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今日何しよう?という日に「子どもとやったら超・盛り上がったこと」まとめ【小学生編】

ゴールデンウィーク、皆さんはどんなふうに過ごす予定ですか? 中でも小さい子どもがいると、親主導で「あそこへ行こう」「ここで遊ぼう」といったレジャー計画を立てている人も多いのではないでしょうか。

とはいえすべての休日を予定で埋め尽くすのは、体力的にも金銭的にも厳しいですよね。でもそんな時でも子どもに「どっか連れて行って!」「遊ぼう!」と言われたら……どうやって過ごしますか?

そこで今回『kufura』では、子をもつ20~60代の男女322人にアンケート調査を実施。「子どもが小学生のときに、一緒にやったら超・盛り上がったこと」を聞きました。ゴールデンウィークや休日に何もやることが無くて困ったときなど、ぜひ参考にしてください。

【何年生でも!】食育にもなって一石二鳥「一緒に料理をつくる」

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普段の料理は面倒だったり時間に追われたりすることが多くても、子どもと一緒に実験感覚で料理を作れば、それだけでイベントになります。子どもがやるとどうしても汚れてしまったり、時間も倍以上かかるものですが、それもご愛敬。一緒に片付けをするのもまた楽しいものです。

「一緒に手作りピザを作りました。生地から作って、ソースも手作り」42歳女性/主婦)

「手作り餃子パーティー。面白い形のものがゴロゴロできた」47歳男性/その他)

「フルーツ飴。フルーツをつまようじに刺し飴を付けてできあがり。簡単でお祭り気分!」43歳女性/主婦)

「小麦粉で生地からパンやうどん、ピザ、餃子を作ったら楽しかったし、勉強になった」37歳男性/営業・販売)

子どもと一緒につくる料理で人気が高かったのは「餃子」「ピザ」「パン」「お菓子」など。ほかにも小学校高学年の子どもに「夕食のメニュー決めや買い物から調理まで任せてみた。カレーが美味しかった」42歳女性/主婦)という人もいました。子どもが一人で作ったカレーの味は格別でしょうか。

【何年生でも!】いいこと尽くし、でも体力と気力が必要?「外で一緒に遊ぶ」

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これからの季節は過ごしやすい気候の日が多く、外遊びには最適です。そんな時は外で子どもと一緒に体を動かしてみるのはいかがでしょうか? 健康的でお金もそれほどかからず、エネルギーを使い果たして夜も早めに眠くなる……といいこと尽くしですが、大人の気力と体力が持つかが問題です。

「大きめの公園に行く。散策するだけで何かが起きるから」33歳男性/その他)

「バドミントン。時間が溶けていきますね。やるたびに疲れきるまでみんなで盛り上がります」51歳男性/会社経営・役員)

「運動公園に行き、子どもと一緒にフリスビーを投げて遊んだ時、あっちこっちと振り回し、振り回され、意外と盛り上がった」46歳男性/技術職)

おにぎりを持って公園に行って1日遊べば、それだけで一大イベント。学年が上がるにつれて、子どもの成長も感じられそうです。

といいつつ、普段からほぼ運動していない筆者は正直「自分には無理……」と思ってしまいました。こんな大人で申し訳ないと思いますが、子どもは近所のサッカーチームに所属して運動しています。体力に自信がない親は、こういった地域の活動に参加するのも手ですよ。

【何年生でも!】世代を問わず盛り上がる「パズル・トランプ・ボードゲーム」

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昭和世代から遊びの王道として親しまれてきたジグソーパズルやトランプ。古臭いかと思いきや、令和の時代でも子どもの心をつかみ、盛り上がることが分かりました。優れたものは時代を超えても愛されるようです。ボードゲームにも、定番から最新の商品まで様々な選択肢がありますね。

「ジグソーパズル。時間があっという間に経つし、集中力がついた気がする」39歳女性/主婦)

「トランプにハマっています。七並べ、神経衰弱、ババ抜き。そろそろ大富豪も覚えたいそうです」37歳女性/主婦)

「ブロックス。ブロックを並べていくだけの簡単なボードゲームだが、奥が深い! 4人が一番盛り上がるので、必然的に家族みんなを巻きこんで遊んでいる」(38歳男性/その他)

「ボードゲームとかトランプなどをして勝ったら何か賞品を用意すると盛り上がる」(47歳男性/その他)

ジグソーパズルは集中力を養う効果も期待でき、トランプは代表的な遊びのルールを覚えておくと、コミュニケーションツールとして役立ちます。ちなみに今の時代も昔と同じく、修学旅行などではトランプやウノが大活躍。小学生のうちからぜひ基本的な遊び方をマスターしておきたいところです。

