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「もやし」レシピ2つ!厚揚げ入りオムレツ&ピリ辛ツナもやしで満腹!【小林まさみ&まさるのお助け食堂#9】

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人気の料理研究家 小林まさみさんと、シニア料理研究家としても活躍する義父でアシスタントの小林まさるさんが、日々の料理の悩みを楽しく解決する連載企画。

今回は、お助け食材の「もやし」を使った、ごはんやお酒が進むイチオシの一品をまさみさん&まさるさんがそれぞれ伝授。安いうえボリュームも満点で、家族みんなが喜ぶメニューです。

シャキシャキもやしに、ふわふわ厚揚げがベストマッチ!

「もやし」は、スーパーで1袋200gで30円くらい。火の通りも早く、味付けもしやすく、とっても便利な食材ですよね。

そこで、今回はもやしたっぷりのガッツリおかずをまさみさんに、お酒が進むスピードおつまみをまさるさんに教えてもらいました。

まずは、まさみさんの「厚揚げもやしオムレツ」からチェック!

【材料】(2人分)

絹厚揚げ・・・1パック(200g)

卵・・・4個

サラダ油・・・大さじ1

もやし・・・1袋(200g)

 

[卵液用]

湯・・・大さじ2

鶏がらスープ(顆粒)・・・小さじ1/2

塩・・・少量

こしょう・・・少量

 

[ソース]

水・・・大さじ1と1/2

しょうゆ・・・大さじ1と1/2

はちみつ・・・大さじ1と1/2

にんにく(すりおろし)・・・少量

赤唐辛子・・・小1本

【作り方】

(1)厚揚げを切る

厚揚げはペーパーで油を拭き取り、3cm角くらいに切ります。

「煮る場合は、お湯で厚揚げの油を取り除きますが、今回は焼くのでペーパーで拭くだけでOK。厚揚げは絹の方がおすすめです」(まさみさん)

(2)厚揚げを焼く

フライパンを熱して油をひかず、厚揚げを中火で焼きます。厚揚げの中が温まるまで、時々返しながらこんがり焼きましょう。

(3)卵液を作る

厚揚げを焼いている間に、オムレツにする卵液を作ります。ボウルに湯、鶏がらスープの素、塩、こしょうを入れてよく混ぜ、卵を割り入れて溶きほぐします。

「鶏がらスープの素は水で溶いてもOKです。その場合は、混ぜたらしばらく置いて、よく溶かしてくださいね」(まさみさん)

(4)卵液と厚揚げを混ぜる

厚揚げがこんがりしてきたら、中まで温まったかどうか竹串を刺してチェック!

「竹串は唇の下部分に当てると、温度を確認しやすいんです。厚揚げに刺した竹串を唇の下に当て、温かかったらOKですよ」(まさみさん)

中まで火が通ったら火を止めて、厚揚げを卵液の中に入れ、軽く混ぜ合わせます。

(5)卵を焼く

フライパンにサラダ油を入れ、強めの中火で熱し、卵液を厚揚げごと入れます。

「この時、“ジュワッ”という音が大事! 卵は周りから固まってくるので、中に卵を入れ込み、半熟になったら、丸く形を整えましょう」(まさみさん)

卵の底が固まるまで中火で焼き、こんがり焼けたら火を止めてひっくり返します。

「フライパンよりひと回り小さめのお皿をオムレツの上に置き、手で押さえながらクルッとひっくり返します。恐れず、勢いよくひっくり返すと上手にできますよ。再度、フライパンに焼けていない面を下にして、戻し入れてください」(まさみさん)

(6)もやしをのせ、弱火で4分蒸す

オムレツの上にさっと洗ったもやしを1袋たっぷりのせ、ふたをして弱火で4分ほど蒸します。4分経ったらふたを外し、もやしに透明感が出たら完成です。

(7)ソースを作る

フライパンを拭いてきれいにし、水、しょうゆ、はちみつ、すりおろしたにんにく、種を除いて輪切りにした赤唐辛子を入れ、火にかけて煮立てます。

「はちみつが入っているので、煮詰まると泡立ってきます。泡が大きくなってとろみがついたらOK! 甘辛いソースが卵と相性抜群なんです」(まさみさん)

(8)できあがり!

