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翌日固くなっちゃう…「大福」の美味しさ長持ち保存方法!冷凍・常温・解凍の仕方まで

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午後のティータイムは、クリームやチョコレートたっぷりのケーキもいいですが、素朴な甘さの「大福」も捨てがたいですよね。大福はモチモチした食感が美味しさのポイントですが、時間が経つとすぐに固くなってしまうのが困りもの。モチモチの食感をキープするために、皆さんはどのように大福を保存していますか?

そこで今回も、食品保存のスペシャリストである料理研究家・食品保存アドバイザーの島本美由紀さんに、長持ちさせるための「正しい保存方法」をレクチャーしてもらいます。


こんにちは、島本美由紀です。連載82回目は「大福」。和菓子の定番ともいえる大福は、いただきものとして箱入りでもらう機会もよくありますが、一度にすべて食べきることができずに硬くなってしまうことも多いですよね。今回は、大福のモチモチとした美味しさを保つための上手な保存方法をご紹介していきます。

大福の常温保存の仕方

大福は低温で保存すると固くなってしまうので、密閉容器などに入れて常温で保存します。通常、大福は購入日に食べるのが原則なので、当日中に食べきれない場合は、次にご紹介する方法で冷凍してください。

大福の冷凍保存の仕方

驚く人も多いかもしれませんが、実は大福はそのまま冷凍保存することができます。

・ラップでしっかり包んで乾燥を防ぐ

大福は1個ずつラップで包んでから、まとめて冷凍用保存袋に入れて冷凍します。室温に10分ほど置けば解凍できるので、自然解凍してからいただきましょう。

・凍ったまま天ぷらにしても美味しい!

冷凍した大福は、凍ったまま天ぷら衣をまぶして油で揚げると「大福の天ぷら」に。170℃の油で表面が色づくまでサッと揚げればOKです。皮がマシュマロのような食感になって、とっても美味しいですよ。

大福の保存期間の目安

大福を購入当日、もしくは賞味期限内に食べきれない場合は、冷凍して長持ちさせるのがおすすめです。

・常温保存の場合の目安

購入した日のうちに食べきるのが原則ですが、商品によっては数日間日持ちするものも。包装に表示されている賞味期限内に食べるようにしてください。

・冷凍保存の場合の目安

大福を冷凍した場合は、約1カ月間長持ちさせることができます。

簡単レシピ「切り餅を使った大福の作り方」

今回は切り餅を使った大福の作り方をご紹介します。とても簡単なので、お子さんといっしょに楽しく作ることもできますよ。

・切り餅を柔らかくこねるのがポイント

(1)耐熱皿に切り餅を一つ入れ、お湯をひたひたまで注ぎます。そのまま電子レンジ(600W)で1分ほど加熱しましょう。

(2)お湯を小さじ2~3杯程度残した状態にして残りを捨て、そこに砂糖小さじ1杯強を加えてスプーンでこねるように混ぜ合わせます(餅が硬くて混ぜにくい場合は、水を少し加えてから電子レンジで20秒ほど再加熱してください)。

(3)バットに片栗粉(適量)を広げたら、そこに(2)をのせて全体に片栗粉をまぶし、用意したあんこを包んで丸めれば完成です。けっこう大きめになるので、餅を二等分してから、それぞれあんこを包んで丸めてもOKです。

具材はあんこだけでなく、定番のあんこ&いちごのほか、あんこ&メロン、柿、パイナップルなども可能。チョコ&マシュマロも美味しいので、自由にアレンジを楽しんでみてください。

いかがでしたか? スーパーなどで売っている大福は数日間日持ちするものもありますが、和菓子専門店で売っている大福は当日中に食べなくてはならないものがほとんどです。食べきれない場合は、その日のうちに冷凍するのが美味しくいただくためのコツ。正しい方法で冷凍して、後日に大福の美味しさをしっかりと味わうようにしてください。

【参考】

島本美由紀(2015)『もっと野菜を!生のままベジ冷凍』(小学館)

島本美由紀(2015)『ひと目でわかる!食品保存事典』(講談社)

構成・文/土田奈々子

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