スパッツ問題
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メンズの上半身裸体問題
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山田シャルロッテです。
暑くなってきましたが、この時期になるといつも考えてしまうのが「薄着のドレスコード」です。筆者は自分の年齢が40歳オーバーで、特別に鍛えていたり、特別スタイルがいいわけでもないので、基本は「なるべく露出を控える派」です。ここ数年は生足で膝より上が出るボトムスは履いたことがなく、上半身も、上腕部が二分の一以上隠れていないと落ち着きません。
そういう筆者的に、とっても気になるアイテムの一つが「スパッツとかレギンスの一枚履き」です。OK-NGの線引きが、本当に人それぞれだなぁ、と思います。個人的には「一枚履きで自宅の戸外に出るのはセクシー過ぎ」と感じてしまうのですが、そんな筆者を「古い」「考えすぎ」「逆に脳がエロい」「余計なこと考えて、その格好の人に失礼」と感じる人もいるだろう、とは思います。なので、ふだん付きあっている人々との会話で口に出すことはありませんが、「人それぞれだよね」という意味で漫画にしてみました。
あとね、漫画の二本目で扱った「男子の上半身裸」も、個人的に苦手です。たぶん筆者が、パーソナルスペースが激広いタイプだからだと思います。「初対面で敬語を使わない人が苦手」なのと同じ感覚で、「公の場でラフすぎる格好をする人が苦手」なのです。特に「上半身裸」のラフさには、当人に「自分のこの姿で不快になる人がいるかもしれない、という意識が薄い」タイプが多い気がします。
先日、SNSの友人同士のグループに、「外国のイケメン男性芸能人が上半身裸でウインクする動画」をシェアした友人がいました。その友人は「カッコいいから、女子が見れば誰もがアガるであろう」という意図だったようなのですが、最初、筆者にはその意図が伝わっておらず、「いきなり張られた動画だから、なにか、この友人グループ内の共通の話題的なシーンが出てくるのだろう」と思って見てしまい、見た後に「?」となってから、最終的にへこみました。
おこがましいと思われるかもしれませんが「前置きもなく、面識のない男性のムンムンしたセクシーショットを見せられ、セクハラに合った気分」になったのです。しかも、見せたのは「当人ではなくその信奉者で、わたしの友人」という入れ子状態。友人が無邪気なのはわかったので、特にコメントしませんでしたが。
筆者の仕事は基本的に個人作業がとても多いので、そういう「感覚の違い」を体感するのも、人づき合いや社会の醍醐味だな、と思います。

ライター&イラストレーター・漫画家。1児を高齢出産後、都内で子育て中。
仕事をしながら子どものお稽古事やスポーツ活動の委員、PTA活動などもけっこう参加するので、ママ友多数。