オムレツにソースをかけたら完成!

大きなオムレツの上にもやしがどっさりのって、迫力満点! 食べてみると、厚揚げがふわふわで、卵のボリュームを底上げ。ふんわりしたオムレツにシャキシャキのもやしがマッチして、にんにくの利いた甘辛いソースも最高〜。これはごはんが欲しくなる!

実際に自宅でも作ってみたところ、食材を購入するスーパーにも寄りますが、実質約200円くらいでこのボリューム! 工程も簡単で、オムレツをひっくり返すところも、「エイッ!」と勢いよくやったら失敗なくできました。とっても大きかったので、夕食に半分食べて、半分は翌日の朝食のおかずに。お弁当にも良さそうです。ごはんが進む味なので、メインおかずにぴったりでした。

もやし&ツナでパパッと!まさるさんのスピードつまみ

次は、まさるさんがお酒にもごはんにも合う、手軽な一品を教えてくれました。

「友達が飲みにくると、“待て、待て、俺が作るから!”って、これをよく作りました。大事なのはもやしをゆですぎないこと。シャキシャキした食感を残した方がウマイよ!」(まさるさん)

【作り方】

(1)もやしをゆでる

沸騰した湯にもやしを入れ、サッとゆでてすぐに取り出し、ざるにあげて余熱で火を通します。ボウルの湯は捨て、そのまま置いてもやしの粗熱を取りましょう。

「もやしはゆで方が大事! シャキシャキしてなかったらダメ! もやしの色が変わり、透明感が出たらバッチリ。余熱で火を通すと、もやしがシャキシャキになるよ」(まさるさん)

(2)合わせ調味料を作る

ボウルにツナを油ごと入れ、ごま油、酢、しょうゆ、豆板醤を加え、よく混ぜ合わせます。

「ツナは油ごと入れて、コクと旨味を出して。酢でさっぱりさせて、豆板醤で辛味をグッと出すよ!」(まさるさん)

(3)長ねぎを切る

トッピング用の長ねぎを小口切りにします。

(4)もやしと合わせ調味料を和える

もやしの水気をよく拭き取り、合わせ調味料にもやしを入れ、全体が混ざるようによく和えます。

(5)できあがり!

器に盛り、長ねぎをトッピングしたら完成です。

ひと口食べると、もやしがシャキシャキッ! まさに、まさるさんこだわりの食感です。ツナが入っているのでコクが出て、満足感も充分。酢でさっぱりしているのでしつこくなくて、豆板醤を抜けば、子どもも食べられますね。

低価格なもやしは、食べ方次第でいろいろとアレンジでき、かさましできるのでボリュームアップにおすすめ。ぜひごはんに、おつまみに、試してみてくださいね!

【取材協力】

小林まさみ

料理研究家。結婚後、会社勤めをしながら調理師学校に通い、料理研究家を目指し、料理愛好家 平野レミさんのアシスタントなどを経て、独立。誰でも作りやすく、家庭的なアイディアあふれるレシピにファンが多く、テレビや雑誌、書籍、企業のレシピ開発、料理教室など、幅広く活躍。自身のオンラインショップ『台所用品と食「暮らしの仲間」』では、おすすめの台所用品や各地から厳選した食材、小林まさるの瓶詰め『まさる漬け』などを販売。料理本は『切りおき』(小学館)など著書多数。Instagram@kobayashimasami.masaru

小林まさる

昭和8年生まれ。小林まさみの義父。定年後70才から小林まさみの調理アシスタントを務める。78才でシニア料理研究家として活躍。長年料理をしてきた経験から、冷蔵庫の中にある食材でパパッと作るアイディア満点の家庭料理やおつまみが得意。著書に『人生は棚からぼたもち!』(東洋経済新報社)など。

 

取材・文/岸綾香

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