洗濯物は外干し派or中干し派?
null「洗濯物の干し方は、外干しと中干しのどちらが多いですか?」と尋ねたところ、結果は以下のように。
・外干しが多い・・・157票(57.1%)
・中干し(部屋干し)が多い・・・97票(35.3%)
・干さない(乾燥機を使うなど)・・・21票(7.6%)
ご覧の通り、外干しが多いという人が6割近くを占めて優勢。他方、中干し派は、およそ3人に1人、そして、乾燥機を使うなどしてそもそも干さないという人も少数ながら見られました。
続いて、それぞれの派閥の意見を見ていきましょう。
外干し派の意見…「乾きが早い」「仕上がりが良い」
nullまずは、多数を占めた外干し派の意見から。
「天気の良い日は太陽に当ててよく乾かしたいから。部屋干しより仕上がりがふっくらで気持ちが良いから」(40歳/主婦)
「お日様のにおいがして暖かくていいから」(39歳/主婦)
「室内干しは生乾きの匂いがする」(41歳/主婦)
「人数が多いので室内だと乾かない」(42歳/主婦)
「部屋を締め切ることが多いのでずっと部屋干しするとカビなどが心配」(40歳/営業・販売)
「室内に干すところがない」(47歳/主婦)
「部屋にあると邪魔だし、乾きが外の方がいいから」(41歳/主婦)
「よく乾くし、電気代もかからない」(34歳/主婦)
「地球に優しいから」(48歳/主婦)
やはり、多かったのは、外で干したほうがよく乾き、仕上がりが気持ちいいという意見。また、外干しは洗濯物や室内のにおいが気にならないことや、自然の力で乾かすので光熱費がゼロである点など、メリットがたくさんあるようです。
中干し派の意見…「花粉、埃を回避」「昼間不在」「防犯」
null人数自体は多くはないものの、理由は中干し派のほうがバラエティに富んでいました。
(1)外は環境がよくないから
「家族が花粉症なので、そのシーズンは外に干せない。また黄砂で服に付着するのが嫌だ」(26歳/ コンピュータ関連以外の技術職)
「家が道路に面しており、埃が多いため」(26歳/主婦)
「マンションの隣の部屋のタバコの臭いが付くから」(32歳/主婦)
「自然に囲まれたところなので害虫がつく(カメムシ、毛虫、ハエなど)のがイヤ」(36歳/その他)
「服の中にカメムシが入ってたことがある」(32歳/主婦)
「鳩がベランダに巣を作っているから」(36歳/主婦)
筆者もベランダに干していた白いワンピースに黒い煤のような汚れがついて落ちなかった経験が……。また、空気がきれいな地方であれば安心かというと、虫害・鳥害に悩まされるおそれがあるようです。
(2)時間帯的に外に干すのは適していないから
「仕事の時間帯がバラバラなため取り込み時間を気にしなくてもよくするため」(25歳/その他)
「日中家にいないので、雨が降ったり風に飛ばされたり盗まれたりするのが心配なので」(47歳/ コンピュータ関連以外の技術職)
「帰宅時間が遅くなると、乾いた洗濯物が湿ってしまうため」(44歳/その他)
「夜に洗濯をすることが多いので、外には干したくない」(29歳/営業・販売)
仕事の都合などで日中ずっと家にいなかったり、夜に洗濯したりする人にとっては、中干しのほうが何かと好都合ですよね。
(3)建物の構造上、外に干すのは適していないから
「1階だから、外からすぐ持って行かれる恐れあり」(31歳/その他)
「1階に住んでいるので洗濯物を見られたくない」(37歳/主婦)
「マンション住まいでベランダなどがなく、外に干せる方法すらないため」(28歳/主婦)
「ベランダがなくサンルームがあるから」(32歳/主婦)
1階にお住まいの人やそもそも外に干す場所がない人の場合、どうしても中干しせざるをえないようです。
干さない派…「ドラム式で時短」「仕上がりフワフワ」
null今回、最も少数派だった「干さない」グループ。環境や時間帯の都合で外に干せないという理由に加えて、次のようなコメントもありました。
「ドラム式洗濯機なので干しません」(41歳/ 企画・マーケティング)
「乾燥機でタオルとかフワフワになるから」(42歳/主婦)
「毎日2回以上洗濯するので、干す時間がもったいないし干す場所もあまりないから、電気代がかかっても洗濯乾燥機にまかせて、その間、違う用事をする」(39歳/その他)
洗浄から乾燥まで全てお任せできる最近の家電は有能! 家事の時短になり、仕上がりもなかなか評判がよいので、「敢えて干さずに乾燥機で」という選択肢もアリかもしれませんね。
最近は共働き世帯の増加につれて、中干しに対応した洗剤が増え、また洗濯乾燥機の乾燥機能をしっかりと活用している家庭が増えています。家庭の事情にあわせて、さまざまな方法から選ぶことができるようになったといえるでしょう。
外干し派、中干し派、干さない派と三者三様でしたが、どれも納得の意見。今の干し方に満足していない人は、ぜひ参考にしてみては?