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新しい服に付いている「予備のボタン」どうしてる?…気になる保管の仕方や上手な活用法は

新しい服を買ったときに付いてくる「予備のボタン」。皆さんは、そのボタンをどうしていますか? きっと、とりあえずは取っておくものの、どんどんたまる一方で使い道に困っているという人もけっこういると思います。今回『kufura』では、「予備のボタンの保管の仕方や上手な活用法」についてアンケート調査を実施。皆さんが予備のボタンをどのように使っているのか、気になる活用方法を見ていくことにしましょう。

9割もの人が予備のボタンを捨てずに保管している!

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まずは女性406人に、「新しい服を買ったときに付いてくる予備のボタンは保管しておきますか?」と聞いてみたところ、以下のとおりとなりました。

「保管しておく」・・・351人(86.5%)

「保管せずに捨てる」・・・55人(13.5%)

このように、9割もの人が予備のボタンを保管しておくという結果に。ちなみに、「保管せずに捨てる」という人たちは、次のような理由でボタンを捨てているようです。

「保管しておいても今まで使ったためしがないので、最近はすぐに捨てるようにしています」(37歳/主婦)

「ボタンが取れたときがその服の寿命だと思うので、ボタンを付け替える必要はありません」(47歳/主婦)

「使うかどうかわからないボタンをずっと取っておくのは邪魔なだけなので、保管せずにすぐに捨てます」(30歳/総務・人事・事務)

「服を脱ぐときに毎回ボタンの状態をチェックし、取れかけていたらすぐに付け直すようにしているので、予備のボタンを取っておく必要がありません」(45歳/その他)

「小さい子どもの誤飲防止のため、予備のボタンなど細々したものはすぐに捨てるようにしています」(37歳/主婦)

いちばん多かったのが、「保管しておいてもどうせ使わないから捨てる」という意見。たしかに、使わないなら取っておいても邪魔なだけなので、早々に捨てたほうがいいですよね。また、「ボタンが取れたときが服の寿命」と考えて、予備のボタンを捨てるという人も意外とたくさんいました。

ビン、缶、裁縫箱…予備のボタンは保管場所を決めておく

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では、予備のボタンを保管しておくという人たちは、どんどんたまっていくボタンをどこに保管しているのでしょうか?

「専用のタッパーにまとめて入れておきます」(48歳/金融機関)

「小さなかわいい缶の中に入れてしまっておきます」(55歳/主婦)

「予備のボタン専用のビンを用意して、すべてその中に入れるようにしています」(26歳/総務・人事・事務)

「必要なときにすぐに付けられるように裁縫箱に入れています」(46歳/その他)

「タンスの決まった引き出しの中に入れておきます」(59歳/主婦)

「付いていた服のポケットの中に入れっぱなしにしておきます」(38歳/主婦)

「予備のボタンは、それぞれの服のタグなどに縫い付けて、なくしたときにすぐに付け替えられるようにしています」(88歳/主婦)

ほとんどの人が、タッパーや缶、ビンなど、専用の入れ物を用意して、予備のボタンをまとめて保管しているようです。決めた場所に保管しておくことで、予備のボタンをなくす心配はありませんが、たくさんたまったボタンの中から必要なボタンを一つだけ探すという作業は、かなり手間がかかって大変です。

そんな手間を省くためにも、「付いていた服のポケットに入れておく」「服のタグに縫い付けておく」というような方法で保管しておけば、イザというときにすぐにボタンを付け替えることができるので、とても便利ですね。

予備のボタンはこんな風に活用するのがおすすめ!

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では、実際にどのように予備のボタンを活用しているのか、以下皆さんおすすめの活用方法を見ていくことにしましょう。

<服や小物などのリメイク&カスタマイズに利用>

「少し飽きてきてしまった上着やコートなどのボタンを、他の服に付いていた予備のボタンに付け替えて、新しいファッションを楽しんでいます」(75歳/主婦)

「シンプルなセーターやベストなどに、いろいろな色のボタンを並べて付けたり、タイトスカートのスリットに縦に並べて付けたりしています」(78歳/主婦)

「買った服のボタンが好みじゃないときに、予備のボタンの中から気に入ったボタンを選んで付け替えたりしています」(71歳/主婦)

