今使っている洗濯洗剤の種類は?
nullまず、粉洗剤・液体洗剤・ジェルボール型洗剤の三択で洗濯洗剤の種類を尋ねたところ、回答は以下のように。
・液体洗剤・・・250票(80.4%)
・粉洗剤・・・43票(13.8%)
・ジェルボール型洗剤・・・18票(5.8%)
ご覧の通り、液体洗剤が8割オーバーと圧倒的。他方、新しいタイプのジェルボール型洗剤は、最近人気が高まっている印象もありますが、今回のアンケートでは1割未満とまだまだ普及途上といった感じですね。
続いて、それぞれの洗濯洗剤のよい点、不満な点について、みなさんのコメントをご紹介します。
液体洗剤のメリット、デメリット
nullまずは、今回のアンケートで多数派だった液体洗剤ユーザーの声から。
液体洗剤のメリットその1:水に溶けやすく粉が残らない
「液体だと溶けるのが早いので便利です。不満は特にない」(55歳/主婦)
「水にしっかり溶け込むので、ちゃんと洗えているなと実感できる」(29歳/その他)
「前は粉末洗剤だったので、溶けなくて塊になっていた事もありましたが、今は水で洗っても大丈夫になりました」(49歳/総務・人事・事務)
「粉の洗剤だと冬場はダマになるが、液体だと年中使える」(40歳/その他)
液体洗剤推しの声としてまず多かったのは、水に溶けやすく粉が残らないという点。特に、水温がどんどん下がるこれからの時期、溶け残りを気にしないで済むのは便利ですよね。
液体洗剤のメリットその2:すすぎが1回で済む
「すすぎ1回でも十分にキレイになっている」(35歳/主婦)
「すすぎ1回でいいのでエコだし、洗濯時間が短く済んでいる」(26歳/主婦)
「すすぎ一度で良いので、普段の洗濯にはちょうどよい」(55歳/主婦)
水に溶けやすいという1つ目のメリットとも関連しますが、すすぎ1回でOKとうたう液体洗剤が増えており、節水・時短になるという声も。
ちなみに、筆者は液体洗剤ユーザーなのですが、漫然と全自動におまかせしており、ずっとすすぎは2回やっていました。液体洗剤のメリットを活かせていなかったことを痛感……。
なお、洗浄力を重視したい方、肌が弱い方などは、すすぎ1回でOKの液体洗剤であっても、2回以上のすすぎを選択した方がいいようです。
洗浄力、消臭力は賛否両論?
「これしか使ってないので他のと比べられないけど、普通に汚れ落ちするので満足している」(50歳/主婦)
「少量でよく汚れが落ちるので満足」(53歳/主婦)
「使いやすいし、すっきり消臭してくれることに満足しています」(31歳/主婦)
「綺麗に洗えるし、香りも気に入ってて満足。ただ洗い上がりの白さを追求すると、やや不満」(47歳/コンピュータ関連以外の技術職)
「溶けやすいのは満足。粉末より汚れや臭いを落とす機能が弱いのは不満」(52歳/その他)
「靴下などの汚れが落ちない」(59歳/主婦)
「襟袖汚れがきちんと取れてない気がします」(46歳/コンピュータ関連技術職)
洗浄力、消臭力に関しては、「液体洗剤で十分」と満足する声と、「粉末洗剤と比べると物足りなさがある」との声に分かれました。
普段の洗濯は液体洗剤、特に汚れがひどい場合などは粉末洗剤というふうに、使い分けするのもアリかもしれませんね。
その他、こんな声も…
「洗濯物の量に対して、洗剤の量が簡単に調整できるので、液体洗剤が好きです」(56歳/主婦)
「使いやすいけれど、蓋やボトルがベタベタすることがある」(42歳/主婦)
「プッシュすればいいだけなので手が汚れず、すぐ入れることができて楽」(47歳/コンピュータ関連以外の技術職)
「プッシュ式の容器なのだが、中身が少なくなると出しにくくなり、そこが不便」(59歳/主婦)
「すぐなくなるからたくさん買い置きしておきたいけど、重いから買い物が大変」(38歳/主婦)
「濃縮タイプなので少量でいいし置き場所もコンパクト」(43歳/金融関係)
「ジェルタイプと迷いつつ液体を使っています。ただまだ長女が2歳なので、家にジェルタイプを置くのは怖いなと思っています。(遊んで口に入れてしまいそうです……)」(38歳/主婦)
液体洗剤に対する不満として、サイズが大きくて重い・収納場所をとる、計量時に液だれすることがある、といった声もあがりましたが、濃縮タイプやプッシュ式にすればそうした悩みも解消! 一口に液体洗剤といってもいろんなものがあるので、自分に合ったものを吟味してみてはいかがでしょうか。
粉洗剤のメリット、デメリット
null「気温の低い日は水に溶けないため、衣類に粉末の塊が付いてしまう」(41歳/主婦)
「液体洗剤はすぐに消費してしまい、汚れが余り落ちない。粉末洗剤はたっぷり使えて汚れがよく落ちる」(46歳/研究・開発)
「液体洗剤はにおいがきついので好きでないので、香りがほのかな粉末の方がいい」(56歳/主婦)
「使い慣れているので。アタックの粉は王道だと思う」(49歳/医師)
液体洗剤の項目でもお伝えしましたが、粉洗剤の難点といえば、溶け残りのおそれがあること。洗剤をいきなり洗濯機に投入するのではなく、ぬるま湯で溶かすなど一工夫が必要です。
他方、液体洗剤の強みは洗浄力の高さとコスパの良さ。筆者も液体洗剤ではどうにもならなかったカレーの汚れを、粉洗剤に頼って落とした経験はあります。
ジェルボール型洗剤のメリット、デメリット
null「液だれせず、容器も汚れないからいい。不満はないです」(40歳/デザイン関係)
「量るときに周りを汚さない。子どもでも簡単に洗濯ができるのがいいが、量が調節しにくい」(47歳/その他)
「計量の手間いらず。洗濯物が少ない時はもったいない気がする」(56歳/主婦)
ジェルボール型洗剤のよい点は、とにかく手軽なこと! ジェルボール型洗剤を洗濯槽に投入するだけでOKとは、洗剤の進化を実感できますよね。
ただ、計量する必要がないということは、裏を返せば自分で量を調整できないという点で、コスパが悪いとの声も聞かれました。まさしくメリットとデメリットが表裏一体ですね。
日々なんとなく使い続けている洗濯洗剤ですが、みなさんはどのタイプがお気に入りでしょうか? 今回のアンケート結果をご参考に、この機会に洗濯習慣を見直してみるのもいいかもしれませんね。