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「無印良品」の「スチールパイプワゴンラック」が新一年生のランドセル置き場にピッタリ!【本日のお気に入り】

ピッカピッカの一年生♪ 小学館の学年誌『小学一年生』が創刊100周年を迎えた2025年春、わが家の子どもも新一年生になりました。それに合わせて導入したのが、ランドセルなど学校生活に必要なものをまとめるワゴンです。あいにく学習机を置くスペースはないため、ダイニングテーブルが勉強机も兼任。さて、どうしよう?と悩んだ末、先達の教えを参考に『無印良品』の「スチールパイプワゴンラック」5,990円(税込)に決めました。

「無印良品」のワゴンに決めた理由

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スチール製のパイプにトレーが取り付けられたシンプルなワゴンラックは、必要なところに簡単に移動できます。高さも約80cmと、小学1年生が使うのに問題のないサイズ。

「ランドセルを収納でき、リビングで移動しやすいワゴンがいい」と考えていた筆者。

困ったときのGoogleさん。“ランドセル”“ワゴン収納”とパソコンに打ち込むと……『イケア』『ニトリ』『山善』『山崎実業』『ベルメゾン』など便利な製品でしのぎを削る猛者の名が、続々と出てくるではないですか。

その中でなぜ『無印良品』のワゴンにしたかといえば、筆者が大の無地ラーであることはさておき。

  • 現物が店頭で見られる
  • 同じメーカーの収納製品と組み合わせやすい
  • シンプル

この3つに尽きます。また、カラーが4色から選べたのもよかった。筆者は白が基調のわが家になじみそうな、ライトグレーを選びました。

ちなみに『無印良品』のワゴンは組み立て式です。組み立てが苦手な筆者は家族にお任せしました。

ランドセル収納は「少ないアクションで準備できる」が鍵

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ワゴンを検索するのと同時に、ランドセル収納で何を重視すべきかも調べました。筆者が目にした先達の教えによると

“少ないアクションで準備できることが大事”
“ランドセルは置くだけ、背負うだけにする”

などと、とにかく難しいことは避けるべし!

わが子は『土屋鞄製造所』の牛革のものを背負っています。公式サイトによると、重量は約1390g!

実際、子どもが小学校に入学して、この言葉の重要性をひしひしと感じています。

というのも、まずランドセルは大人が持ってもズシッときます。つい昨日まで小さな園バッグを背負っていた新一年生となると、その負担はかなりのものでしょう。わが子は体は大きなほうですが、それでも朝夕の通学は堪えるよう。「かたが、いたい」とベソをかくことも少なくありません。

また、小学校は日々の持ち物が多くて驚きました。しかも細かなものがいろいろ必要で、あっちこっちに散らばっていると大人だってうっかり忘れそう!

だからこそ、ランドセルはドサッと置けて、ひょいっと背負える。持ち物もパッと出せて、サッとしまえる。シンプルすぎるアクションでちょうどいいのです。

一番上のトレーに「ランドセル」をドサッ!

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一番上のトレーは、ランドセルを置くのにちょうどいい。トレーはどれも、約幅49.5×奥行32.5cm。

その点、『無印良品』の「スチールパイプワゴンラック」は一番上のトレーがランドセルをドサッと置くのにぴったり。

トレーは約3cmと浅めで、置きやすく落ちることもない、絶妙な深さです。ちなみに一番上のトレーだけで耐荷重は約5kgですから、ランドセル+学用品ぐらいでしたら問題なさそう。

身長123cm(2025年4月現在)の娘は、とくに無理なく置いたり背負ったりしていますよ。

細かな持ち物は「分類」と「立てる収納」で取り出しやすく

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左から、『セリア』の収納に入れたランチョンマット・給食袋・ティッシュ、同じく『セリア』の収納に入れたハンカチ、不織布のマスク、『無印良品』のケースに入れたゴムと櫛のセット。

ハンカチ、ポケットティッシュ、給食関連のグッズ、髪の毛をくくるヘアゴムと櫛といった、細かなものは定位置を決め、それぞれ分類。パッと取り出しやすいよう、立てて収納しています。

「セリア」の「伸縮収納トレー」は無駄がなくて神!

