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「スイカの皮の漬け物」がポリポリおいしくて衝撃!もう捨てるのはもったいない!【ちょこっと漬け♯44】

料理研究家・沼津りえさんが、野菜を手軽に漬ける「ちょこっと漬け」を動画で楽しく紹介する連載企画。

みなさん、「スイカの皮」ってどうしていますか? 今回は、「スイカの皮」を使った漬け物を沼津さんに教えてもらいました。通常だったら捨ててしまう部分で副菜が1品できるうえ、ゴミも減って一石二鳥! 早速、作り方を見てみましょう。

「スイカの皮」を塩で漬けるだけで新食感の漬け物に!

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熊本県出身の沼津さんの地元は、スイカの名産地。スイカの皮の漬け物を、子どもの頃から食べていたそうです。

「これは子どもの頃からの大好物。今でも、スイカの皮の漬け物が食べたくて、スイカを買うほどです(笑)。

ずっと作り方をお伝えしたかったので、やっと思い出の一品をご紹介できてとっても嬉しいです。ゴミも減ってムダなく食べられるうえ、塩で漬けるだけと簡単なので、ぜひ試してみてくださいね」(以下「」内、沼津さん)

【材料】(作りやすい分量)

スイカの皮・・・大1/6個分(皮だけで300〜350g)

塩・・・小さじ1

【用意するもの】

ポリ袋・・・1枚

ちなみに、沼津さんのおすすめのポリ袋は、業務用スーパーで購入できる『ポリエチレン袋12号』(0.025×230×340mm)。「適度な厚みがあって、使いやすい大きさ」と、沼津さんのイチオシです。

【作り方】

(1)スイカを果肉と皮に切り分ける

スイカの皮を漬ける時は、食べて残った皮を漬けるのではなく、皮だけ先に切り取っておきましょう。

「果肉を食べる前に、果肉と皮を切り分けておきます。赤い部分を少し多めに皮に残して果肉部分を切り取ると、甘味と塩味が混ざっておいしい漬け物になります。私はちょっと赤い部分を多めに残すのが大好き。果肉部分を残す量は、好みで調節してくださいね」

切り取った果肉は食べやすい大きさに切っておき、保存容器に入れて冷やしておくと、いつでもパクッと食べられます。

(2)スイカの外側の硬い皮を薄く切る

スイカの皮を立てて、外側の緑の硬い部分を薄く切ります。

「硬い緑の皮はできるだけ薄く取り除きます。この時、皮を立てて安定させると切りやすいですよ」

(3)1cm幅くらいの拍子木切りにする

「塩漬けにすると白い皮の部分はしんなり軟らかくなって、おいしく食べられます」

(4)ポリ袋にスイカの皮と塩を入れる

(5)よくもみ、ポリ袋の口を結ぶ

塩が全体になじむようによくもみ、空気を抜いてポリ袋の口を結びます。

「赤い部分が崩れてぐしゃぐしゃにならないよう、優しくもんでくださいね」

(6)冷蔵室で半日以上置いたら、できあがり!

スイカの皮部分がしんなりしたら完成です。冷蔵保存で4〜5日を目安に食べ切ってください。

どんな味だろう?とワクワクしながらひと口食べると、じゅわっとスイカのほのかな甘味と一緒に、塩味の利いたポリポリした食感。例えていうなら、旨味の濃いきゅうりを食べているような感じ。まさかスイカの皮が、まるで漬け物のような食感&味わいになるとは驚きです!

「そのままはもちろん、かつおぶしとしょうゆを少しかけてもおいしいですよ。一度食べると、スイカの皮を捨てるのがもったいなくなるはず」

実際に作ってみたら、暑い日にさっぱり食べられて、ゴミの量がグンと減るのもうれしい! スイカ1/6個で充分な量が作れるので、ぜひスイカを食べる時は試してみてください。これは夏の新定番になりそうですね!

次回は、「ズッキーニ」を使った漬け物を紹介します。

沼津りえ

料理研究家、管理栄養士、調理師。料理教室『cook会』主宰。バラエティー豊かなレッスン内容が好評で、東京・阿佐ヶ谷を中心に数多くの料理教室を開催。毎年、梅漬けの教室はリピーターが多く大人気に。手軽でシンプルなアイディア溢れるレシピに定評があり、雑誌などのメディアでも活躍。著書に『いろんな味で少しだけつくる ちょこっとだけ漬けもの』(学研プラス刊)、『低糖質だからおいしい!「おやつ&スイーツ」』(K&M企画室)、『食品保存大全』(主婦の友社)など多数。

 

取材・文/岸綾香

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