圧倒的な収納、ホワイトボード機能つき…工夫が詰まった「ハルファイル」
nullこちらの冷蔵庫に貼れるファイルは、機能そのままの「ハルファイル(スタンダード A4変形)」という商品名。税込み1,881円で、メーカーは細部までアイディアの詰まった文具でおなじみの『キングジム』です。
筆者はキングジム製品に全幅の信頼を寄せていて、愛用しているものも多いのですが、なかでもこの「ハルファイル」には、まさにキングジム!という工夫が満載。感動ポイントを4つご紹介します。
1:見開きでA3サイズまで入れられる!
なんといっても最大の特徴は、その収納力! A4サイズのポケットが、表裏4枚=計8ポケットついているのですが、通常の上から差し込むタイプではなく、内側から横方向に差し込む仕組み。そのため最大A3サイズまでの書類を、見開きのまま入れられるんです。
ポケットの形が工夫されているので、見開きの紙を差し込むのも簡単。大きい書類でも、いちいち取り出すことなく全体を見られるので重宝しています。
2:縦向きポケットも充実!雑多な紙類を全部しまえる
横向きに差し込むA4サイズ8ポケット(=A3が3枚分と、A4が2枚分)に加えて、表紙の裏と、一番最後のページには縦向きのポケットもあります。
縦向きポケットは高さ違いになっていて、しかもどちらも小さなポケットとの2枚重ねになっているので、封筒やハガキ、ちいさなメモまで、あらゆる紙類を入れられます。
クーポンやクリーニング屋さんの割引ハガキは、出がけに「どこ置いたっけ?」と焦りがちなので、まとめておけるのはとってもありがたい!
マグネットで貼り付けておくのと比べて、見た目もはるかにすっきりします。
表紙裏の大きい方のポケットにはマチもあるので、厚みのある封筒類も問題無し。
ここにすべての書類をまとめることで、冷蔵庫まわりを整理する手間が各段に減りました。来客時には、パタンと閉じておくだけ。なんて手軽なんでしょう!
3:吸盤でしっかり吸着。金属面でなくてOK!
我が家の冷蔵庫は、側面だけが金属面で、前面はガラス製。なので書類は今まで側面に貼るしかなかったのですが、奥まった位置になるので、ちょっと見づらくて……。
でもこの「ハルファイル」は、吸盤式なので金属面でなくても取り付け可能! 背面に大きな吸盤が4つ、前面に小さな吸盤が1つついているので、見開きのままでも固定できます。
ちなみに、「マグネットの方が使いやすい……」という方には、別売りの「マグネットセット」(税込み924円)も用意されています。
4:表紙はホワイトボートとして使える
もう1つ筆者が感動したポイントが、表紙面がホワイトボードとして使えること! 別でホワイトボードを設置しなくて済むため、冷蔵庫まわりをさらにすっきり整理できます。
しかもホワイトボードマーカー用のポケットつき。よくあるマグネット式のマーカーでも、ここに入れておけば紛失しません。
ちなみにこのポケットは、使わないときは平らにして背面に収納しておけます。
幼稚園や学校周りの、「この書類をいつまでに出して……」なんていうto doも、書類を「ハルファイル」に入れて表紙に締め切りをメモしておけば、探し回ることなく、ここだけで全部完結しますね。
※縦開きでは使えないので注意!
こちらの「ハルファイル」、とっても便利なのですが、あくまで「横開き」にできる「A4縦長(A3横長)」の書類用。A4横長(A3縦長)の書類にはあまり向いていません。
……というのも、縦開きにしようと思うと、貼りつけることはできるのですが、重力で書類が落ちてきてしまうんです。
欲張りなようですが、いつか縦開き版の「ハルファイル」も発売されたら……という期待もしています。(キングジムさん、よろしくお願いします!)
その代わり、横開きで使う分には、ポケットが多少重くなってもしっかりホールドしてくれるので安心。
書類に限らず、数ページくらいの冊子なら充分ホールドしてくれるくらいしっかりしたつくり。書類の整理を怠けがちで、気づくと紙が増えていくタイプの筆者は、この収納力にとても助けられています!
他にも、表紙がホワイトボードではなくクリップになっているものや、A4縦サイズをコンパクトにしまえるスリムタイプ、A5横長の蛇腹のポケットタイプも出ているので、お好みで使い分けてくださいね。
冷蔵庫周りをこれ1つですっきりさせてくれる、革命的なアイテム! 増える紙類に悩んでいる人には、心からおすすめしたい逸品です。
音楽&絵本&甘いものが大好きな、一児の父。文具や猫もとても好き。子育てをするなかで、新しいコトやモノに出会えるのが最近の楽しみ。少女まんがや幼児雑誌の編集を経て、2022年秋から『kufura』に。3歳の息子は、シルバニアファミリーとプラレールを溺愛中。