「ちょっと地味な帽子に付けて、アクセントにしたりしています。気分に合わせて、いつでも気軽に付け替えられるのがいいですね」(74歳/総務・人事・事務)

「無地のエコバッグなどに、飾りとして何個かのボタンをかわいく組み合わせて縫い付けたりしています」(53歳/主婦)

「帆布バッグをカスタマイズする際に、飾りとして予備のボタンを使っています」(28歳/弁護士)

予備のボタンは、服や小物をリメイクしたり、カスタマイズする際にとても便利。もともと付いていた服のボタンを付け替えたり、小物に飾りとしてプラスするだけで、服や小物の印象がガラリと代わって、新たなテイストを楽しむことができますよ。

<手作りの服や小物など裁縫や手芸に活用する>

「自分の服を作るときに使ったり、ぬいぐるみの服を作るときに使ったりと、予備のボタンはけっこう重宝しています」(54歳/主婦)

「ペットの服を作るときの飾りにしたり、小物を作るときの飾りにしています」(69歳/主婦)

「子どもの通園バッグや巾着、スタイを作るときに使用しています」(35歳/主婦)

「手作りの布マスクに、予備のボタンをワンポイントの飾りとして付けています」(62歳/その他)

「予備のボタンを手作りのぬいぐるみの目として使ったりしています」(67歳/その他)

「いろいろなボタンを組み合わせてブレスレットを作ります」(30歳/営業・販売)

「かわいいボタンはヘアゴムの飾りとして使っています」(51歳/主婦)

「裁縫や手芸が趣味」という人にとっては、予備のボタンはとても大事なアイテムで、捨てるなんてことは絶対にないようです。手作りの服や小物など、予備のボタンはいろいろなものに活用することができ、新たにお金を払ってボタンを買う必要がないのもうれしいところ。「予備のボタンは手芸好きの友だちにあげています」(49歳/主婦)という使い方も、喜んでもらえそうでいいですね。

<子どもの工作や趣味のクラフトなどに使う>

「子どもといっしょに予備のボタンを使っていろいろな工作を作り、家で楽しく遊んでいます」(31歳/デザイン関係)

「学校の図工の授業でボタンが必要になるときがあるので、そのときに子どもにたくさん持たせます」(37歳/その他)

「かわいいボタンだけを取っておいて、趣味のコラージュ画の材料にしています」(34歳/営業・販売)

「予備のボタンは、趣味のボタンアートに活用しています」(40歳/主婦)

予備のボタンは、クラフトに使うのもおすすめ。子どもの工作にもいろいろと使えて便利です。コラージュ画やボタンアートなどにも活用することができるので、おうち時間が増えた今、ボタンを使った新たな趣味に挑戦してみるのもいいかもしれませんね。

<フリマで売るなど活用法はほかにもいろいろ!>

「取れてしまったボタンが見つからないときに、予備のボタンのストックの中から似たようなボタンを探して付けるようにしています」(64歳/その他)

「ネットオークションなどにまとめて出品して売ります。けっこう高値で売れますよ」(51歳/その他)

「予備のボタンはまとめて取っておき、ある程度たまったらフリーマーケットで売るようにしています」(30歳/その他)

「子どものころはあまりおもちゃもない時代だったので、大小さまざまなボタンを人形に見立てて遊んでいたのが懐かしい記憶です」(75歳/主婦)

「子どもがボタンを留める練習をしているところなので、予備のボタンを使ってボタン付きのおもちゃを作ったりしています」(36歳/総務・人事・事務)

「かわいいビンにキレイな色のボタンをいろいろ詰めるだけで、ステキなインテリアになるのでおすすめです」(54歳/主婦)

予備のボタンの活用方法は、ほかにもいろいろ。中でも、服のボタンをなくした際に、ストックしてある予備のボタンの中から、似ているボタンを探して付け替えるという使い方が特に多いようです。また、意外と多かったのが、ネットオークションやフリマで売るというもの。けっこう高値で売れるようなので、今後はボタンを捨てるのがもったいなくなりそうですね。

ご紹介したとおり、予備のボタンは、本来の服に付いていたボタンの予備としての使い方以外にも、工夫次第でいろいろなことに使うことができます。ぜひこの機会に、たくさんたまった予備のボタンを有効活用してみてはいかがでしょうか?

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