「ムーミン アラビア」にサマー缶が登場中
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北欧生まれのキャラクター「ムーミン」とフィンランドの陶磁器ブランド「アラビア」がタッグを組んだライフスタイルブランド『ムーミン アラビア』。
その『ムーミン アラビア』から去年の秋、はじめてクッキー缶が発売されました。「ムーミン」ファンや北欧好きの間で大きな話題となりましたが、その後、まさかサマー缶が発売されるとは思いませんでした! 缶のデザインは、今年のサマーコレクションのマグとプレートと同じイラストを使用。
コミックス「イチジク茂みのへっぽこ博士」からインスパイアを受けたイラストで、「ムーミン」たちが海辺で過ごす夏の1日をライラックカラーやピンク色で彩っています。しかもちゃんと季節に合わせて中はクッキーではなくゼリーが入っています。
「ムーミン」のしかも『ムーミン アラビア』の缶が1,000円台で買えるって奇跡ですよね。
青いレモネードの素が入っている缶
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『レモネード(ムーミン缶/青色)』1,188円(税込)
こちらは毎年、暑い季節になると登場する“レモネード缶”。「ムーミンママ」が描かれたブルーの缶の中には、粉末状の“青いレモネードの素”が入っています。缶も中のレモネードも涼し気なのがいいですよね!
この“レモネード缶”、「リトルミイ」のお姉さん「ミムラねえさん」のバージョン(イエロー)もあります。
北欧の夏の飲み物が入った、メガネケース型缶
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そしてこちらはちょっと変わった形の缶。メガネケースみたいな形をしていますよね。あまりこうした形の缶に食べ物が入っているのを見たことがなかったので、目を惹きました。何が入っているかというとこちらも“レモネード缶”と同じく“ドリンクの素”。
「ムーミン」と「スナフキン」が描かれたブルーの缶には、フィンランドの夏限定の飲み物「シマ」の素。シマとはレーズン入りの発酵レモネードのこと。
そして「リトルミイ」が描かれたイエローの缶には、スウェーデンで夏にとれたベリー類を使って作る「サフト(濃縮ジュース)」の素が入っています。


実際、眼鏡や筆記用具を入れてみたらぴったり! これは再利用しやすいですよね! 最近、こうした“食べたあとの再利用”を考えているお菓子缶も増えてきている気がします。
『ムーミンショップ』限定の『榮太樓總本鋪』の飴缶
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10円玉などがないと開けられない『榮太樓總本鋪』のオリジナル缶。『ムーミンショップ』限定のものも見つけました。“赤い榮太樓缶”に「ムーミン」「スニフ」「リトルミイ」が描かれています。
日本橋の老舗である『榮太樓總本鋪』はさまざまなコラボ飴缶を作っていますが、まさか「ムーミン」バージョンがあるとは思わず。新鮮な発見でした!
いかがでしたか。冬の「ムーミン」もいいですが、日本とは違う北欧ならではの夏を感じさせてくれる「ムーミン」もいいですよね。しかもお値段もデパ地下で買うお菓子缶に比べてぐっとリーズナブルなのもうれしい! 気になった方はぜひお店に行ってみてくださいね。

編集者・フードジャーナリスト。多くの料理本や暮らしの本、キャンプ本を手がける。自著に子どものごはん作りの闘いを描いた『闘う!母ごはん』、『素晴らしきお菓子缶の世界』(共に光文社)がある。 プライベートでは猫2匹&犬1匹と小学生、大学生の女の子の母。ハワイじゃなくてグアムラバー/スターウォーズマニア/アダム・ドライバーファン。Instagram