ゼリーアイスの作り方
null【材料】(2人分)
・ゼリー・・・2個(約400g)
※ゼリーは何でもOK。今回は果実入りのぶどう味を使用しています。
※こんにゃくゼリーで作るとややしっかりした食感に。ナタデココやアロエが入っている場合は果肉の食感が変化します。特に、ナタデココは凍ると硬くなるので、小さなお子さんにはナタデココ以外がおすすめです。
【用意するもの】
ジッパー付き保存袋・・・1枚
※ジッパー付き保存袋は、冷凍保存用のものを使用してください。
【作り方】
(1)保存袋にゼリーを入れて、軽くもむ。
ゼリーが軽く崩れるくらい、もめばOK。そのままゼリーを凍らせるよりも、このひと手間を行うことで、ゼリーの層に空気が入り、ふわふわした食感に仕上がりますよ。
(2)バットにのせて、冷凍庫で凍らせる。
保存袋の空気を抜いて口を閉じ、平らにしてバットの上に置き、冷凍庫で1時間冷やします。薄い形状にして、熱伝導のよいステンレスのバットの上などに置いて冷やすと、早く凍らせることができます。
(3)1時間経ったら、よくもむ。
途中で冷凍庫から取り出し、よくもむのがポイント。冷凍庫で冷やしっぱなしにするよりも、少し凍ったところでもう一度よくもんで、袋の中で空気に触れている面を変えてあげると、なめらかな口溶けに仕上がります。
(4)もう一度、冷凍庫で1時間凍らせる。
さらに1時間凍らせたら、最後に再度軽くもみます。スプーンでラフにすくって器に盛り付けたら、できあがり! 何種類か作っておき、一緒に盛り合わせると彩りがよく、目にも涼やかです。
普通にゼリーを凍らせるよりも、ふわふわっとした新食感の仕上がりになるのがこのゼリーアイスの最大のポイント。かき氷のようなシャリシャリした食感で、暑い夏にぴったり! 手軽にできるうえ、大人も子供もクセになるおいしさです。
ゼリーは基本何でもOKですが、森崎さんのおすすめは、果肉や果実入りのタイプ。食べ応えがアップして、さらに果実の風味や食感もしっかり楽しめます。何種類か凍らせて、常備しておいてもいいですね。ぜひ、いろいろなバリエーションを試してみてください!
【取材協力】
森崎繭香・・・お菓子・料理研究家。フードコーディネーター。料理教室講師、パティシエを経て、フレンチ、イタリアンの厨房で経験を積み独立。書籍、雑誌、Webへのレシピ提案、テレビやラジオ出演など、幅広く活動中。身近な材料を使った、家庭でも作りやすいレシピが好評。『米粉で作る うれしい和のおやつ』(立東社)など著書多数。http://mayucafe.com
2018年11月に、人も犬もおいしく食べられる無添加のおやつとごはんのオンラインショップ『one’s daily』をオープン。https://onesdaily.com
取材・文/岸綾香