部屋干しの工夫その1:除湿機や浴室乾燥機などを活用する
null室内でもしっかり乾燥させるために、除湿機や浴室乾燥機などを活用しているという意見は多くあがりました。
「梅雨の時期は中干しにするが、除湿やドライを使いかけて干す」(25歳/主婦)
「除湿機を置いて生乾きにならないようにしている」(25歳/その他)
「乾かない時期は洗濯物がたまらないように浴室乾燥機を使用している」(31歳/デザイン関係)
「風の強い日は洗濯物が飛ばされる恐れがあるので無理に外に干さず、浴室乾燥を使うようにしている」(48歳/主婦)
「部屋干しをするときは、扇風機をあてまくる!」(31歳/主婦)
「夏場はすぐ臭いが発生するので扇風機をまわしっぱなしです」(34歳/営業・販売)
「エアコンの吹き出しの近くにかけておくと乾くのが速く乾燥も防げてよい」(48歳/主婦)
「空気清浄器を付けると早く乾く」(41歳/主婦)
除湿機や浴室乾燥機以外では、扇風機やエアコンの風を利用するという声も。ちなみに、洗濯のプロに取材した過去記事によれば、トイレの換気扇でも意外と乾くのだそうですよ。
部屋干しの工夫その2:専用洗剤を使うなど洗濯段階で工夫する
null干し方だけでなく、それ以前の洗濯段階においても工夫することで、生乾きのいやなにおいを防ぐことができるようです。
「部屋干しの時は、必ず部屋干し用の洗剤を使用することを徹底しています」(40歳/主婦)
「洗剤は、高い物を使うようにしている。臭いが気にならない」(44歳/ 総務・人事・事務)
「お湯で洗濯してる」(34歳/主婦)
「洗濯機の脱水を長くし、部屋干しでもすぐ乾くようにする」(26歳/その他)
洗濯物がにおうのは、洗濯した衣類などの皮脂や脂汚れが十分にとれておらず、そこから雑菌が繁殖することが原因。お湯で洗濯すると、皮脂や油汚れが落ちやすいので、においの元凶である雑菌の繁殖を防ぐことができるようです。
また、脱水時間を長くする方法は、衣類がしわになりやすいというデメリットはあるものの、梅雨時で乾かすのを最優先したいときには、この方法もアリとのこと。
干し方だけでなく洗濯方法も一工夫して、洗濯物のイヤ~なにおいを予防しましょう。
部屋干しの工夫その3:なるべく日当たりがよく風通しのよいところで行う
null住まいの環境によっては、花粉や黄砂、排気ガスがひどかったり、外に干す場所がなかったりして、晴れた日でも室内干しせざるをえないこともありますよね。
晴れた日の部屋干しについては、以下のようなコメントが集まりました。
「天気の良い日は、窓を開けておけば乾きもはやい」(28歳/主婦)
「晴れた日は網戸にして外気を入れる。除湿機を使わずに節電」(28歳/主婦)
「窓際の日当たりのいい場所に干して、早めに乾くようにすると部屋干し臭くならない感じがする」(36歳/公務員)
同じ室内干しでも、干す場所によって乾き具合はかなり変わるようなので、日当たりと風通しを意識するようにしましょう。
外干し・部屋干し共通の工夫:間隔を空けて干す、アーチ状に干す
null外干しか中干しかを問わず、干し方の工夫しだいで、洗濯物は乾きやすくなるようです。
「洗濯物と洗濯物の間はなるべく離して干す」(29歳/主婦)
「毎日洗濯機を回して洗濯物を少量にし、隙間を大きくあけて干すと乾きやすい」(37歳/その他)
「真ん中に丈の短いものを干す」(46歳/主婦)
「タオルなどアーチ状に干して乾かすと通常より早く乾く」(37歳/主婦)
「バスタオルは棹にやるとき手前側を長めに」(29歳/主婦)
雨の日が続くと、ためこんだ衣類などを一度に洗濯して、詰め詰めに干すという人も少なくないかもしれませんが、洗濯物同士がくっついていると生乾きの原因になります。洗濯のプロに取材した過去記事によれば、洗濯物はこぶし1個分くらいは空けて干すのが理想的とのことです。
また、竿やピンチハンガーに干す際、真ん中に丈の短いものを配置する“アーチ干し”にすることで、風通しがよくなるといわれています。
ちなみに、恥ずかしながら筆者はかつて“アーチ干し”とは真逆に、外側ほど丈が短く、内側ほど丈が長いものを干していました。外に長いものを干すと、内側に風が当たらないのでは?と勘違いしていたのです。大事なことなのでもう1度、おさらいしますが、正しくは“外長・内短”!
洗濯物を適切に配置して、スピーディーに乾かしましょう。
洗濯物がすっきり乾かないと、気分まで沈みそうですが、工夫しだいで生乾きは防げます。みなさんの意見をぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。