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巨峰の皮をツルンと簡単に剥く方法も!ぶどうの長持ち保存方法…選び方のコツや冷凍保存の仕方

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暑くなり、さまざまな種類の「ぶどう」が店頭に並ぶようになりました。甘くて美味しいぶどうは、夏から秋にかけてのデザートにピッタリ。ただ、意外とすぐに実が柔らかくなったり、茶色く傷んできたりするため、家で保存する際には注意が必要になります。

そこで今回も、食品保存のスペシャリストである料理研究家・食品保存アドバイザーの島本美由紀さんに、長持ちさせるための「正しい保存方法」をレクチャーしてもらいます。


こんにちは、島本美由紀です。連載64回目は「ぶどう」。甘くてジューシーなぶどうは、夏から秋にかけてのこれからが旬。お土産にもらったり、ぶどう狩りでたくさん持ち帰ることなどもあると思いますが、巨峰など粒の大きい品種は一房でもけっこうな量があるため、一度に食べきれないことも多いはず。今回は、ぶどうの中でも大粒でボリュームのある「巨峰」に関する保存方法についてご紹介していきます。

美味しいぶどうの選び方

ぶどうは色が濃くて表面に張りがあり、果粒がはちきれそうにふくらんでいるものが良品です。また、果実全体に「ブルーム」と呼ばれる白い粉のような結晶が出ているものを選びましょう。枝は緑色で太く、切り口が乾燥していないものがおすすめです。

・実が取れているものはNG

ぶどうの実が房からたくさん取れてしまっているものは、鮮度が落ちている証拠。ちょっと揺すってみても落ちずに、実がすき間なくしっかりついているものを選ぶようにしてください。

ぶどうの冷蔵保存の仕方

ぶどうは意外と暑さに弱いため、鮮度をしっかり保つためにも、購入後は冷蔵庫で保存するのがおすすめです。

・枝を5mm残して一粒ずつ保存

ぶどうは房のまま保存をすると、下になった部分から傷んできてしまうので、房から外して一粒ずつの状態で保存します。房から外す際は、枝を5mmほど残してキッチンバサミで1粒ずつ切り離し、フタ付きの保存容器に入れて野菜室で保存します。

ぶどうの冷凍保存の仕方

驚く人も多いと思いますが、ぶどうは冷凍保存することも可能です。凍ったまま食べるとシャーベットのように美味しくいただけるので、暑い夏のおやつとしておすすめです。

・実だけの状態で保存する

ぶどうは実を一粒ずつ外して、冷凍用保存袋に平らに入れて冷凍します。食べるときは、凍ったまま冷凍していないときと同様に皮をむいていただきますが、サッと水をかけると簡単に皮がむけるので食べやすくなります。また、皮をむいた凍ったぶどうを氷代わりにドリンクに入れるのも、見た目がきれいでおすすめです。

ぶどうの保存期間の目安

丸ごと房の状態で保存をするとぶどうはすぐに傷んできてしまいますが、一粒ずつ切り離してから保存することにより、冷凍はもちろん冷蔵でも長持ちさせることができます。

・冷蔵保存の場合の目安

枝を5mmほど残して一粒ずつ切り離して保存した場合は、野菜室で約1週間保存できます。

・冷凍保存の場合の目安

実だけの状態で保存袋に入れて冷凍した場合は、約1カ月間保存が可能です。

ラクワザ!大粒ぶどうの皮をつるんと簡単にむく方法

巨峰などの大粒のぶどうを食べる際、一粒ずつ皮をむくのはけっこう大変ですよね。指で実を押し出しても、皮には果肉がくっついてしまってもったいない。今回は、冷凍しなくてもつるんと簡単にぶどうの皮をむく方法をご紹介します。

・沸騰したお湯で20秒茹でる

ぶどうを枝から外して洗ったら、沸騰したたっぷりのお湯の中で20秒茹でましょう。すぐにザルに上げて、流水にあてれば簡単に皮がむけていきます。味も食感も損なわれることなく、美味しくいただくことができますよ。

小さなお子さんにぶどうを食べさせるときや、デザートを作るときなど、この方法でぶどうの皮をむいておくととても便利です。

いかがでしたか? ぶどうを保存する場合は、房のまま冷蔵庫に入れる人がほとんどだと思いますが、長持ちさせるためには枝を少し残した状態で一粒ずつ切り離して保存するのが正解。こうするだけで、ぶどうがグンと美味しく長持ちするようになるので、ぜひ皆さんも試してみてくださいね。

【参考】
島本美由紀(2015)『もっと野菜を!生のままベジ冷凍』(小学館)

島本美由紀(2015)『ひと目でわかる!食品保存事典』(講談社)

構成・文/土田奈々子

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