「とりあえずとっておく」は紙だめの始まり
null「もしかしたら使うかも」「なんとなく捨てられない……」と、ハッキリとした残す理由がないままプリントをためつづけていませんか? じつは私も、もともとはこの考えだったので、気持ちはよく分かります。

でも、プリントはたまればたまるほど、振り返るきっかけは失いがち。大量の紙の山から欲しいプリントを探し出すなんて至難のワザですし、考えただけで気が遠くなる……。「取っておいたのに結局見ない」これって、意外と“あるある”ではないでしょうか。
プリントの片付けルール
nullいつもはリビング、ときには玄関。家のあちこちにできていた紙だまり。「これではマズい」という焦りに火がつき、「残す・残さない」プリントの判断ルールを決めました。片付けの決まりをつくってからは、大量の紙がテーブルの上を占領することもゼロになったんです。
1:宿題・テストは「全捨て」が基本


ちなみに、100点が取れたテストは例外! 子どもたちのやる気にもつながるので、リビングの壁に堂々と貼っていますよ(笑)。いずれは写真にとってデジタル化しますが、しばらくの間は思い出として残すつもりです。
2:おたよりはすべてデジタルで残す

紙で残さないと決めているのが、学校のお知らせに関するプリント。学期ごとの行事やほけんだよりなど、残しておいた方がいいものは撮影して、デジタル保存しています。
プリントを取っておいても、肝心なときに「どこに置いたっけ……」「家の中で迷子になった」となりがち。撮影したプリントをスマホの中にデータとして入れておけば、失くすことなくいつでも見られるので管理がラクです。
3:予定表は壁に貼る

給食の献立表や習い事のスケジュールに関するおたよりなど、子どもとも共有したいプリントは即捨てしません。壁に一定期間貼っておき、月をまたいだら処分する、としました。

わが家は、家族の目につきやすいキッチン近くの壁が掲示板代わり。マスキングテープで貼ると、短期間なら糊が残りにくいので重宝しています。
ランドセルの中からぐしゃぐしゃなプリントが……。
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学校から持ち帰ってきたプリント類は「即出し」を習慣にしています。帰宅後は、ランドセルを開けてすぐに出す。宿題・テスト・おたよりが混ざっていてもいいので、すべてテーブルに出すよう子どもたちにもお願いしました。
そのおかげもあって、今では「ランドセルの中がプリントでぐしゃぐしゃ……」という悩みは解消されつつあります! 完全にゼロにではありませんが(笑)。
友人やママ友に聞いてみると、子どもが持ち帰ってくる「学校のプリント問題」は、わが家だけでなく“あるある”のようです。紙の管理って、簡単なようで意外と大変なんですよね。
令和の今も、まだまだプリントの整理は続きます。これからも日々アップデートしながら、自分に合う片付けルールで管理していくつもりです。

WEBライターとして、主にくらしや節約などの記事を手掛ける。趣味は節約と貯蓄で、業務スーパー歴20年のマニア。
仙台市出身で、現在は埼玉県在住。3人の子どもと夫との5人暮らし。クリンネスト1級、節約生活スペシャリスト、整理収納アドバイザー1級、腸活アドバイザーの資格をもつ。
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