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簡単&楽しいパーティーゲーム2つ!5才でも大人同士でも大熱狂「キャプテン・リノ」「57577」

週末やGW、大勢で集まったときに盛り上がるのがボードゲームやカードゲーム! でも、子どもと一緒だと気を使ったり、楽しみきれなかったりしますよね。

そこで今回は、大人同士はもちろん、未就学児のお子さんと一緒でもバッチリ楽しめるカードタイプのパーティーゲームを2つご紹介! 対象年齢外ですが、我が家では3才の息子と一緒に熱中しています。

(※「キャプテン・リノ」には小さなコマが付属しており「3才未満注意」の注意書きがある商品です。誤飲のおそれがあるので、対象年齢<5才~>以外のお子さんが遊ぶ場合は目を離さず、お子さんが触れない場所に保管してください)

紙でできた高層マンションにハラハラ「キャプテン・リノ」

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「キャプテン・リノ」(すごろくや・税込み1,760円)対象年齢:5才~99才、プレイ人数:2人~5人

こちらの「キャプテン・リノ」は、「壁カード」と「屋根カード」を交互に重ねて高~いマンションをつくるゲーム。順番に一段ずつ積んでいき、途中で倒してしまった人が負けという、いわば「紙製のジェンガ」のような遊びです。

旅行先のホテルに置いてあったのをきっかけにどハマりし、帰ってきてからすぐ購入。3才の息子と親子で楽しんでいます。「屋根カード」に書かれた線にあわせて、2つ折りになった「壁カード」を重ねていくという至ってシンプルなルールながら、これが奥深い!

はじめに土台を置いて、「屋根カード」を各自に5枚ずつ配れば準備OK。
土台に書かれた線に沿って「壁カード」を置き、「屋根カード」を重ねます。
ここまでできたら、次の人に交替!

最初に配られた5枚の「屋根カード」を全部積みきった場合、その人が勝ちになるのですが、「屋根カード」には「1回休み」「相手にカードを1枚引かせる」などの効果があるものも。どれを先に使うかという駆け引きが絶妙なんです。

キャプテン・リノのカードが置かれました!

なかでもこちらの「キャプテン・リノ」のマークが書かれた「屋根カード」はキーアイテム! 次の人はまず、このマークの位置にキャプテン・リノのコマを移動させてから「壁カード」を積まなければなりません。

マークのところに、コマを移動します。さらに「壁カード」も積まなければ……。

軽いコマとはいえ、動かすたびに全体のバランスが変わるので、建物全体がグラグラ揺れて緊張が走ります。

だんだんと高くなって……
あっという間に10階建て!

紙を積むだけで、こんなに高い建造物ができあがるなんて……と驚きます。窓に描かれた動物たちも表情豊かで、なんだか楽しげなマンションに。(ちなみにこのキャプテン・リノはスーパーヒーローで、マンションの壁によじ登って泥棒や悪者を見張ってるんだそう。)

キャプテン・リノカードが置かれたので、コマを最上階に移動しなければ!
そーっとそーっと……あぁ~倒れるー!!
積み重ね系の遊びは、この崩れる瞬間も醍醐味ですよね。

紙でできた軽いタワーなので、崩れても危なくない上に、コンパクトに片づけられるのも大きな魅力。旅行先にも手軽に持って行けますよ。

大人だけで本気でやるもよし、未就学児と一緒にわいわい楽しむもよしの万能カードゲーム。子どものいる友人にも、今度プレゼントしようと思っています。

各パーツが3倍の大きさになった大迫力の「キャプテン・リノ 巨大版」(税込み1万1,000円)もありますよ。

渾身の青春短歌で勝負!「57577 ゴーシチゴーシチシチ」

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「ありふれた アイス買い食い 秘密基地 レモン色した 恋をしていた」……。甘酸っぱい情景が目に浮かびます!

もう1つの我が家の定番が、短歌をつくって発表しあうカードゲーム「57577 ゴーシチゴーシチシチ」。さまざまなジャンルの単語が登場する通常版もありますが、入門としておすすめなのは爽やかで甘酸っぱいワードがそろった「きらきら青春編」です。

「57577 ゴーシチゴーシチシチ きらきら青春編」(幻冬舎・税込み1,760円)対象年齢:8才~、プレイ人数:3人~8人

短歌というと、なんだかハードルが高いイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。特にこの青春編は、たまたま出たものを組み合わせるだけでもそれっぽい短歌ができるくらい、ワードのセレクトが秀逸!

対象年齢は8才~ですが、大人に混ざって(まだ文字を読めない)3才の息子が遊んでも、見よう見まねで並べるだけで、なかなかいい短歌ができあがるので驚きます。

中身は紙製のカードだけなので、安全性もばっちり。

手札を配って、準備完了。場に出ているカードと、手札のカードを入れ替えながら、最高の一首を目指します。
息子も、文字は読めないなりに、選ぶのを楽しんでいる様子!

最初に配られた「5」のカード2枚と「7」のカード3枚をベースに、場に出ているカードと入れ替えて、自分が思うベストな5・7・5・7・7をつくっていきます。

最後にできあがった短歌をお互い発表しあって、一番多く投票された人が優勝するというシステム。

大人たちの真似をして、カードの色を頼りに並べる息子。ですが時折、名作(迷作)短歌ができあがって、大人たちがどよめきます。

そんな息子作品の一例がこちら。

「百億の 星を見ようね 会いに来て こわくなかった 人は裏切る」

なんだか出来すぎているようですが、正真正銘、偶然の産物です(笑)

大人たちに褒められると嬉しいようで、自分から「これやりたい!」と持ってくるくらい。

こういったカードゲームを通して「自分の作品を発表すること」への抵抗が減って、そのうち一緒にオリジナル短歌もつくれたら楽しいだろうな……と、密かな期待をしています。

収納スペースもとらず、片づけも楽で、誰とやっても楽しい2商品! 家に置いておいて、きっと損はないですよ。

編集部・関口
編集部・関口

音楽&絵本&甘いものが大好きな、一児の父。文具や猫もとても好き。子育てをするなかで、新しいコトやモノに出会えるのが最近の楽しみ。少女まんがや幼児雑誌の編集を経て、2022年秋から『kufura』に。3歳の息子は、シルバニアファミリーとプラレールを溺愛中。

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