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少し酸っぱくなった野沢菜で「ツナ缶と野沢菜のパスタ」松田美智子の真夜中ごはん#16

冷蔵庫にちょっと酸っぱくなった野沢菜漬けが残っていたら、ツナ缶と合わせてさっとおいしいパスタはいかが?パスタのゆで汁をたっぷり使い、白ワインとナンプラーの風味が食欲をそそるスープパスタは、手早く済ませたいランチや夕食にもぴったりです。

残業で晩ご飯を食べそびれた夜更けに、あるいは子どもたちを寝かしつけてからゆっくりと。そして時には、夫の帰宅を待って「お疲れさま」の晩酌とともに。料理研究家の松田美智子さんから、さっと用意できてしみじみとおいしい1日の“シメごはん”の提案です。

ゆで上がったパスタは湯切りせず、ツナと野沢菜の鍋へ直行

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「このパスタはゆで汁が命。たっぷりのお湯でパスタをゆで、ゆで汁をスープストック代わりにツナと野沢菜をちょっとなじませて、そこにゆでたてパスタを投入します。

ゆでる際に塩をしっかり入れておくので、白ワインとナンプラー以外の調味は不要。白ワインとナンプラーがうま味となって全体をまとめてくれます」(松田さん)

ツナ缶と野沢菜のパスタの作り方

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材料(1〜2人分)

パスタ 150g

にんにく (みじん切り)大さじ1/2

オリーブオイル 大さじ3

野沢菜漬け (みじん切りにして汁気を絞る)1/2カップ

ツナ缶 1/2カップ

白ワイン 大さじ3

水 1.5リットル

塩 大さじ2

パスタのゆで汁 1/2カップ

ナンプラー 小さじ1〜2

白こしょう 少量

  • 好みでパルメザンチーズ

作り方

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大きめの深鍋に水と塩を入れて沸騰させ、パスタを加えてゆで始める。

フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、香りが立ったら野沢菜とツナを加えて炒める。白ワインを加え、塩気を確認してパスタのゆで汁を加える。

少し弱中火でくつくつとさせ、味が落ち着いたところで再度味見をしてナンプラーと白こしょうで味を調える。

アルデンテにゆで上がったパスタを、湯切りせずに野沢菜とツナが入ったフライパンに入れ、30秒〜1分絡める。

スープごと器に盛り付け、好みでおろしたパルメザンチーズをさっと混ぜていただく。

 

動画・写真撮影/鍋島徳恭

 

松田美智子(まつだ みちこ)

1955年東京生まれ。女子美術大学卒業後、料理研究家のホルトハウス房子さんに師事、各国の家庭料理や日本料理を学ぶ。1993年から「松田美智子料理教室」を主宰。テーブルコーディネーター、女子美術大学講師、日本雑穀協会理事も務める。使いやすさにこだわったオリジナル調理ブランド「松田美智子の自在道具」も好評。http://www.m-cooking.com/

 

【松田美智子さんのレシピはこちらからも】

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