鍵盤ハーモニカは口をつけるパーツは除外する
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もう数年前になりますが、筆者自身、子どもが使った鍵盤ハーモニカをメルカリに出品したことがあります。その際には商品名や型番を明記して、鍵盤の汚れなども商品説明と写真で示しました。
ここまでは他の商品と同じですが、鍵盤ハーモニカの場合には直接口をつけるパーツがあります。それは出品から除外しました。子どもが小さい頃から使っていて歯形がついていましたし……。やはり衛生面を考えてのことです。そのため出品物としては、鍵盤ハーモニカ本体とケースだけ。
それでも1,700円で売ることができました。鍵盤ハーモニカの場合、配送方法が宅急便やゆうパックになるため送料は高めになるのですが、音が出ない鍵盤もなくまだまだ使えるものだったので、次にバトンタッチができてよかったと思っています。
書道セットは筆や硯の状態で判断
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書道のセットもいずれ使わなくなる学用品です。そのまま長く放置しているとカビが発生することもあるので、使わないと思ったら早めに出品しましょう。
書道の道具には筆や硯(すずり)、文鎮などがありますが、おそらく筆は状態が悪くなっていると思います。子どもが使っていたものなので、それなりのダメージがあるからです。
そうなると文鎮や硯、ケースなどになりますが、ケース付きのセットで売ると、送料が高くなってしまいます。そのためバラバラに出品するのも手。出品や発送の手間はかかってしまいますが、送料を考えると個別に売ることを考えてもよい商品といえそうです。
お裁縫セットはそっくりそのまま出品
nullお裁縫セットは、専用のケースに針や糸、はさみなどが入っている状態で、そのままそっくり出品した方がよさそうです。書道セットのように個別に出品することもできますが、裁縫セットに入っているものは100均でも買えるものが多いので、個別では売りにくいからです。
ダメージや針の本数などを写真で撮影して出品です。針はまち針を含めると本数を数えるのが面倒なので、写真でOK。極端に大きな裁縫セットでなければ、宅急便よりも送料が安い宅急便コンパクトかゆうパケットプラスで送れると思います。
教科書は出品してもいい?
null小学校や中学校の教科書は、進級や進学のタイミングで使わなくなるものです。でも義務教育で使う教科書は、文部科学省から供給されるもの。無料で使うことができているので、それをメルカリで売るのはどうなのか?という意見もあります。
筆者としては、トラブル防止のために教科書は出品しない方がいいのではないかと考えています。

でもお金を出して購入した参考書や問題集は、出品しても問題ないでしょう。たとえ書き込みがあっても、それを明記すれば欲しい人が買ってくれます。
学生服や体操着は出品禁止物に
null子どもが学校を卒業したら制服も使わないものとなります。購入時の金額も高いですから、使わないなら売りたい!という気持ちもわかりますが、制服はメルカリの出品禁止物になっています。
悪用され犯罪に使われる恐れもありますし、特に女子が使っていた制服の場合にはアダルト的な意味を含んでしまうからです。同じように体操着も出品禁止になっているので、個人で処分をすることになるでしょう。
ただ、自治体によっては制服バンクといって、不要になった制服を集めて必要な後輩に引き継ぐようなサービスもあるので、調べてみるとよさそうですよ。
子どもが使わなくなったとはいえ、学用品はまだまだ使えることが多いものの1つです。購入するとなると思いの外値段が高いこともしばしばですから、メルカリで探している人も少なくありません。次の人に使ってもらおう。そういう気持ちで出品していきたいものの1つですね。
※ メルカリのご利用・それに伴うやりとりに関しては、個人の責任のもとで行ってください

フリマアプリ・ネットオークションガイドとして、NHK「あさイチ」、フジテレビ「ノンストップ」などの情報番組に多数出演。『節約の達人 川崎さちえの ポイ活+クーポン+メルカリ スマホでおトク術』(インプレス)などの著書や、記事の執筆も手がける。
2003年、夫が子育てをするために、突然会社を辞める。翌月からの給料が0円になり、家にいながら、しかも空いた時間でできるオークションを開始する。ネットオークション歴20年以上、フリマアプリ歴10年以上の経験で培った独自の効率的な利用方法を発信し、オークションやフリマアプリの魅力を伝えている。