【低学年向け】ごっこ遊びやプラレール…「小さい頃だからこそできること」

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小学1年生と6年生では、楽しんでくれることも全く違いますよね。まだまだ子どもの手がかかる今のうちだからこそおすすめしたい、そんな遊びをご紹介します。

「新聞紙をビリビリに破ること」42歳女性/主婦)

「過去に出演した発表会のビデオを見る。幼稚園の頃のバレエの振りを覚えていて、踊ってくれるのが可愛かった」58歳女性/主婦)

「公園に行って、一緒にママゴトして遊ぶ、子どもはレストランの店員役で、私はお客様役」53歳男性/技術職)

「部屋中にプラレールの線路を広げて、線路の横には積み木やブロックで街を作って電車を走らせたら、とても喜んで遊んでいました」52歳女性/その他)

幼児から小学校低学年くらいに特に人気な「プラレール」。部屋中に線路を広げて電車を走らせていたものですが、高学年になるとまったく遊ばなくなるというケースも“あるある”です。人形遊びやままごとも、ある時ふっと離れる瞬間がきますよね。喜んでくれるうちに、思う存分楽しんでもらいましょう。

【高学年向け】親もゲーム世代だとより盛り上がる?「テレビゲーム」

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「ニンテンドースイッチ」など、子どもに高額なゲーム機を購入するかどうかは各家庭の方針によるところが大きいと思いますが、小学校高学年になると友達とのコミュニケーションツールとなる面はやはりあります。

子どもが小学校高学年の親も、子どもの頃にテレビゲームで遊んでいた世代が中心。ゲームの腕前はまだまだ子どもに負けない! そんなパパママも多いかもしれませんね。

「大好きな対戦ゲームを一緒にするとすごく喜んでくれる」45歳男性/その他)

「ニンテンドースイッチで桃鉄(桃太郎電鉄)をやる」38歳女性/主婦)

加えて、テレビゲーム以外にも

「カラオケアプリを見つけたので、それを使ったらカラオケ大会になりました」(46歳女性/総務・人事・事務)

「YouTubeの動画でエクササイズ。皆で“ぎゃぁぁ”“身体動かんー!”と絶叫しながらやりました。楽しかった」(41歳女性/主婦)

といった、YouTubeやスマホアプリを活用した遊びも挙げられていました。

ゲーム機もスマホ・PCも、どこまで許容するかは難しい問題ですが、今の時代に完全に遮断するのは現実的ではないのかもしれません。ハマりすぎないように適度な距離感を見つけたり、ネットリテラシーを身につけたりするのも、きっと大人になってから役に立つはず。

その他、こんな楽しみ方もおすすめ!

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「市内を歩いて周り、避難場所とかを見て回る事をしていました」50歳男性/その他)

「ドライブに隣の県まで行き、指定する場所に行ってハンコを押して周るスタンプラリーが楽しく、その土地や学べる事もあって楽しくなりました」46歳女性/主婦)

「しりとり。語彙力が増えるし、子どもが知らない言葉は辞書をひいて調べたので、辞書をひく練習にもなりました」41歳女性/主婦)

「自作アクセサリーを作るのが流行っていて、色々作りました。グルーガンを使うのが楽しかった」48歳女性/総務・人事・事務)

「モノマネ大会。雰囲気を出すのが楽しかった」40歳女性/主婦)

小学生時代は子どもが大人と一緒に遊んでくれる最後の6年間といってもいいかもしれません。中学生になると部活や受験が始まってしまいますし、中学受験をする人はその期間がもっと短くなってしまうことは必然。だからこそ大人も全力で遊びたいものですが、そうはいっても日々仕事や家事に追われている大人たちは、遊ぶのも大変です。

 

無理をしてまでさまざまな遊びをする必要はありませんが、自分も楽しめて無理なくできる、そんな遊びが見つかれば最高ですね。寄せられた体験談をヒントに、私も新しいことに挑戦してみたいと思います。

高山恵
高山恵

東京都出身、千葉県在住。短大の春休みより某編集部のライター見習いになり、気が付いたら2022年にフリーライター歴25年を迎えていた。現在は雑誌『DIME』(小学館)、『LDK』(晋遊舎)などで取材・執筆を行うほか、『kufura』などWEB媒体にも携わる。

執筆ジャンルは、アウトドアや子育てなどさまざま。フードコーディネーターの資格も持つ。

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