「似合わない」はある日突然
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潔く……
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山田シャルロッテです。
中年になって、カジュアルな服選びが難しくなりました。「Tシャツ似合わない問題」はよく言われますが、カットソーやワンピース等、家で洗えてノーアイロンな扱いやすい服ほど、「去年まで問題なかった服が急に似合わない率」が上がってきています。
筆者は身長が高めで、若いころは「顔の難をまあまあのスタイルでカバー」という感じだったのですが、中年になっての肉質変化による、地味な体型の変化がすごいです。下半身のサイズアップはなんとなく「あるよね」と思えるのですが、意外なほど地味に響いてビビるのは上半身です。
「特別太った人」って感じにはなってないのに、二の腕の肉がダルっとブルブルして、肩~腕がコンパクトかつ柔らかい素材で作られている服がだらしなく見えたり、固い素材でも物によってはパツパツ感が出て、今までのサイズ選び感覚ではみっともなくて着られない、ということが出てきました。首~胸の肉感にハリがなくなって、あまりラフな服だとちぐはぐな印象になったり……。
大人のワードローブって「流行」よりも「自分に似合ってしっくりくるデザイン」が増えますが、そうして揃えた「今までは一軍」の服も、容赦なく「突然、なんか似合わない」になってきちゃう。
そういう服を救う(なんとか似合わせる)方法として、「ちゃんとしたアクセサリーをつける」でカバーできる場合もあります。アクセサリーやジュエリーに関しては、若いころに「なんか派手」と敬遠したようなものもしっくり似合うようになってたりするので、ネックレスや大振りのピアスなど、似合わないと思った服を処分する前、一度合わせてみると良いと思います。
……と、手持ちの服に関しては悪あがき必須、新調する時は、「首と腕のデザインと丈」「素材感」等を熟慮して、試着して買うようになっています。パンツ以外は試着無しで買える、って、若さの特権だったんですね。
漫画では、ヘア&メイクを変えてみて「いきなり頑張りすぎ?」と恥ずかしくなってやめる、という話になっていますが、こういうのも頑張れる範囲ならばアリだと思います。筆者は毎日自力で頑張る自信がなかったので、美容室でヘアスタイルとカラーをガラリと変えてもらったら、ごまかしがきく(笑)ようになったこともあります。
結局「そのままでは似合わない」となったら、潔く処分するか、似合わせる工夫に手間とお金をかけるか、どちからしかない。自分に合った方法で身だしなみアップ、頑張りましょう……!

ライター&イラストレーター・漫画家。1児を高齢出産後、都内で子育て中。
仕事をしながら子どものお稽古事やスポーツ活動の委員、PTA活動などもけっこう参加するので、ママ友多数。