年齢を重ねるとともに「Tシャツがなんだか似合わなくなった」と感じたことはありますか?
null年齢を重ねるとともに「Tシャツがなんだか似合わなくなった」と感じたことはありますか?
よくある・・・29人(32.6%)
たまにある・・・37人(41.6%)
ない・・・23人(25.8%)
「よくある」と「たまにある」を合わせた7割以上が年齢と共にTシャツに苦手意識を抱いていることが判明。では、どういったポイントでTシャツが似合わなくなったと感じているのでしょうか? 理由を詳しくみていきましょう。
顔のくすみや首元のたるみ…加齢による「顔や雰囲気」の変化
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「顔がたるんで首周りにシワもでき、Tシャツを着ると顔がスッキリ見えない」(51歳女性/主婦/たまにある)
「体のシルエットを拾うぴったりしたラインのものが年齢的に似合わなくなった」(43歳女性/主婦/たまにある)
「顔が老けてきたことに伴って、Tシャツだと雰囲気が安っぽく見えるように」(53歳女性/主婦/よくある)
「顔にシミやくすみが出てきて、顔色に合うTシャツがあまりない」(42歳女性/主婦/よくある)
「白髪が増えて、ラフなTシャツだと手抜きコーデのように見えてしまいます」(51歳女性/主婦/たまにある)
最も多く寄せられたのが、顔のくすみや白髪に関連した加齢見えとTシャツのラフさとのギャップ。Tシャツそのものがシンプルなアイテムなだけに、顔の元気のなさが加速してしまう様子。年齢を重ねるにつれ気になってくる人も増えるのかもしれません。
ボディラインのたるみ見え…「体型」の変化
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「太ったことでTシャツをかっこよく着れなくなった」(55歳女性/主婦/よくある)
「二の腕が太くなって短めの袖だと逞しく見えてしまう」(50歳女性/主婦/よくある)
「胸が垂れ下がってきたせいか、なんだかみすぼらしい感じに」(51歳女性/主婦/よくある)
「体にメリハリがなくなり、着るとだらしなく見えるようになったから」(44歳女性/その他/よくある)
続いて多く寄せられたコメントは、加齢による体型の変化でTシャツが似合わなくなったという声。二の腕が太くなったりバストラインがダウンしたりと、女性が直面しがちな体型の変化で、ボディラインをピタッと拾いがちなTシャツの着こなしに苦労する人が多いようです。また、「デコルテが華奢になり、首回りが広いTシャツを着ると貧相な感じに見える」(49歳女性/主婦/よくある)、「若い頃はあった肉感が落ちてTシャツだと不健康な印象になりがち」(49歳女性/総務・人事・事務/よくある)といった加齢による痩せ問題でTシャツの着こなしに悩む人もいるようです。
カジュアルさが仇に…「年齢とのミスマッチ」感
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「カジュアルなロゴが入ったデザインは年齢と合わない」(43歳女性/主婦/たまにある)
「若作りしているような印象になってしまうことがある」(54歳女性/主婦/たまにある)
「はっきりした派手めな色や柄だと服だけ若いなと感じるから」(54歳女性/金融関係/たまにある)
「Tシャツのラフさが、だらしなさに転んでしまう」(46歳女性/総務・人事・事務/たまにある)
Tシャツのカジュアルさが、着こなしのネックになっているという声も寄せられました。シンプルで着回しが利くアイテムと思いきや、時として手抜き感やだらしのなさに転じてしまうというリアルな声も多数。では、Tシャツをうまく取り入れるコツとは一体!? 次は皆さんから寄せられた、大人女性のTシャツ選びのコツや気をつけていることをご紹介します。
「オトナT」選びの法則【1】 サイズや丈にゆったり余裕があるTシャツを選ぶ!
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「お腹とお尻のラインが隠れるくらいの長めの丈を選ぶ」(53歳女性/主婦/ない)
「ワンサイズ大きいものを選ぶことでシルエットが気にならない」(40歳女性/主婦/たまにある)
「ピッタリサイズのものは買わない。意外なことにメンズアイテム売り場でジャストなTシャツが見つかることも!」(51歳女性/パート・アルバイト/ない)
「二の腕や脇があまり見えないもので、ぴったりすぎず、ゆったりすぎずのサイズ感のものを買うようになりました」(44歳女性/主婦/たまにある)
Tシャツが似合わなくなった理由として多くあげられた「加齢による顔や体の変化」をカバーする秘訣は、余裕のあるサイズと丈を選ぶことのようです。気持ち大きいサイズのTシャツを選べば、悪目立ちしがちなボディラインをカモフラージュできそうです。メンズ服を選ぶという選択肢も参考になりますね。
「オトナT」選びの法則【2】Tシャツは単体で着ない。他のアイテムと組み合わせる!
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「Tシャツ1枚だとボディラインがはっきりと出てしまうから、Gジャンやジャケットの下などに着るようにしている」(50歳女性/主婦/よくある)
「Tシャツ単体での着用はほとんどしない。必ず上に羽織を一枚重ねる。こうすることで、苦手だと感じるようになったTシャツを着こなせています」(54歳女性/主婦/よくある)
「バストの下垂が目立たないように、ジャンパースカートやサロペット、ジレ、カーディガンなどで隠しています」(54歳女性/主婦/よくある)
「Tシャツの上に何か羽織ること。ダボッとした感じにメリハリがついてこなれて見える」(42歳女性/主婦/たまにある)
Tシャツを1枚で着るのではなく、ジャケットなど+1アイテムとのコーディネートも、大人女性がTシャツを上手に着こなすためのポイントのよう。シアーシャツや薄手のカーディガンなら軽やかに見えて、紫外線対策にもピッタリです。最近ではシアー素材の半袖ジャケットを羽織るのもおすすめ。オフィスなどのきちんとシーンでもTシャツが活用できますね。
また、「ハワイアン柄がしっくりくる」(54歳女性/その他/ない)というように主張強めのTシャツを選んで、Tシャツを大胆に主役にするという着こなし術も寄せられました。
「オトナT」選びの法則【3】シンプルさやデザイン、素材の上質さにこだわる!
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「安っぽく見える生地のTシャツは買わない」(41歳女性/主婦/ない)
「光沢のある上質で高級感がある生地の物をセレクト。アクセサリーとのコーディネートも映えて貧相な感じがしなくて、自信が持てます」(51歳女性/その他/よくある)
「ヨレたりヘタった印象が老け見えを加速させると思うので、あまり安いTシャツは着ない。生地がしっかりした上質なTシャツに投資」(54歳女性/その他/たまにある)
「柄やロゴなどに頼らずシンプルなデザインこそ、大人女性の醍醐味」(45歳女性/主婦/よくある)
ラフでカジュアルな印象を持ちがちなTシャツだからこそ、素材やデザインのきちんと見えにこだわっているという声も。ちょっと良いTシャツに投資して、ゴールドやシルバーのアクセサリーとのコーディネートを楽しむというのも大人女性の楽しみでもありますよね。
今回は、大人女性のTシャツへの苦手意識とそれを解決するためのアイデアをご紹介しました。厳しい暑さが続き、何かとTシャツに頼ることが多そうな今夏のコーディネートの参考にしてくださいね!

三上 六花(みかみ ろっか)。ライター。
美容ジャーナリストのアシスタントを経て独立。持ち前の旺盛な好奇心をアンテナに美容ワールドを探索中。
映画と漫画をこよなく愛し、帰宅後は隙あらば即エンタメタイムの多趣味人。週に15番組ほど聴く、生粋のラジオリスナー。