう最高!

 

ツナと納豆は手軽な食材ですが、組み合わせ次第でとってもおいしいごちそうに。食べ応え満点なので、夫や子どもたちも喜ぶこと間違いなし。ぜひ試してみてくださいね!

【取材協力】

小野宗隆・・・洋食屋『Bistro Coco 路地裏』のオーナーシェフ。イタリア料理、フランス料理を中心に料理長としてのキャリアを積み上げ、店舗立ち上げやメニュー開発などを多数経験。ソムリエの資格も持つ。

取材・文/岸綾香

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