子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

「気づいたら食器棚パンパン!」食器を増やしすぎないための工夫&上手な処分方法

気に入った食器をちょこちょこ買っているうちに、気づいたら食器棚の中がパンパンになってしまっているという人はいませんか? 新しい食器を買ったり、もらったりした際は、古い食器を処分したり、食器棚の中を見直したりしないと、食器はただただ増えていく一方です。そこで『kufura』では、既婚女性273人にアンケートを行い、「食器を増やしすぎないための工夫と上手な処分方法」について聞いてみました。

食器の量を増やしすぎないためにやっている工夫

null

まずは、主婦の皆さんが普段から心がけている、食器の量を増やしすぎないための工夫を見ていくことにしましょう。

<食器の使用頻度をチェックして定期的に処分>

「1年に一度、食器棚の中の食器を見直すようにして、まったく使っていないものはすべて処分するようにしています」(39歳/主婦)

「半年以上使っていない食器は、定期的に処分するようにしています」(37歳/主婦)

「3年以上使用していない普段使いの食器は、処分すると決めています」(44歳/主婦)

「使う食器は大体限られてくるので、1カ月で一度も使わなかった食器は、少しずつ処分するようにしています」(28歳/その他)

「年末の大掃除の際に、いらない食器はすべて思い切って処分します」(40歳/その他)

やはり、ときどき食器棚の中をチェックして、しばらく使っていない食器を処分していくという人が多いようです。それほど頻繁に見直す必要はないと思うので、1年に1回、例えば年末の大掃除のときに食器を見直すなど、しっかりと時期を決めておくのが良さそうです。

<収納スペースに入る分しか食器を置かないようにする>

「食器の数は最小限にして、決まった収納スペースに入る分だけしか買わないようにしています」(40歳/その他)

「必要以上に食器を増やしたくないので、収納場所は小さめに設定し、そこに入りきらない分は、使っていないものから順に捨てるようにしています」(45歳/コンピュータ関連技術職)

「食器棚に入れられる量には限りがあるので、入りきらなくなった時点で、処分する食器を決めて捨てるようにしています」(50歳/主婦)

「食器は食器棚に入る分だけにして、それ以上は買ったり、もらったりしないように気をつけています」(40歳/主婦)

あらかじめ収納スペースを決めておき、そこに入る分の食器だけしか家に置かないようにすれば、食器が増え過ぎて困ることもありません。あっちにも、こっちにもと、いろいろな場所に食器を収納していると、食器はどんどんたまる一方なので、収納スペースはしっかりと決めておきましょう。

<新しい食器を買ったら今まで使っていたものを処分する>

「新しい食器を買ったら、いちばん古いもの、使い果たしたもの、最近使っていないものなどから、優先的に処分していきます」(42歳/主婦)

「新しい食器を一つ買ったら、古いものを一つ捨てるようにして、食器の数を増やさないようにしています」(28歳/総務・人事・事務)

「買ったりもらったりして食器が増えた場合は、その分だけ古い食器を処分するようにしています」(50歳/主婦)

「家にあるものと似たようなサイズや形の食器を買ったら、古いほうは必ず捨てるようにしています」(39歳/主婦)

新しい食器を買ったら、必ず代わりに古い食器などを捨てるようにしているという人も目立ちました。こうすればプラスマイナスゼロで、食器が増えることはありません。「まだ使えるから……」と躊躇するとどんどんたまってしまうので、ここは思い切りが肝心です。

<既存の食器が割れたときなどだけ新しい食器を買う>

「食器が割れたりして使えなくなったときしか新しいものを買い足さないので、どんどん増えることはありません」(45歳/主婦)

「素敵な食器を見つけても買わずにガマンし、家にある食器が割れてしまったときだけ新たに購入するようにしています」(56歳/主婦)

「我が家の食器は、好きなものだけを長年に渡ってコツコツと集めてきたものばかりなので、割れたりしない限りは新たに買うこともありません」(70歳/営業・販売)

「5人家族なので、食器はいつも予備を入れて6枚セットで買うようにしていますが、割れたり欠けたりして4枚になった時点で丸ごと処分し、新しいものに買い替えることに決めています」(56歳/主婦)

