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玄関やソファに置きっぱなし…「帰宅後のランドセル問題」を解消した、わが家の片付けルール

「ただいま~!」から玄関やリビングに元気に放り出されるランドセル。ほほえましくもありますが、毎日目に入るとなるとけっこうストレス……。小学生の2人の娘さんの“ランドセル放置問題”に取り組んだ、整理収納アドバイザーでもあるライターの三木さんが決めた3つのルールをご紹介します。

自分の部屋があるのに、なぜランドセルがココに…?

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建売戸建てに家族5人で暮らすわが家。決して広いとは言えない間取りですが、子どもたちの勉強机は11台用意しています。そのため、ちゃんとランドセルの置き場所はあるんです!

それなのにも関わらず、ランドセルは玄関に置きっぱなし……。やっと運んだと思ったら、リビングのソファに移動されただけ、なんてことも頻繁でした。

ひどいときは、床にノートや文房具が散らばっていることも。ランドセルの口は開けっ放しで、歩くのにも邪魔です。

こんな状況が続き、ついには私のイライラが爆発(笑)。毎日「片付けてよ~」と声をかけることさえ、疲れ切ってしまったのです。きっと同じ悩みを抱えているのは“私だけじゃない”と思いたい……。

帰宅後の動きを「ルーティン」にしたら解消できた

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「片付けなさい」「自分の部屋に置いてきて」と声がけするだけでは、なかなか改善できなかったランドセル問題。もしかすると「帰宅後の行動に原因があるのかも」と思い立ち、家に入ってからの行動をルール化してみることにしました。

するとどうでしょう! これまで悩みに悩んできたランドセルの置きっぱなしが、ぴたっと解消されたんです。

1.帰宅後はそのまま子ども部屋のある2階へGO!

「ただいま~!」と家に入ったら、リビングに立ち入らずそのまま子ども部屋がある2階へ直行してもらいます。帰宅後すぐにトイレへ行きたいときも、まず自分の部屋へ移動した後に2階のトイレで済ませてもらうようにしました。

2.ランドセルを引き出しの上に置く

ルーティンを決めるときに、収納場所も見直しました。ものでごちゃごちゃしていた引き出しの上を「ランドセルの定位置」として使用。高さや大きさもランドセルを置くのにぴったりなので、“帰宅したらココに置く“を習慣にしてもらっています。

3.宿題もそのまま子ども部屋で

これまでリビング学習をすることが多かった子どもたちですが、これを機に“宿題は自分の部屋でやる”ルールに変えました。テレビなど誘惑が多いリビングで勉強するよりも、自室の方が集中できるようです。

今でも「ランドセル持っていって」「2階で宿題やりな~」と注意することはありますが、帰宅後の動きをルーティン化してからは声がけする回数がぐんと減りました。

繰り返すことで、子どもたちも“学校から帰ったら2階へ行く”が当たり前になりつつあります。

 

わが家の「ランドセル置きっぱなし問題」の経験が、子育て中の悩み解消の糸口になれば幸いです。

三木ちな
三木ちな

WEBライターとして、主にくらしや節約などの記事を手掛ける。趣味は節約と貯蓄で、業務スーパー歴20年のマニア。

仙台市出身で、現在は埼玉県在住。3人の子どもと夫との5人暮らし。クリンネスト1級、節約生活スペシャリスト、整理収納アドバイザー1級、腸活アドバイザーの資格をもつ。

X(旧Twitter)はこちら→@natsumama0805

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