お風呂上がりに使うのは「バスタオル」or「フェイスタオル」?
null・バスタオル・・・307票(66.9%)
・フェイスタオル・・・143票(31.2%)
・その他・・・9票(2.0%)
ご覧の通り、バスタオル派が優勢ではありますが、フェイスタオル派もおよそ3人に1人という結果に。
そして、「その他」勢からは、フェイスタオルとバスタオルの中間サイズの“スモールバスタオル”、吸水性に富む“セームタオル”、および“バスローブ”という意見が出ました。
続いて、バスタオル派、フェイスタオル派それぞれのコメントを見ていきましょう。
「バスタオル派」の意見
nullバスタオルを使う理由は、主に以下の4つに分かれます。
大きいほうが全身をしっかり拭けるから
「時短で早く済ませたいから、体を拭ける面積の大きいタオルの方がいい」(38歳/その他)
「小さいタオルだと、身体を拭いた後のタオルがびしょびしょ過ぎて、うまく体を拭けている感じがしない」(50歳/その他)
「髪が長くて多いので、体と髪を一気に拭けるバスタオルを使っています」(26歳/学生・フリーター)
「フェイスタオルにしたことがあるが、やはり髪など拭くと2枚いるので不便」(35歳/企画・マーケティング)
「小柄な自分でもバスタオルでないと髪、顔、体を拭きとれないです」(37歳/その他)
まず多かったのは、「バスタオル1枚でしっかり全身を拭き取りたい」との声。特に、ロングヘアの人から、髪だけでもかなりの水分量なので、バスタオルじゃなきゃ足りない……とのコメントは相次ぎました。
体や髪に巻き付けたいから
「自分の部屋に行くまでに家族の前で巻きつけていられるのがいい。小さいタオルはそれができないので」(52歳/その他)
「バスタオルを巻いて、先に子どもを着替えさせるから」(32歳/主婦)
「お風呂上がりに、タオルを身体に巻きつけて、顔にクリームを塗ったり、マッサージしたりするから」(52歳/主婦)
「最後にトリートメントをつけて、頭全体を巻きたいため」(31歳/総務・人事・事務)
拭くだけでなく、バスタオルを体や頭に巻きたいから、との声もかなりありました。特に、小さいお子さんと一緒に入浴する場合、風呂上がりにゆっくり自分の体を拭く余裕などなく、手っ取り早くバスタオルを巻き、子どものお世話優先という事情もあるようです。
バスタオルのほうが気持ちがいいから
「タオルが大好きなので、こだわっている」(49歳/主婦)
「大きいタオルに包まれるのが好き」(26歳/学生・フリーター)
「肌触りが良いから」(43歳/主婦)
筆者は一度、フェイスタオルを使ってみたことがありますが、全身は問題なく拭けたものの「なんかこれじゃない感」があり、翌日からバスタオルに戻しました。風呂上がりにバスタオルに包まれると何だか安心感がありますよね。
バスタオルに慣れているから
「バスタオルという名前なのだからお風呂の時に使うのは当たり前だと思う」(28歳/デザイン関係)
「子どものころからバスタオルだったので、大人になってもそのまま」(46歳/主婦)
「それが当然だと思っていたから。でもそこまで大きさは必要ないので、そろそろ小さいものに変えたいとは思っている」(26歳/営業・販売)
特に理由はないけれど、もう習慣になっているから、という声も多数。何か必要性に迫られない限り、慣れ親しんだやり方をわざわざ変えることもありませんよね。
「フェイスタオル派」の意見
null「タオルを毎日洗濯するのはかさばるし、天気などにより乾きが悪く大変なので、フェイスタオル2枚を使っている」(31歳/主婦)
「私以外の家族はバスタオル派ですが洗濯物の量が多くて干す場所に困るから私はフェイスタオルで済ませてます」(45歳/主婦)
「髪の毛がショートヘアなので、髪を拭いてから身体を拭いてもまだまだ乾いた部分が多い」(50歳/主婦)
「フェイスタオル2枚で1枚は髪に巻いて、1枚は体を拭く用にしている」(39歳/総務・人事・事務)
フェイスタオルを使う理由としてダントツで多かったのは、バスタオルは洗濯が大変というもの。なかなか乾かないし、干すのも収納するのも場所をとるし、その点、フェイスタオルは1回に2枚使うとしてもかなり楽ですよね。
また、メインはフェイスタオルだけれど、バスタオルと決別しているわけではなく、適宜使っているという人もいました。
「体だけはフェイスタオルで十分拭ける。髪を洗った時はロングヘアなのでバスタオルを使う」(49歳/その他)
「洗濯物をなるべく減らしたいので、フェイスタオルで全身を拭き、バスタオルは体に巻く程度にしている。そうすると、バスタオルを毎日洗わなくて良いから」(50歳/総務・人事・事務)
バスタオルも使いたいけれど毎日洗濯するのは面倒という場合、こういう使い分けもアリかもしれませんね。
全身を効率よく拭けるバスタオルか、洗濯しやすいフェイスタオルか、風呂上がりにどちらがいいかは一概にいえません。また、筆者的にフェイスタオルはしっくりきませんでしたが、逆に、筆者周辺では「フェイスタオルに変えたら楽で、何でもっと早くにしなかったんだろうと思うくらい」という声もあります。みなさんも今回のアンケート回答をぜひご参考にしてみてくださいね。
成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。