材料はグラニュー糖、食紅、水だけ!
nullロックキャンディの材料は単純です。グラニュー糖、食紅、水。あとは道具としてコップ、竹串、割り箸、ラップがいります。
全部スーパーでそろうのもいいんです。
ロックキャンディ
<材料>(作りやすい分量)
グラニュー糖6カップ
水2カップ
食紅 適量
<つくり方>
(1)片手鍋などに水を入れ、沸騰させる。
(2)沸騰したら火を止め、グラニュー糖を入れ、よく溶かす。
(3)食紅を入れて色をつける。グラスなど背たけのある耐熱容器に移し替える。
(4)竹串を水で濡らし、濡れた部分にグラニュー糖(分量外)をたっぷりまぶす。
(5)竹串がグラスの底につかないよう、割り箸や洗濯ばさみをつけて留め具代わりにし、3のグラスに入れ、1~2週間ほど待つ。
※グラスの口の部分にほこりが入らないよう、ラップでくるんでください。
何色か作る場合はつくり方(2)の段階でグラスなどにいくつか取り分け、グラスの中で色づけを行ってください。
ちなみに食紅の量はいつも適当ですが、“ちょっと濃いかな?”くらいしっかり色をつけた方がきれいに仕上がります。
また(5)の段階で竹串がグラスの底につかないように、割り箸や洗濯ばさみを留め具代わりにして調整していますが、これはグラスの底に竹串がついてしまうと、底から結晶化してしまい、取り出すときに崩れてしまうからです(のちほど失敗例をお見せします)。
翌日にはもう竹串に結晶が出来始めているのがわかります。まるで生き物!
どんどん変化し、出来上がっていくので毎日観察するのも楽しみのひとつ。
2週間後には表面も結晶化し、このような状態に。そして中にできているはずの“ロックキャンディ”を取り出します。
……失敗しました(笑)!
留め具が甘かったせいか竹串が落ちてきてしまい、グラスの底にくっついてしまったため、取り出すときに結晶が壊れてしまいました。でもなんとか左4本はうまくいった……かな? でもこうした失敗も含めて楽しいもの!
できた結晶を虫眼鏡で見ても楽しいですし、日の光に透かせばキラキラと光り、まさに宝石。
しかし実験後はせめて紅茶に入れたりして使ってほしいのですが、子どもはそのままキャンディーのようにペロペロなめて楽しんでいます……。
いかがでしたか、ロックキャンディづくり。正直、砂糖の結晶化について言葉ではうまく説明できないのですが、こうして実験してみると“目で見てわかる”ので子どもも楽しい様子。
いろんな色で作ったり、竹串ではない別のものに結晶化させてみたり、色々な環境(暖かい場所で作ってみたり、冷蔵庫に入れてみたり……)と実験にアレンジも効くので、親子で楽しんでみてください。