「飽きない少数精鋭コーデ」
nullこんにちは、イラストレーター・整理収納アドバイザーのおふみです。
以前は服は多ければ多いほど選択肢が増えて豊かだと思っていて、100着以上の服を持っていましたが、予算の限度もあるのでどこか妥協しているところがありました。また、数が多すぎて服を探すのもストレスでした。
そういったことから、少数精鋭のコーディネートにしようと考え、今では1シーズン10着前後あればほどよいことに気づきました。冬はアウターが増えるので12着ほど、夏はアウター不要のため8着ほどで、だいたい10着前後を指標にしています。
10着の内訳は、大まかにトップス3、ボトムス3、ショートのアウター1、ロングのアウター1、ワンピース1~2着という感じです。
洗濯も我が家の場合は週2回洗濯で、洗濯までの期間に2〜3日出かけるペースなので3コーデあれば次の洗濯に間に合います。必要なコーディネートの数は洗濯の頻度や生活スタイルによっても変わってくると思います。
コーディネートは基本コーデを3つ考えます。3つだけだと飽きてくるので、仮にブルーのトップスと黒のワイドパンツが基本コーデなら、ボトムス違いも準備するなどで、3つそれぞれにサブコーデも用意します。
色はどの組み合わせにしても合うように選んでいるので、結果的に9パターンのコーデができ、飽きずに楽しめています。
「思い出のものは〈飾る〉〈使う〉」
null数年来推していた舞台が終わりを迎え、推し活を卒業しました。
千秋楽に着ていった服も、リングライトも、もう二度と使うことがなくてもずっと持っていたいと思いました。写真ではなく物理でリングライトに指を通しながら涙を流し、推した日々を思い出したいと思ったのです。
使わないものだけど、これだけは思い出ボックスに入れて、あるいは部屋に飾ってでも、観賞用として残したい。過去のことにするには何年何十年とかかり、下手すると一生整理がつかない思い出の品もあるのだと思いました。
千秋楽で着たライブTシャツは、クローゼットの一番手前、最も目につく場所に吊るしておくことにしました。着替えのたびに視界に入ります。
ものとしてはもう着ない、本来なら不要なものです。でも棺桶に入れてほしいくらい大事に思うものだから、手放そうと思う日が来るまでは観賞用として残すことにしました。
みなさんにとって残したい思い出の品はありますか? 思い出の品のさりげない飾り方を考えてみたいと思います。
器ならもの入れとして使ってもいいですし、ポスターやブロマイドならクローゼットの扉の内側に貼って、扉を開けるたびに鑑賞してもいいかもしれません。ある程度収納スペースをちゃんととることも大切。
家全体で収納バランスがとれればそれでいいと思います。奥にしまい込まずに飾ったり使ったりできると理想的です。
たまには後ろを振り向きながら元気に生きていきたいですね。
「すっきり寝るための夜の過ごし方」
null夜寝る前には照明をオレンジの間接照明にして目が冴えないようにしています。そしてPCを開き日記をつけます。PCに向かうのが億劫に感じる時は、ベッドに転がりながらスマホのメモ帳に書くことも。
モーニングページ(書籍『ずっとやりたかったことを、やりなさい。※』の中で紹介)といって頭の中に浮かんだことをそのまま書くことを毎日続けるワークがあり、それを2016年から続けていますが、朝に限定すると書けない日もあったので、寝る前が自分に合っていました。脳の排水だと思って、頭に浮かんだことを全て書き出します。
本来は紙3ページ分なのですが、書きたいことがなくなったら終了というゆるい形で気楽に続けています。
(※『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』著:ジュリア・キャメロン、訳:菅靖彦/サンマーク出版)
また、いきなり目を閉じて眠りにつくのが苦手で、何かしら文字を読みながら過ごし、ガクンと眠気に襲われたタイミングで目を閉じるのが一番気持ちよく眠れます。
以前はX(旧Twitter)を見ることが多かったのですが、ショッキングなニュースに触れてしまうと目が覚めたり、興味がありすぎる事柄だと検索したくなったりと睡眠から遠のいてしまいます。
最近は小説のほか、文体が好みの人のブログを読んだりしています。スキンケア、ジュエリー、暮らし、旅、読書記録などの記事を読むことが多いです。
興味がありつつも、小説と違って内容を覚えておく必要がなく、「またこのページを見ればいい」と思えるので、安心して読んでいられてありがたい存在です。
文・イラスト/おふみ
朝や夜の心地いいリズムや仕組みを作ることで、「自分らしい暮らし」に一歩近づけるはず。
前回・前々回でご紹介した「10分でできる暮らしの片づけ」、「10分でできる暮らしの点検・見直し」のほか、おふみさんの新刊『暮らしを見直す10分間』にはさまざまなアイデアが満載です。たった一つ実践するだけでも、暮らしがぐっと身軽になるかも? ぜひ取り入れてみてくださいね。
【著者】おふみ
イラストレーター、ミニマリスト。整理収納アドバイザー1級。汚部屋状態から一念発起、2014年から片づけを開始。2015年からミニマルな生活を綴るブログをスタートし、人気に。これまでの著書に『小さな暮らしは生きやすい』(大和書房)、『おふみさんの捨てログ』(文響社)などがある。
Instagram→@ofumi_3
『暮らしを見直す10分間 気持ちに余裕ができるアイデア』(著:おふみ/税込み1,650円/大和書房)
インスタフォロワー9万人! 人気ミニマリスト・おふみの、暮らしを整える最新刊。ミニマリストでもモノは増えていくし、忙しければ予定はいっぱいになる。気持ちにゆとりを持って、毎日身軽に暮らすためのTIPS。