『セリア』の「伸縮収納トレー」ともに110円(税込)。
スライドするだけで伸縮します。

分類するグッズは、ワゴンと同じ『無印良品』でそろえてもよかったのですが……筆者が選んだのは『セリア』の「伸縮収納トレー」です。

なぜなら、「スチールパイプワゴン」にぴったりだから。

1つ110円と手頃ながら、最大33cmまで伸縮します。スペースに合わせて使えるので、無駄がありません。また深さは8cmで、細かなものの定位置にしている中段のトレーと同じだからはみ出ない。ポケットティッシュ、4つにたたんだミニハンカチ、たたんだランチョンマット、給食袋がキレイにおさまります。

バラバラ落としたくないものは蓋つきケースに

『無印良品』の「ポリプロピレン小物ケース・L」190円(税込)。“キャラもの禁止”でもあるので、ヘアゴムは子どもの細い髪も絡まりにくい『無印良品』の「フィットゴム」150円(税込)。櫛は『セリア』で見つけた『SWIMMER(スイマー)』のものを使っています(110円・税込)。

“肩にかかる髪は結ぶ”という校則があり、朝の支度に必要なヘアゴムと櫛は、蓋つきケースにまとめています。

蓋つきにしたのは、ヘアゴムがどこかへ行ってしまわないように。以前はお気に入りのクッキー缶に入れていたのですが、開けるときに力が入り、バーンッと散らばることも……。そこで、軽い力であく『無印良品』のケースに変えました。

一緒に使うものはまとめておくとラクですね。

「教科書・ノート・プリント類」は下段トレーにひとまとめ

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『無印良品』「スチロール仕切りスタンド・ホワイトグレー」790円(税込)は、小サイズ(約210×135×160mm)を使っています。教科書やノートが増えてきたら大サイズに買い替える予定です。鉛筆削りは『無印良品』の「手動式鉛筆削り・小」790円(税込)。

高さのある下段トレーは、教科書・ノート・プリント類の定位置です。ちょっとスペースにゆとりを持たせておき、給食当番の白衣や体操着袋など、“毎日は使わないけど時々置いておきたいもの”の仮置き場としても使っています。

教科書とノートは倒れないよう、『無印良品』の「スチロール仕切りスタンド・ホワイトグレー」を活用。帰宅したらランドセルから全部出して、明日使わないものはここにしまよう習慣づけています。

時間割もこのファイルに入れ、教科書類とセットで置いています。

学校からもらってくるたくさんのプリントは、一旦全て目を通したら、残すものだけ『キングジム』の「ハルファイル A4スタンダード」(2,068円・税込)へ。

「ハルファイル A4スタンダード」は、A4サイズはもちろん、A3サイズのプリントも見開きで入るので、年間スケジュールや給食の献立表も折らずに入れられて便利! 詳しくはkufuraの『本日のお気に入り』で紹介されているのでチェックしてみてください。

「取れにくいフック」でパイプも活用

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脱ぎっぱなしで床に放り投げていた「校帽」は、「フックにかけてね」と伝えるようにしたら習慣づきました。
学校ってトートバッグの出番も多い! 全部フックにかけるようにしています。

パイプ部分もフル活用しています。

フックはいろいろと試した結果、わが家は、『ダイソー』で発見した「しっかりとまるS字フック」3個入り110円(税込)が今のところベスト。帽子やトートバッグを引っかけています。

このギザギザがポイント。

このように、開くとギザギザになっており、バーの太さに合わせてサイズ調整できるんです。

また、バーにくるっと巻き付くように引っかかるので、フックが外れるストレスもほぼナシ。耐荷重は約1kgです。

今のところ順調です

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“ハンカチとポケットティッシュはよく失くすので、ストックは欠かさないように”という先輩ママからのアドバイスも実感中……。

こんなふうに工夫してみて、入学から約3週間。

まだまだ声がけは必要ですし、翌日の支度はのんびりなものの、忘れものはナシ。しばらくこのスタイルでいってみようと思います。

小学校生活はまだ始まったばかり。これからどんなクエストが待っているのか? ドッキドキですが、楽しんでいこうと思います。先輩ママの皆さま、アドバイスやご意見ありましたら、どうぞどんどんお寄せください!

ニイミユカ
ニイミユカ

朝ランが日課の編集者・ライター、女児の母。目標は「走れるおばあちゃん」。料理・暮らし・アウトドアなどの企画を編集・執筆しています。インスタグラム→@yuknote

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