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「衣替え」シーズン到来!グッと手間を減らすには?衣類を長持ちさせる工夫も

だんだんと涼しい日が増えてきて、もうすぐ衣替えのシーズン。季節の変わり目=洋服の総入れ替え!と思いきや、意外とかかる時間と労力を減らすために「衣替えをしない選択」をしている人も多いといいます。

そこで今回『kufura』では、20~50代の女性205人にアンケート調査を実施。「衣替えをするかどうか」と「実践している負担軽減アイディア」、そして「衣類を長持ちさせるための工夫」を聞きました。集まった回答をご紹介します。

「衣替えをしない」人が4割以上!

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アンケートの結果はこちら。

【あなたは例年、衣替えをしますか?】(205人中)

衣替えをする・・・58.0%(119人)

衣替えをしない・・・42.0%(86人)

「衣替えをする」派が過半数となりましたが、「しない」派の人も4割以上! ここまで多いとは……!

しないという人はどんな風に夏服・冬服を管理しているのかも気になりますし、するとしても、なるべくラクに済ませたいというのが本音ですよね。衣替えをする派・しない派それぞれに、具体的な管理方法と、実践している工夫を聞いてみました。

手間なくスムーズに!「衣替えをする派」の負担軽減アイディア

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衣替えをする」と答えた119人に、衣替えのやり方として一番近いものを1つ選んでもらったところ、以下のような内訳になりました。

<衣替えをする・内訳>(119人中)

年に2回、しまってある服と入れ替える・・・68.9%(82人)

まとめて入れ替えるのではなく、数着ずつ段階的に入れ替えていく・・・21.0%(25人)

年に3回以上、しまってある服と入れ替える・・・10.1%(12人)

衣替えの回数は、年2回が圧倒的に多い様子。詳細についてもあわせて尋ねたところ、ぜひ真似したい実用的なアイディアが続々と寄せられました。

「季節ごとに服を分けて同じ引き出しの違う段に収納。季節の変わり目に引き出しを入れ替えるだけ。衣類の大がかりな移動はしません20歳/学生・フリーター)

「着ない服は思い切ってこまめに処分。入れ替える服の量が少ない方が断然ラクなので」53歳/主婦)

「どこにどの服がしまってあるのか分かるようにケースにラベルを貼っている」25歳/総務・人事・事務)

「衣替え本番の準備としてクローゼット近くに大きな袋を置いて、もう着ないなと思った素材の服を入れていく。入れ替えるべき服が明確になり、どの服を残しておくかの迷いが減ります33歳/総務・人事・事務)

「大きいタンスを買って服が全部収まるようにした」28歳/主婦)

シーズンごとの洋服をまとめて、ケースごと入れ替えるというコンパクトな移動を取り入れている人が多数みられました。また、ケースにラベルを貼ってひと目で中身が分かるようにしたり、入れ替える服を前もってセレクトしておいたりするひと工夫が、衣替えをラクにするコツのようです。

「衣替えをしない派」はどうやってそれを実現している?

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次に「衣替えをしない」と答えた人に、しないで済む秘訣を聞きました。まず、しない派の服の状況を聞いたところ、このような割合になっていました。

<衣替えをしない・内訳>(86人中)

季節ごとに分けて手が届く範囲に収納している・・・43.0%(37人)

さまざまな季節の服が混ざっている・・・32.6%(28人)

服が少ないorクローゼットが広いため、ほとんど収納の必要がない・・・24.4%(21人)

さまざまな季節の服が混ざった状態で収納している人もいれば、夏服・冬服それぞれの保管場所を別々に用意している人もいるなど、「衣替えをしない」派にもいろんなケースがあるようです。

あわせて具体的なポイントについて聞いたところ、なるほど!と膝を打つアイディアが集まりました。

「ワードローブは季節問わず着られる薄手の長袖や半袖にして、アウターで調整。衣替えを要するほど洋服を持たないようにしている41歳/主婦)

「すべての服をハンガーにかけて収納しているから43歳/主婦)

「春夏用のボックスと秋冬用のボックスを分けているので、季節によって開ける引き出しを変えるだけ」33歳/その他)

「かさばる冬物のコート類はクリーニング店の保管サービスを利用している52歳/総務・人事・事務)

「クローゼットの中の収納ケースに、衣類を四季ごとに分けて収納しているので衣替えをする必要がない。天気や気温によってすぐ着たいものを選べるので便利です51歳/主婦)

寄せられたコメントに共通するのが、洋服の大規模な入れ替えをしないで済むようにするという点。よく考えてみると、持っている服の量と収納スペースの広さに差があるから季節ごとに洋服を入れ替える手間が生じるわけで……。まずは服の量と収納エリアのキャパシティの見直しが大きな一歩かもしれません!

その他、衣類を長持ちさせるためのこんな工夫も

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収納してから次に着るまでの間で気になるのが、衣類の劣化。いざ着ようと取り出したら色がくすんでいたりニオイが気になったり……。そんなトホホを防止する工夫についても聞きました。

「クローゼットの扉を開けて、できるだけ換気するようにしている」37歳/その他)

「湿気取りや防虫剤の有効期間を守って取り替える35歳/総務・人事・事務)

「季節の終わりにはきちんと洗濯して乾燥させてからしまう」43歳/主婦)

「型崩れや折りたたんだ線が残りがちなジーンズは、二つ折りにしてハンガーにかけて保管55歳/主婦)

「カビ防止のために、一度洗ってあっても衣替えのたびに必ず洗い直す」52歳/その他)

「絶対に傷ませたくない大事な洋服は、衣類用のチャック付き袋に入れて保管。虫食いや湿気の心配もないし、何が入っているのかも一目瞭然。空気を抜けば収納場所も取らずラクです」42歳/その他)

リビングなどの生活空間とは違って、どうしても閉めっぱなしで湿気がこもるクローゼットの換気や除湿は忘れがちなポイント。しまう前の汚れの確認や畳み方の工夫も参考になりますね。

 

今回は、衣替えをする派・しない派さんそれぞれに、実践している衣替えの負担軽減アイディアを教えてもらいました。「そうすればよかったのか!」という気づきがあった人も多いのではないでしょうか? 衣類を長持ちさせる工夫と合わせて、少しずつ、ラクで機能的な方法を取り入れていきましょう!

三上 六花
三上 六花

三上 六花(みかみ ろっか)。ライター。

美容ジャーナリストのアシスタントを経て独立。持ち前の旺盛な好奇心をアンテナに美容ワールドを探索中。

映画と漫画をこよなく愛し、帰宅後は隙あらば即エンタメタイムの多趣味人。週に15番組ほど聴く、生粋のラジオリスナー。

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