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シャキシャキ!「ピーマンのガーリックしょうゆ漬け」は、夏の作り置きの新定番【ちょこっと漬け♯35】

少量の野菜を手軽に漬ける「ちょこっと漬け」を、料理研究家・沼津りえさんが教える連載企画。前回より、旬を迎えて元気な夏野菜をおいしく食べる方法を紹介しています。

今回は、王道の夏野菜「ピーマン」を、生でおいしく漬ける方法を教えてもらいました。「ピーマンのガーリックしょうゆ漬け」は、にんにくを利かせて、シャキシャキした食感がクセになる一品。早速、作り方を見ていきましょう。

肉厚な夏のピーマンをにんにく&しょうゆで漬けるだけ!

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「今回は、にんにくとしょうゆだけでシンプルに漬けていきます。切って漬けるだけだから、とっても簡単! ヤミツキになるおいしさなので、ピーマンが苦手な人でも、きっと好きになりますよ」(以下「」内、沼津さん)

生のまま漬けるので、ピーマンのシャキシャキした食感とほどよい苦味を存分に味わえます。きっとフレッシュなピーマンのおいしさに目覚めるはず!

【材料】(作りやすい分量)

ピーマン・・・4〜5個(約200g)

にんにく・・・1片

しょうゆ・・・大さじ1

【用意するもの】

保存容器・・・1個

【作り方】

(1)ピーマンは立てて、真ん中の線の5mmくらい右側を切ると、種が左側だけに残るので、種を取るのが簡単。

「この方法だと、ピーマンの種をラクに取り除くことができますよ」

(2)ピーマンは千切りにする。

「5mm幅くらいの千切りにしましょう。夏のピーマンは肉厚でふっくらしていて、生で食べてもおいしい。今回は火を入れずに、生のまま漬けます」

(3)にんにくは皮をむいて、薄切りにする。

「にんにくも生で使うので、できるだけ薄く切ってください。薄い方が辛味が和らいで、おいしく漬かります」

(4)清潔な保存容器に、ピーマンとにんにくを入れる。

(5)しょうゆを回しかけ、全体を軽く混ぜてなじませる。

「しょうゆの塩分でピーマンから水分が出てきて、上手に漬かります。かつお節を入れて、おかかしょうゆ漬けにしてもおいしいですよ!」

(6)冷蔵室で30分以上置いたら、できあがり!

保存期間は、冷蔵保存で3〜4日。漬けてすぐはシャキシャキとみずみずしい食感が残り、時間が経つほど味が染みて、しんなりしていきます。

口に運ぶと、ピーマンがシャキシャキと小気味よい音を立て、青い香りが鼻を抜けて、とってもさわやか〜! にんにくがほのかに利いていて、さっぱりといくらでも食べられそう。フレッシュなピーマンを生でもりもり食べることができるので、夏バテ気味の時にパワーをもらえそうです!

豚しゃぶ肉と和えるだけで、さっぱりおかずが完成!

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さらに、ピーマンはお肉と好相性。ゆでた豚しゃぶしゃぶ肉と組み合わせれば、手早くもう1品作れます。

(1)ゆでた豚しゃぶしゃぶ肉にピーマンのガーリックしょうゆ漬けを入れ、漬け汁も少し加えて、ざっと和える。

(2)夏にぴったりなさっぱりおかずのできあがり!

しっとりした豚肉に、ピーマンのシャキシャキした食感がアクセントになって絶妙な組み合わせ。食欲のない時でも、これならさっぱり食べられそう。しょうゆにピーマンの風味やにんにくの旨味がしっかり染み込んでいるので、和えるだけで味付けできるから便利ですね。

「お肉はもちろん、焼き魚にかけたり、パスタと和えてもおいしいですよ。生のピーマンならではの旨味や食感を存分に楽しんでくださいね」

暑い夏は、ちょっと苦味の利いたものが食べたくなりますよね。これは、そんな時にぴったりの一品です。驚くほど簡単なので、ピーマンのおいしい季節にぜひ試してみてください。

次回は、おつまみに大活躍する「枝豆」を、手軽にフライパンでおいしく蒸し上げる方法を紹介します。

【取材協力】

沼津りえ

料理研究家、管理栄養士、調理師。料理教室『cook会』主宰。バラエティー豊かなレッスン内容が好評で、東京・阿佐ヶ谷を中心に数多くの料理教室を開催。毎年、梅漬けの教室はリピーターが多く大人気に。手軽でシンプルなアイディア溢れるレシピに定評があり、雑誌などのメディアでも活躍。著書に『いろんな味で少しだけつくる ちょこっとだけ漬けもの』(学研プラス刊)、『低糖質だからおいしい!「おやつ&スイーツ」』(K&M企画室)、『食品保存大全』(主婦の友社)など多数。

 

取材・文/岸綾香

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