今ある食器が割れたときなどだけ、新しい食器を買うようにすれば、食器は絶対に増えませんよね。なお、普段から必要なものや本当に欲しいものだけを買うようにしている人は、割れたりものすごく気に入ったものがない限りは新しい食器を買わないとのことなので、食器を買う際はしっかりと吟味することも大切かもしれませんね。

<欠ける、汚れるなどした食器はすぐに処分する>

「欠けたり、ひびが入ったりしたものや、洗っても落ちない汚れがついたものなどは、すぐに捨てるようにしているので、食器が増えて困ることはありません」(51歳/総務・人事・事務)

「欠けた食器は、どんなに気に入っているものでもすぐに捨てるので、食器がどんどん増えることはありません」(59歳/主婦)

「色柄に古さを感じるようになったら、ためらうことなく捨てて、新しいものに買い替えるようにしています」(54歳/主婦)

「食洗機にかけてイラストなどがハゲてきてしまったものは、取っておかずにどんどん処分しているので、食器がたまりすぎることはないです」(23歳/総務・人事・事務)

食器は欠けたり、古くなってもまだ使うことができますが、それを捨てず取っておくと、食器はどんどんたまるばかり。欠けたり、古くなったり、汚れが取れなくなったりしたものは、思い切ってすぐに捨てるというのが、食器の量を増やしすぎないコツと言えそうです。

なお、今までご紹介した以外の工夫としては、「食器は家族の人数分しか買わないようにする」(29歳/その他)「衝動買いを避けるためにお店で新しい食器を見ないようにする」(47歳/主婦)などといったものもありました。

食器はそのまま捨てる以外にこんな処分の仕方も!

null

いらなくなった食器は、ゴミとして出すケースが多いと思いますが、まだまだ問題なく使えるような状態のものだと、なんだか捨てるのが申し訳ない気がしてしまいますよね。そんなとき、皆さんはどのように食器を処分しているのか、上手な処分方法を教えてもらいました。

<リサイクルショップやフリマなどで売る>

「リサイクルショップに持っていきます。1枚10円とかでも、立派な小遣い稼ぎになるのでありがたいです」(42歳/総務・人事・事務)

「以前、メルカリなどのフリマアプリに出品しました。良いものもたくさんあったので、高い値段で購入してもらえたし、食器もムダにならなくて良かったです」(57歳/主婦)

「フリーマーケットに出して売ります」(28歳/総務・人事・事務)

リサイクルショップや、フリマアプリ、フリーマーケットなどで売るという人が、かなりたくさんいました。割れたり、欠けたりしていなければ、物によってはそこそこの値段で売れる場合もあるようなので、捨てる前にぜひ試してみたいですね。

<友人や家族、欲しい人などに譲る>

「友だちや親が家に来たときに、いるとかどうか聞いて譲ります」(33歳/営業・販売)

「ツイッターやインスタなどのSNSにいらない食器の写真をアップし、欲しい人がいたらもらってもらうようにしています」(28歳/主婦)

「実家は親戚がたくさん集まることが多いので、いらない食器は母のところへ持っていき、使ってもらうようにしています」(28歳/その他)

「コロナ前は、いらなくなった食器は、家の前に『ご自由にどうぞ』と書いて置いておきました。すると、翌朝にはなくなっていることが多かったです」(49歳/主婦)

家族や友人に譲るという人も多い様子。SNSを通じて希望する人に譲ったり、家の前に置いて自由に持っていってもらうというのもいいですね。まだ使える食器は、必要な人に譲って使ってもらったほうがムダにならないし、捨てるより気分的にもいい気がしますね。

<再利用や寄付などほかにこんな処分方法も!>

「ガーデニングが好きなので、植木の受け皿などに再利用しています」(56歳/その他)

「子どもの学校のバザーなどに寄付します」(27歳/その他)

「古い食器を寄付できるサイトに送ります」(34歳/主婦)

「たくさん料理を作ったときに、食器ごと友人におすそ分けします」(40歳/その他)

ほかには、捨てずに家で再利用する、寄付するという人もけっこういました。食器がまだきれいで捨てるのが忍びないという場合は、こんな形で手放すのもいいですね。

いかがでしたか? 気づくと食器がどんどん増えて、食器棚の中がパンパンという人は、ぜひご紹介した皆さんの工夫や処分方法を参考に、家の食器を見直してみてくださいね。

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載